今月、ウガンダに行ってきます
vol. 7 2018-03-11 0
みなさま、こんにちは。どんな日曜日をおすごしでしょうか。
先日のイベントではたくさんの方に来ていただき、ありがとうございました。また後日、イベントレポートもアップしたいと思います。
またコレクターになってくださった方が増えて、ちょっとずつですがクラウドファンディングが盛り上がってきたのがうれしくて、このアップデート記事を書いています!
わたしは来週からウガンダ出張の予定があって、今はその準備に追われています。
今回はお仕事で行くのですが、その中で時間を見つけて8月の「HIKARI Africa Project」の会場の下見もできたらと思っています。安全にイルミネーションのイベントができる場所、だいたいの目星はついているので、そこの責任者と会って話す予定です。
今回のウガンダ出張は、長年関わっている現地の職業訓練校で新しいプロジェクトを立ち上げるお仕事です。それは元子ども兵士のための訓練校で、彼らに「手に職」をつけてもらうためにこれまで10年ほど洋裁教室を行ってきました。日本のNGOがお金を出して運営しています。
訓練校を出た卒業生が町の市場や村のコミュニティで洋裁の仕事をするようになり、ここ数年、わたしが町や村を歩いていたら、知らない女性に「あなたが関わっている学校を出て、今こうして働いているのよ!」と声をかけられたり、卒業生が子どもを連れてcinema starsの上映会に来てくれたりするようになりました。
こうしてある程度成果が出たので、現地スタッフからも「新しいことに挑戦したい」という声があがり、次は「溶接」の職業訓練を行うことになりました。お面みたいなのをつけてジジジジ…と火花を散らして鉄をくっつけたりするやつですね。(説明が下手ですみません)
今回は訓練校の溶接クラスを立ち上げるお仕事のために、ウガンダに行ってきます。
でも、さすがアフリカ、なかなか予定どおりに物事が進みません。アフリカに関わってからの18年間、すんなり物事が進んだことは一度もないかも…。
ここ数日も現地スタッフと連絡を取り合っているのですが、当初立てていた計画が根底から変更になったりして、おそらく出発直前まで、そして現地に着いてからも、いろんなことが変わるんだろうなあ〜と思います。
でも、そんなアフリカのやり方に慣れてしまったのか、最近は計画が変わることに抵抗がなくなってきました(笑)
むしろ、変わることに対して自分がどこまで変われるかの修行を日々させてもらっているような気持ちでいます。
アフリカに通い始めたころはこの「変更」になかなかうまく馴染めなくて、壁にぶつかっては悩んだり怒ったり悲しんだりしていましたが、今は、とりあえず「受け入れる」ことはできるようになってきたような気がしています。
そこから先は、自分が変われるか変われないか。もちろん「変わらない」という選択肢も持ちながら。臨機応変に、やわらかい気持ちで進んで行くこと。これは、今までいっしょにやってきたアフリカの友人たちから学んだことです。
今回の「HIKARI Africa Project」も、いくつかの壁にぶつかるんだろうなあーと予想しています。でもひとつひとつ、自分が変わったり変わらなかったりしながら、クリアにしていけたらいいなと思います。
そんなとき、みなさまの「応援しています」のひとことにいつも励まされます。本当にありがとうございます!
ではでは、すてきな日曜日をおすごしください。
写真は、去年のウガンダ取材で見つけたコットンの花。ウガンダ北部にはコットン畑がたくさんあります。花のピンクが春っぽい。(ウガンダは常夏ですが)
桜木奈央子
追伸:先日、新しいプロジェクトメンバーが加わりました。それもまたここでお知らせしたいと思います。