井戸掘り講座 浜松から親子が!
vol. 35 2019-06-16 0
大荒れの天気予報を裏切り、風は強いがよく晴れた6月14日。
浜松からの親子がわざわざ井戸掘りにきてくれた。
準備万端で、ウオーターポンプのスイッチをいれたが、
どうしても、あと数10センチなのに、湧き水が多すぎて、底が出てこない。
日本橋の5階屋百貨店に電話して、ウオーターポンプを買いに走ることに。
自転車ででかけているあいだに、講座はモルタルレンガづくりに挑戦。
その間に、嵐のような大雨が降り出してしまう。
ポンプを購入し、ずぶ濡れで帰ってくると、
空模様はまた変わり、雨があがっている。
せっかく浜松からきてくれたのだし、井戸に入りましょう、ということで
ポンプをもう一台投入。
勢いよく水を吐き出し、底がみえてきた。
親子の作業は微笑ましい。
降りなかった妹が、二人の姿を写真に撮っている。
みずしらずの人同士が力をあわせて作業する姿もいいし、
関わりの深い人たちが井戸の底でみんなに見守られながら作業しているのも、いい。
また、カメラは井戸の底におりてゆく様をとらえてみた。
井戸の底に降りてゆく感じを味わってください。
ひっぱりあげてもらったときに、驚いた。
こんなにも、たくさんの人が、綱をひっぱってくれていたのね!
見ず知らずの人もいる。外国人も、障害をもつ人も。
おかえり!
ありがとう!
孤独と空は、つながっている、のだと思う。