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春本雄二郎初監督『かぞくへ』上映をクラウドファンディングで実現!

観るひとの心を大切に。
心を描き、揺さぶる春本雄二郎初監督『かぞくへ』上映支援プロジェクト!

無名の俳優、初監督、オリジナル脚本にも関わらず、東京国際映画祭に正式出品され、フランスの映画祭では最優秀アジア映画賞を受賞。緻密な脚本や演技力の高さを評価された本作をより多くの皆様に届けるための配給宣伝費を募ります。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2018年3月30日23:59に終了しました。

コレクター
182
現在までに集まった金額
1,746,300
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2018年3月30日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
Cine la Verite

春本雄二郎主催による独立映画製作団体。2015年1月に第一作目『かぞくへ』を撮影。撮影スタッフは春本の日芸映画学科時代の同期、京都撮影所時代の同期、東京の現場での先輩などの『技師レベルの人材』よって構成され、また俳優部は無名ながら『現場経験豊富かつ確かな実力をもったこれからの人材』で構成されており、低予算・短期間でもハイクオリティな作品を生み出すことに成功している。 『いまの日本だからこそ描ける映画を、描くべき映画を』が団体のテーマである。 現在、長編第二作目『由宇子の天秤(仮題)』を製作準備中。

このプロジェクトについて

無名の俳優、初監督、オリジナル脚本にも関わらず、東京国際映画祭に正式出品され、フランスの映画祭では最優秀アジア映画賞を受賞。緻密な脚本や演技力の高さを評価された本作をより多くの皆様に届けるための配給宣伝費を募ります。

■はじめに

みなさま、はじめまして。お忙しい中、このページをお読み頂きありがとうございます。

映画『かぞくへ』の監督をしております、春本雄二郎と申します。

大見出しをご覧になって下さった方、

『観るひとの心を大切に。』

のフレーズに、ひっかかった方も多いと思います。『ひとの心を大切にってどういうこと?』『映画の内容、面白さと何の関係があるの?』『きれいな言葉でつくろってるだけじゃないの?』。たくさんの疑問、ご批判、あると思います。

この見出しを作った以上、僕にはそれを証明する義務があります。

『かぞくへ』の内容について、あれこれ言う前に、まず、作り手である人間を理解して頂くことの方が大切だと思います。ですので、僕はきれいごとは言いません。上辺だけのお涙頂戴の言葉で、みなさまを感動させて、お金を出して頂こうなどとこれっぽっちも思っていません。僕の考えに、心から賛同し、それを共有して頂く方を募るために、僕がいま感じている、

日本の映画業界をとりまく現状。

その中で、どう、観るひとの心に届く、独創性ある映画を作っていくのかー?

について、ありのままをお話ししていきます。

どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです。

監督・脚本:春本雄二郎

■助監督をしながら感じた違和感

平成16年、3月、日本大学芸術学部映画学科を卒業したあと、僕は就職しませんでした。バイトをしながら、自主映画のシナリオを書いて、映画を完成させて、映画祭で華々しくデビューしてやろうと思っていたからです。でもそんな甘い夢は簡単に破れました。

この辺の理由や苦労話は、長い上にありきたりなので省きます。ただ、ひとつ言えることは、10年前は現在と違い、簡単に高画質の動画が撮れるツールがなかった。これは大きな理由です。

バイトの給料で、当時の高い機材や、人材を揃え、撮影費を賄うことは至難の技でした。

あと、最大の要因は、自分の根性・キャパ不足です。

助監督として修行をする覚悟を決めた僕は、松竹京都撮影所の門戸を叩き、時代劇を数多く経験させて頂きました。その後、東京でフリーの助監督となり、述べ10数年、助監督を経験しました。そこで得たものは、はかりしれなく、一番大きかったのは、映画はたくさんのスタッフ・キャストの力を結集してつくるもの、ということを学べたことでした。また、そこにおいて一番必要なのは、コミュニケーション能力、ということも学べました。体力・精神力のタフさも身につきました。

