明日から、あと 1メートル掘ります!
vol. 29 2019-06-07 0
雨上がりの庭は、植物がいきいきとしていて、なにかを話しているようです。
みずみずしいこの庭、くわの実と桃がちょうど食べ頃です。
さて、井戸を295cm掘って、予定どおりの3メートルで堀りどめと思っていたのですが、
先日、蓮岡さんにきていただき、
水質をみて、「あと1メートル掘りましょう」ということになりました。
「掘りたい!」という声もいまだにいただくのですが、
もうそろそろおしまいなんでしょ、と思っていた方には、朗報です。
6月末まで、掘ることになりそうです。
ほんとに、めったにできない体験ですので、いらしてください。
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なぜ、まだ掘るのか、というと
水が濁っていて、あまりよい状況ではないのです。
掘ると、水質がよくなるのではなく、溜まる水の量が増えることで
水の層のいちばん上が澄んだ層になるということです。
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昨日から、庭にテントで宿泊する旅人がいます。
くわの木や 桃の写真です。
作業の合間に、もいで食べる果物のおいしいこと!
掘りあがったあとには、本格的に土留めの作業にはいります。
掘った砂をセメントにまぜて、モルタルレンガをつくり
底から敷き詰め、木枠をすこしづつはずしながら、
崩壊した穴にも土を埋め戻していく、という、けっこう難しそうな仕事になる予定です。
さて、7月まで、びっちり作業はつづきます。
どうぞ、ご参加ください。
世界の井戸の物語については、休憩時間や雨の日に話しましょう。
また、講座の日以外で、井戸掘りをやってみたいようでしたら、
4~5人のグループであれば、対応できるかもしれません。
ココルームまで、ご相談ください。