東日本大震災の仙台、1ヶ月半あまりの生活を支えた井戸の話
vol. 18 2019-05-11 0
朝日新聞の夕刊にとりあげていただき、
ご覧になった宇治市の女性から電話をいただきました。
80歳のその方は、ペシャワール会の会員さんでもあり、
また、仙台に暮らすお兄さんが東日本大震災のとき、
仙台では、井戸を大切にしていて、いくつか井戸があったそうです。
お兄さんの共同住宅にも井戸があり、
「1ヶ月半あまりの生活を、井戸に助けられたと聞きました
いま、井戸を掘ろうというのはとても意味があると思う」と励ましていただきました。
また、戦争の時、さいわいに焼け残った絵本があり、
京都で「きんだあらんど」という絵本屋を営む蓮岡さんにおみせしたい、と
いうことで、お話もはずみました。
蓮岡さんは、ペシャワール会でアフガンで井戸を掘ってきた人ですので、
とてもご縁を感じた、とおっしゃってくださいました。
パソコンは使えないから、ということで、
わざわざ郵便振替でご寄付いただくことになりました。
ありがとうございます。
本日の井戸掘り講座には、
畑を始める方が、ちょうどそこにある古井戸を再生したいとおもい、新聞をみて来ました、
という方や
京都の岩倉で畑をしているYさんは、「井戸作ってみたいです」と来てくださいました。
静岡や、群馬、堺市などからも、参加してくださって、にぎやかに
順番に井戸の中に入りました。