話を本題に戻します。僕が感じた違和感について。

で、助監督をしていると、当然、どのようにして、企画が立ち上がり、映画化、ドラマ化、されていくのかが、次第に分かってくるのです。撮影所や制作会社の企画会議なるものに参加する機会に、意気揚々と自分で作った脚本や、企画書を持っていく…。で、プロデューサーが中身を見る前に一言、『元の原作は?どこからひっぱってきたの?』。以上、会話終わりー。

すごく親身になってくれる助監督の先輩が、自分にくれた一言がとても印象的でした。

「春本、万が一、その脚本が面白かったとしても、ほぼ採用されないぞ。なぜか?それは、作者が名も無き助監督だから。脚本が、ベストセラー小説じゃないから。大ヒット漫画じゃないから。

それはつまり、宣伝の材料がひとつもない、から」

そのプロデューサーにとっては、

作品の中身よりも、まず、すでに別の媒体で、固定ファンを獲得しているかどうか

が大事であって、

名も無き助監督が書いた脚本などというリスクは選ばない

という結論。

これは、「純粋に、面白いものを作れば認められる」と思っていた僕としては、

とても大きな違和感でした。

僕は駆け出しの頃に、こういうやりとりを数回経験して、『あ、この業界って、中からじゃ結局どうしようもないんだ』ってことに早々と気づいてしまった。で、それで、なぜそうなのか、ということを考えてみれば、ごく当たり前のことに気づいたのです。

■お客さんにとっての「映画館にいく」ということ

突然ですが、皆様に質問です。

仕事のお昼休み、財布片手にランチに出かけました。懐事情はそんなにあったかくない。時間も限られている。

そこで、道をはさんで、一方にコンビニ。反対側には、小さな定食屋があります。

コンビニは、同じくお昼休みの働くひとたちで一杯。一方、定食屋は入り口が、すりガラスになっていて、中がよく見えない。しかもお店はとても狭そうで、どことなく寂れた空気が漂っている。あなたは、以前からコンビニはよく利用していますが、定食屋は一度も入ったことがありません。

その上で、あなたなら、どっちのお店に入りますか?

おそらく、よほど冒険好きのひとでない限り、コンビニを選ぶのではないでしょうか。

その選択の理由は、

コンビニの食べ物は、味が一定で、そこそこおいしい。

けれども、小さな定食屋は、味がわからない、もしかしたらとんでもなくまずいかもしれない。

ということです。

つまり、予測できないものに、お金と時間を突っ込みたくない。という心理です。しかも面白いのは、逆の予想、もしかしたら、意外にとんでもなくおいしいかもしれない。とは考えないことです。

それをふまえて、映画の話。

映画館に映画を観に行く時も、ほとんどのひとが、同じ心理で行動しているということ。

せっかくの休日。わざわざ出かけて行って、信用もできないものに、1,800円と2時間を費やそうとは思わない、のです。そこで、当然、お客さんは、観に行く前に、事前チェックするわけです。

どんな物語か、誰が出ているか、どこが作っているか…。

そこで、映画を作る側が、お客さんの信用を手っ取り早く得るには??

物語 → ベストセラー小説・大ヒット漫画 など

出演者 → 流行りの俳優・アイドル・タレント・ミュージシャン・芸人など

制作会社 → ハリウッド・ディズニー など

という、信用(=ブランド)をすでに得ているものを利用する流れになるわけです。

まあ、商業映画はビジネスなので、当たり前の話なわけです。ビジネスという前提をわかってなかった僕のケツが青かっただけなのでした。ただ、ここでひとつ、重要なことを見落としていないでしょうか?

そう、前段でお話しした、あの考え方です。

信用がない(=ノーブランド)= 面白くない映画

これは絶対でしょうか?

