版画作家・花松あゆみさんによる表紙装画など、書籍の制作状況をお伝えします!
vol. 3 2021-09-17 0
今回はいよいよ書籍の制作状況をお伝えします。
表紙装画を担当する版画作家・
花松あゆみさんの原画はゴム版画で、版画ならではの表現がとても素敵です。
今回はその雰囲気を生かすため、通常のカラー印刷ではなく、風合いのある紙に色インクで一色刷りにする方針でした。
星々の活動内容をお話ししたところ、花松さんからご提案いただいたラフには「星の海に浮かぶ島でひとり流れ星を見上げる人」が描かれていました。
星々の活動コンセプト「今は直接会えない人たちと、創作を通して繋がる」について、深くご理解いただけていることを感じて、とてもうれしく思いました。
この世界をどのような紙にどのような色で刷るのが良いのか。
花松さん、装丁を担当するさんしょ(Sansho Labo)さん、星々事務局で相談を重ね、紙とインキの組み合わせを3パターンに絞りました。ラフを用いた試し刷りを印刷会社に依頼、実物を見ながら検討し、今週ついに決定しました。
その表紙見本の一部を初公開します!
表紙の書籍タイトル部分には箔押しをする予定です。
(上記画像は制作中のもので、今後多少の変更が行われる可能性があります)
裏表紙には星々ワークショップの受賞者、および140字小説コンテスト「月々の星々」の一〜三席入賞者の方すべてのお名前を記載させていただいています。
また星空に見立ててさんしょさんがデザインされたワークショップの創作テーマや月々の星々のテーマ文字がとてもうつくしく表現されているので、そちらもぜひお楽しみに。
本文の制作も大部分の工程が完了間近となり、最後はスタッフ全員で入念なチェックを進めてまいります。
また、掲載されるワークショップの短編小説作品は最終セットの受賞作が星々サイト
「第6セット結果」に本日公開され(今月30日までの期間限定公開)、またこちらも最終月となった140字小説コンテスト8月分の受賞作速報を明日18日(土)夜にTwitterやnoteにてお伝えする予定ですのであわせてご覧ください。
140字小説コンテストの再開・継続と、あらたに短編小説コンテストの創設、そして書籍2号の発行を目指して設定したストレッチゴールももう間もなくで達成というところまで近づいてきました。
ご支援・ご紹介とあわせて、次期への期待などあたたかなコメントを皆さまからお寄せいただいていることも深く感謝しています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!