140字小説コンテスト予選通過作掲載小冊子の魅力をお伝えします!
vol. 5 2021-09-27 0
クラウドファンディングの締切まで、残すところ数日となりました。
今回は星々事務局140字小説コンテスト運営担当のナヲコ(140字小説サークル【lotto140】管理人)から、予選通過作掲載小冊子についてお伝えしたいと思います。
まずは140字小説コンテスト「月々の星々」について、小冊子の序文として書かれたほしおさなえさんの文章を引用させていただきます。
「月々の星々」は月ごとに定められた文字を使った140字小説のコンテストで、2020年7月から2021年8月にかけて毎月開催されました。twitterおよび星々サイトのフォームから応募された作品を週ごとに星々のnoteにまとめて公開、翌月に選考をおこないました。
まず事務局スタッフがひとり1週を担当し、各週の作品から4〜5編を選出します。さらに「月々の星々」運営担当のナヲコとほしおが全体をチェックし、選に漏れたなかから優れた作品を追加、30編程度の候補にまとめます。こちらが予選です。次にスタッフ全員で予選を通過した全作品に目を通し、それぞれ最終選考に残したい作品3編を選びます。ほしおの票も加え、予選の半分程度の作品にしぼります。その後、スタッフとほしおがオンラインミーティングで最終選考を行い、1〜3席および佳作7編、計10編の優秀作を選びました。
つまりこの、最終選考で選ばれた10編が、『星々──生きるように書くこと』に掲載される優秀作ということになるのですが、コンテストを毎月進めていくにつれて、我々スタッフの心をよぎるようになった想い、それは……「惜しくも受賞を逃した作品たちが、素晴らしすぎる!」「このまま多くの人の目に触れずにタイムラインを流れていってしまうのがもったいない!」というものでした。
会期途中から、その月の予選通過作リストを選考の経過報告としてTwitter上にアップするなど、優れた作品を再度読者の目に触れるようにする工夫を行いましたが、やはり形あるものとして残したいという意見が大きくなり、クラウドファンディングのリターン小冊子として全作品を掲載することとしました。
「海」「影」「月」など毎月のテーマ文字を含む140字小説は回を追うごとに応募数を増し、最終回となった8月には468編の作品が寄せられました。予選を通過した作品はその中で35作品。選りすぐりの作品であることがおわかりいただけると思います。
スタッフそれぞれが投稿作をじっくり読みこみ、「これは是非多くの人に読んでほしい」と思った作品を通過作として選んできました。最終選考では、佳作に残したい作品が7編を超えて、長い話し合いとなったことが何度もありました。泣く泣く選から落とすことになった作品たちを、こちらの小冊子で再度、読者の皆さまにお引き合わせしたいと思っています。
ここでこの小冊子の魅力を担当ナヲコから大きな声でひと言。
約380編収録の読みごたえ!
クラウドファンディングでしか手に入らない非売品!
ファンタジー・ホラー・コメディなど多岐にわたるジャンル!
お気に入りの1編が必ず見つかる!
……ひと言に収まりきりませんでした。
「月々の星々」に参加されていた方もそうでない方も、楽しんでいただける一冊になったと自負しております。
最後にここで耳よりニュースを大発表!
皆さまのご協力により達成したストレッチゴール公約のひとつ、140字小説コンテストの継続ですが、再開が11月からに決定しました!詳細は近日星々サイトとTwitterにてお知らせ予定です。これからも星々の活動を応援よろしくお願いいたします!
次回のアップデートでは星々ワークショップの栞合本についてご紹介します。
お楽しみに。