いま、僕は極めて当たり前のことを言います。

ブランドがなくても、面白い映画は確実にある。無いのは、観に行く決め手となる信用だけ。

そして、ブランドがない映画というのは、商業映画よりも、当然、圧倒的に、

インディペンデント映画(自主製作映画)になるわけです。


■インディペンデント映画って、商業映画とどう違うの?

インディペンデント映画、と聞いて、大半の人が想像するのが、『素人の映画』というイメージではないでしょうか?

インディペンデント映画は、『素人の映画』ではありません

『どこかから、ビジネスとして依頼されて作るのでなく、

自主的に表現・発信したいことがあって作る映画』です。

なので、最大のメリットは、企業(スポンサー)からの制限を気にする必要がない。つまり、監督が表現・発信したいことを、どんなストーリー、キャスト、技術、で描いても、すべて監督の自由(自己責任)ということです。

ところがどっこい、商業映画では、そうは簡単にいきません。企業が宣伝したい商品のイメージ、芸能事務所が守りたい俳優のイメージ、原作者の意向、製作委員会の意向、などなど、すべての意向を忖度(そんたく)しなくてはならず、結果、やりたいことがどんどん削られていきます。表現の自由という、せっかく与えられた素晴らしい権利を、自分たちで殺してしまっている。

話を戻します。

じゃあ、自主製作映画の最大のメリットによって、お客さんが得られる特典は何なのか?

  • 見たことのない、オリジナルのストーリー
  • ある事柄に対しての、新たな角度からの視点(つまり、メッセージ)
  • 見たことのない表現方法(カメラワーク・カッティングなど)

などが挙げられるでしょう。お客さんにとっての一番の幸福は、予想もつかないストーリーに引き込まれ、心が揺さぶられる経験をする、ということではないでしょうか?

インディペンデント映画には、みなさまの心を揺さぶる、熱い志を持った監督たちの魂のメッセージがこめられているのです。

■インディペンデント映画のデメリット

で、当然ながら、メリットだけではなく、デメリットも確実に存在します。インディペンデント映画の最大のデメリットは、資本(お金)です。

自分たちで制作費を捻出しなくてはいけないので、その結果、

  • プロの技術スタッフが雇えない → ビジュアル・照明・音のクオリティの低下
  • プロの機材が使えない     → 同上
  • ロケ地・美術・装飾の予算がない → 設定に合った場所・飾り・衣装を使うのが困難
  • メジャーな俳優が雇えない → 演技力の保証がない

という、作品のクオリティに、かなりリスクを抱えることになります。つまり、インディペンデント映画とひとくくり言ったとしても、

作品によって、クオリティには天と地ほどの差があるのです。

では、本作『かぞくへ』は、そのデメリットをどのように乗り越えたか?

続きは、次章でお話しします。

■『かぞくへ』はいかにして、デメリットを乗り越えたかー。

「いくらで作ったんですか?」

かぞくへを観た業界人からお決まりのように聞かれ、包み隠さず制作費を答えると、だいたい皆さん、数秒目を見開いた後、「……ほ〜」と、声を発さないで、息を漏らす。で、ひとによって、「嘘でしょ」と後から追加される。

実際、かぞくへは、恐ろしいほど低予算で作られている。でも、上記の皆さんのリアクションが、

かぞくへのクオリティが、一般的な商業映画と何ら遜色ないことを表している。

では、なぜ、そんな低予算で、高いクオリティを維持できたのか。答えは単純で、

  • プロのカメラマン
  • プロの照明技師
  • プロの録音技師

と一緒に作ったからです。(機材もその方たちが、それぞれに持ち寄ってくれたのです)

「おいおい、さっきの話と矛盾してるぞ」とツッコまれそうですが、プロを雇うお金が無くても、一緒に映画を作る方法がひとつだけあります

それは、その人(スタッフ)との個人的な信頼関係です。

大学時代の同期、撮影所時代の同期、そして先輩方。ギャラがなくても、志や夢に賛同してくれる仲間がいてくれたからこそ、この映画は完成したのです。

そして美術的な部分。ストーリーを身近な日常の設定にすることで、普段の空間(自宅や知人の職場)をそのまま舞台として利用することができました。衣装も普段本人が着ている服。それによって、飾りや衣装のコストを限りなくゼロに近づけることができたのです。しかも、それが映画の世界に、自然なリアリティを持たせるという、プラスに作用しました。お金がないことを、逆手にとったのです。


■ストーリーは主演:松浦慎一郎の実話。

この映画の物語は、五島列島出身松浦慎一郎の実体験を、僕が細かく取材し、独自の要素を追加して、練り上げました。作品の根幹となるエピソードは、ほぼ松浦が体験したことを忠実に再現しています。

つまり、主人公・旭(あさひ)は、松浦慎一郎そのものと言っても過言ではありません。そして、旭をとりまくキャラクターにも殆ど脚色(嘘)がありません。

このことによって、

物語・登場人物・芝居に圧倒的なリアリティが出て、様々な映画関係者から高い評価を得ました。

その一部をご紹介させて頂きます。

「そこには『人』がいた。真っ直ぐで、思い、悩み、背負い、、それはリアルに私たちの隣にいる人達で、あるいは私そのものかもしれない。だからこの映画には、感情を持っていかれる。橋の上で私も泣く。気がつくとこの映画の”かぞく”になっていた」(堤幸彦監督)

「心の友と呼べる人と出会えたなら、人生は豊かなものになるだろう。その人生が終わる時に思い浮かぶ人たちが、私にとっての『家族』という枠を超えた『かぞく』なのかもしれない」(原田知世さん)

「見事な脚本と、素晴らしい役者。主演の青年ふたりの姿を思い浮かべると、いまでも胸が熱くなる。絶対に観客の胸に突き刺さるはずと、確信を持って選んだ作品だ」(東京国際映画祭プログラミングディレクター 矢田部吉彦氏)            

これは、自主製作でお金がないからこそ、一番手間と時間をかけられる脚本に、すべてを注いだ結果だと思っています。

■東京で頑張る地方出身者へのエール

主演である松浦慎一郎、準主演の梅田誠弘、そして監督の春本雄二郎、全員が地方出身者であり、この映画の制作過程においても、映画の劇中以上の血のにじむような生活を経験しました。

東京で暮らしながら、夢を追うことが、どれほど大変か、困難か、身をもって体験しています。

映画『かぞくへ』は、地方出身の登場人物たちが、東京でささやかな幸せを追い求め、苦悩し、傷付き、それでも懸命に生きて行く姿が描かれています。

そして映画の最後は、そういった人たちに、『必ず幸せは訪れる』、と願う、僕自身の想い、祈りのメッセージをこめたカットでしめくくっています。

この映画を観て下さった人々に、生きる希望と歓びを少しでも感じて頂ければ幸せです。

どのようなラストカットかは、どうか劇場にて、みなさまご自身の目でお確かめ下さいませ。

■春本組が大切にしていること

僕が映画を作る上で、一番重要視しているのは、

観ている人が、ちゃんと感情移入できるかどうかです。

もちろん、メッセージを伝えることも、同じくらい大切、と考えています。しかし、メッセージが伝わるのは、観客がちゃんと映画に入り込めているのが前提です。

インディペンデント映画にみられがちな、自分のメッセージにとらわれ過ぎて、お客さんを置いてけぼりにするような映画は無意味だと考えています。

お金をとって映画を見せる以上、

心を動かし、そして、メッセージも受け取っていただく。

これが、春本組の映画づくりにおける信念です。

■みなさまにお願いしたいこと

ここまでお読み頂き、誠にありがとうございます。

『かぞくへ』がインディペンデント映画でも、クオリティに信用がおける点

また、春本組の映画づくりにかける想い、が少しでも伝われば幸いです。

その上で、みなさまにお願いしたいことは、たったひとつ、です。

劇場に足をお運びいただき、

僕の言葉に嘘がないかどうか、ジャッジしてください。

そしてもし、嘘っぱちだと感じられましたら、劇場におります春本に直接お伝えください。春本が個人的に、チケット代を返金いたします。(その際、半券と、コレクターとして登録されているお名前のご提示と、ご希望の理由を200文字程度にまとめてお渡しください。今後の参考にさせていただきます。※チケット代は特別鑑賞券分の1,300円になります)また、返金ご希望の皆様には、後日、日を設定させて頂き、『徹底討論飲み会』にご参加頂きます。とことんまで映画談義致しましょう。(飲み代は割り勘ですが)

それが、みなさまに信用を得ていない上でお金を取って上映する、僕の覚悟です。ちなみに、これは、あくまでも僕個人の覚悟なので、返金のご希望は、春本にお願いします。

「おもしろい、いっちょ試してやろうじゃないか」と思っていただけましたら、リターンにチケットを設定してありますので、どうぞご利用のほど、お願い申し上げます。

また、僕たちの映画づくりに現時点で共感して頂けるみなさまにつきましては、映画オリジナルグッズや、クレジットなどのリターンをご用意しておりますので、どうぞご支援のほど、お願い申し上げます。

春本組は、今後も二作目、三作目と、同じ志をもつスタッフ・キャストと共に、作品を作り続けてまいります。『かぞくへ』観て下さったひとりでも多くの方々が、私たちの映画づくりを後押しして下さる仲間となっていただけることを、スタッフ・キャスト一同、切に願っております。

  

■ストーリー

五島列島出身の旭は、東京のとあるボクシングジムでトレーナーとして生計を立てつつ、同棲相手の佳織との結婚を間近に控えている。ある日旭は、同郷の親友、洋人に仕事を紹介すべく、東京に呼び寄せる。契約も滞りなく済み、すべてが順調にいくかに見えたはずが-。数ヶ月後、洋人からの連絡で、旭は洋人が詐欺被害にあっていた事実を聞かされる。共に親を知らず、施設で兄弟同然に育った洋人を、苦境に立たせたまま、自分だけ幸せになっていいのかと旭は苦悩する。しかし、佳織には認知症にかかった祖母がおり、佳織は一刻も早く花嫁姿を見せたいと望む。守るべきは、家族のように育った親友か、これから家族になる最愛の女性か?旭が下す決断は-?

■監督・脚本:春本雄二郎

1978年生まれ。38歳。兵庫県神戸市出身。日大芸術学部映画学科卒業後、松竹京都撮影所にて助監督として演出の基礎を学び、「鬼平犯科帳」や「必殺仕事人2009」など本格時代劇を多数経験。2010年からは東京でフリーの助監督として様々な映画やドラマに携わる。本作は卒業制作以来、約10年振りに、助監督業務と並行して、同年代の有志や、先輩方の大きな助力を得て撮り下ろした。初監督・長編第一作目『かぞくへ』が東京国際映画祭2016の日本映画スプラッシュコンペに選出。さらにフランスのヴズール国際アジア映画祭2017では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を含む三冠を受賞。また韓国やドイツ、オランダの映画祭にも招待されている。

■キャストからみなさまへのメッセージ

【旭役:松浦慎一郎】


メッセージ

この映画の内容には僕の実体験も含まれています。
五島列島から東京に来て良い事も悪い事も沢山ありました。
そんな中、今の僕があるのは五島で生まれ育った環境と人との縁に恵まれていたからだと思います。
それはこの『かぞくへ』もそうです。監督との出逢いを始め、色々な方との奇跡的な縁が、繋がりが、出逢いが、この作品を作りました。
そしてそれは作品を通して改めて僕自身が感じさせられました。
旭の様に田舎から東京に出て来て孤独を抱えている人、悩みや苦しみを一人で抱えている人も多いと思います。
この作品はそんな時に人との繋がりの大切さや温もりを感じさせてくれます。
この『縁』が作品を通して皆様に広がり、より深まるようお力添え宜しくお願い致します。

プロフィール:

1982年生まれ。長崎県五島列島出身。
サラリーマンとして働いていた時に出演したCMがきっかけで脱サラし、俳優へ。映画を中心に活動中。俳優、ボクシングトレーナー、刀パフォーマーと活動の幅は広く、ボクシング界に貢献活躍したトレーナーに送られるエディ・タウンゼント賞を2010年に受賞している。
武正晴監督『百円の恋』(14)では、トレーナー役として出演の他、ボクシング指導も務めた。
主な映画出演作に岸善幸監督『あゝ、荒野』(17)、入江悠監督『ビジランテ』(17)、内藤瑛亮監督『許された子どもたち』(公開待機中)などがある。


【洋人役:梅田誠弘】

メッセージ

僕はこの作品のオーディションを受ける前、脚本を見て、必ず素晴らしい作品になると感じました。普段オーディションに臨むときは頑張って準備しないとと思ったりするのですが、しようと思わないでも、何の苦もなく自然とできてしまったのは初めてでした。
この映画の撮影を終えて3年近く経ちますが、いまだにこの映画で演じた洋人という役は自分の中に残っています。
そして、この作品の周りで生まれる、人を動かす不思議な「縁」にいつも驚かされます。つまずくようなことがあっても後から必ずそれを覆すような良い助けが現れる。それが何度もあるんです!
それは作品の原点に松浦くんの親友を想う気持ち、そしてその体験談に心を動かされた春本さんの強い想いがあるからだと思います。
大人になれば誰にでも身に覚えのある出来事を描いた作品でも人の中で起こってるドラマを深く描けば、ここまで心を動かされる強い作品になる。

「想いと作品性」。今の日本で第一優先とされている商業的利益に、これが取って代われば日本の映画文化は世界でもさらに勝負できるものになっていくんじゃないでしょうか。

この作品は、自分の生活がどうなっても成功させたいという気持ちが持てます。そこまで賭けることができるものが目の前にあることをとても嬉しく思います。
賛同して頂ける方、是非ご協力頂き、一緒にムーブメントを起こしていきましょう!!よろしくお願いします。

プロフィール

1983年生まれ。鳥取県出身。
22歳から役者活動を始め、小劇場などの舞台で経験を重ねた後、映像作品でも活動を広げる。
近年では内田英治監督『獣道』(17)のほか、TVドラマなど出演の幅を増やしている。
趣味は卓球でインターハイ経験も持つ。2018年公開待機作多数。

■資金の使い道

作品はすでに完成し、公開する劇場も決定しています。しかしながらインディペンデント映画であるため、資金が不足しており、現状では宣伝及び、さらなる配給にむけた活動を十分に行うことができません。小規模な劇場公開でも、宣伝を通してたくさんの方に存在を知っていただければ、公開期間延長などの可能性が広がります。また、より多くの劇場で公開するチャンスが増えます。皆様からいただいたご支援は、ポスター・チラシ・DCPの制作費用を始め、本作を多くの方に知っていただくために大切に使用させていただきます。

■リターンについて

このクラウドファンディングは劇場公開のためのプロジェクトですが、東京などの限られた場所での上映になってしまうため、リターンにはソフトなど、遠方の方にも支援していただけるようなものを多く設定しました。

また、本プロジェクトのリターン形式は、他のプロジェクトとは異なり、コレクターのみなさまのニーズに合わせた選択ができるよう、リターンの内容を個別に設定しております。

そのため、個々のリターンに対して、それぞれご決済が必要となりますが、何卒ご理解ご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。

《1/15更新事項》※リターン「映画本編エンドロールに"SPECIAL THANKS"としてお名前を掲載」及び「アソシエートプロデューサーとしてお名前を掲載」につきましてのお知らせ

こちらのリターンは、本編DCPの作成期日との関係で、募集を2/4(日)23:59までとさせて頂きます。何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

■想定されるリスクとチャレンジ

目標金額に達しなかった場合でも、劇場公開が中止になることはありません。集まった金額で可能な範囲で宣伝を行い、多くの方に劇場に訪れていただけるよう、関係者一同力を尽くします。リターンのお届け時期に関しては、進行状況によって変動する可能性があります。変更になる場合は事前にご連絡させていただきますので、あらかじめご了承ください。

■最後に

クラウドファンディングを通して、作品を応援してくださる方や、私たちの挑戦に賛同してくださる方がいらっしゃれば、大変嬉しく思います。監督のオリジナリティが詰まった本作が、できるだけ遠くの方に届くようにと願いながら、現在、劇場公開に向けて準備を進めています。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。(「かぞくへ」製作委員会 一同より)

■スタッフ・キャスト

リターンを選ぶ

  • 2000

    かぞくへおためしコース

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • 映画『かぞくへ』特別劇場鑑賞チケット1枚
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 40人が応援しています。
  • 4000

    かぞくへオリジナルグッズコース

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • オリジナルポストカードセット
    • オリジナルクリアファイル(A4版:1枚)
    • オリジナルサウンドトラックCD1枚(非売品!未使用曲も入っています!)
    • かぞくへキャスト・監督 ミニサイン色紙(松浦、梅田、春本のサイン入り)
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 30人が応援しています。
  • 5000

    大切なひとと一緒にコース

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • 映画パンフレット1冊(ご希望の方には、松浦・梅田・監督のサイン入りで)
    • 映画『かぞくへ』特別劇場鑑賞チケット2枚
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 31人が応援しています。
  • 8000

    かぞくへ応援!コース(映画公式ホームページにお名前をクレジット!)

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • オリジナルポストカードセット
    • オリジナルクリアファイル(A4版:1枚)
    • オリジナルサウンドトラックCD1枚(非売品!未使用曲も入っています!)
    • 映画ホームページに"SPECIAL THANKS"としてお名前を掲載
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 8人が応援しています。
  • 12000

    『旭』とミット打ちが体験できる!!

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • 『旭』と一緒にボクシング体験!!(本編終了後、特設スペースにて1分間のミット打ち!※1日2名限定)
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。
  • 12000

    自宅でかぞくへが観れる!

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • 映画パンフレット1冊(ご希望の方には、松浦・梅田・監督のサイン入りで)
    • 映画『かぞくへ』本編DVD(1枚)オリジナルパッケージ
    • 2018年09月 にお届け予定です。
    • 37人が応援しています。
  • 15000

    かぞくへ熱烈応援コース!(本編エンドロールにお名前をクレジット!)

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • オリジナルポストカードセット
    • オリジナルクリアファイル(A4版:1枚)
    • オリジナルサウンドトラックCD1枚(非売品!未使用曲も入っています!)
    • 映画本編エンドロールに"SPECIAL THANKS"としてお名前を掲載(2/4(日)受付終了)
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 31人が応援しています。
  • 残り7枚

    35000

    先行試写会・打ち上げにご招待!&エンドロールにお名前をクレジット!

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • 映画本編エンドロールに"SPECIAL THANKS"としてお名前を掲載(2/4(日)受付終了)
    • プレス・関係者先行試写会(2018/1/17)&打ち上げにご招待(お食事費込み)
    • 試写会ご欠席の場合:グッズ3点一式,特別鑑賞券2枚,サイン色紙1枚
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 3人が応援しています。
  • 120000

    アソシエートプロデューサーとしてエンドロールにお名前をクレジット!

    • 映画『かぞくへ』コレクター限定アップデート
    • 公開初日に劇場にご招待&公開初日打ち上げにご招待(お食事費込み)
    • 映画本編エンドロール・HPに"アソシエートプロデューサー"としてお名前を掲載(2/4(日)受付終了)
    • 2018年02月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。