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「HIKARI Africa Project」をクラウドファンディングで実現!
アフリカの電気のない村に、光の世界を作りたい。「ヒカリ アフリカ プロジェクト」は、日本の子どもたちと一緒にランプを作り、1.1万キロ離れたウガンダの子どもたちにはじめての映画とイルミネーションを届けます。
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非営利団体「cinema stars アフリカ星空映画館」は、アフリカでの移動映画館プロジェクトです。アフリカの村落部では、ほとんどの子どもが映画を観たことがありません。映画館がどんな場所なのかも知りません。子どもたちに「はじめての映画体験」を届けます。
アフリカの電気のない村に、光の世界を作りたい。「ヒカリ アフリカ プロジェクト」は、日本の子どもたちと一緒にランプを作り、1.1万キロ離れたウガンダの子どもたちにはじめての映画とイルミネーションを届けます。
アフリカの電気のない村に、光の世界を作りたい。移動映画館の会場をイルミネーションで彩り、映画を観る子どもたちとつながる旅をつくりたい。
photo by Naoko Sakuragi
2018年「cinema stars アフリカ星空映画館」が展開するのは、ライトアーティストがつくる光のワンダーランドと、アートと教育の専門家が子どもたちと創り出す作品のコラボレーションの世界が織りなす、アナザーストーリー。
その名も「HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)」。
HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)は、3人のアーティストの出会いから生まれました。
プロジェクト全体を統括するのは、桜木奈央子。約20年前から毎年ウガンダに通い、写真を取り続けながら内戦で傷ついた子どもたちと関わり続けています。そしてアフリカでの体験を日本の子どもたちに伝え、アフリカの子どもたちとつなげる活動も積極的に行っています。
フォトグラファー、「cinema stars アフリカ星空映画館」代表。2001年からアフリカに通い始め、「別の生き方の可能性」をテーマに取材を続ける。著書『世界のともだち8 ケニア 大地をかけるアティエノ』(偕成社)『かぼちゃの下で ウガンダ戦争を生きる子どもたち』(春風社)。雑誌や新聞にフォトエッセイや書評掲載、メディア出演はNHK、文化放送、FM TOKYOなど。
桜木奈央子ホームページ
photo by Naoko Sakuragi
「cinema stars アフリカ星空映画館」は、アフリカでの移動映画館プロジェクトです。アフリカの村落部では、ほとんどの子どもが映画を観たことがありません。映画館がどんな場所なのかも知りません。
Cinema Starsホームページ
わたしは、2016年に「cinema stars アフリカ星空映画館」を立ち上げ、ウガンダをベースにプロジェクターとスクリーン、スピーカーを持って学校や村をまわり、たくさんのアフリカの子どもたちに「はじめての映画体験」を届けてきました。
映画を届けるきっかけになったのは、内戦中に子どもたちと見つめたひとつの光。それはたき火でした。
電気のない、アフリカの真っ暗な夜。内戦中の闇夜は、本当に恐ろしいものでした。わたしはそこで、星空の光とたき火のあたたかさを心から感じ、子どもたちとたき火を見ているだけで心が満たされました。それは子どもたちも同じだったようです。内戦に怯えた子どもたちも、たき火のまわりで歌い踊り、むかし話を楽しみました。
ある夜、わたしの小さなノートパソコンをかこみ、みんなで映画を観ました。その10年後、その夜いっしょに映画をみた青年と再会した時、彼はわたしにこう言いました。
「あの時、みんなでみた映画が忘れられない」
その言葉をきいて、あらためて映画や映像が持つ力を実感しました。これが「cinema stars アフリカ星空映画館」を始めるきっかけとなりました。
ライトアーティスト。公園、牧場、商業施設などの公共空間を光の遊園地のように変化させる大規模体験型インスタレーションを制作している。Amsterdam Light Festival、Norrköping Light Festivalなど、国内外のライトフェスティバルに参加。東京と高知県佐川町の2拠点で活動中。ホームページはこちら
Photo by Marjolein Lammerts van Bueren オランダでのライトフェスティバル出展作品「BIRD FRY AROUND YOU」
焚火 = 光
桜木が話した焚火のストーリーが、島田のイマジネーションに火を点けました。
アフリカに光の世界を届けたい。イルミネーションの光と映画の光。HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)はそんな思いから自然に生まれました。
真っ暗な世界の中に灯る色とりどりの光は、子どもたちをきっと笑顔にするでしょう。イルミネーションでアフリカの夜を照らしたい。星空映画館を一夜限りの夢のような光の世界で彩り、ウガンダの悲しい過去が明るい未来につながる、そんなひと時を作りたい。
photo by Naoko Sakuragi はじめての映画に笑顔がはじける少年
島田の作品に魅せられた桜木が、たまたま連絡をとったことでつながった二人。それぞれの活動について知り、「光」という共通点を見つけるのに時間はかかりませんでした。よしやりましょう。わたしたちはすぐに意気投合しました。
「子どもたちに、創る喜びも知ってもらいたい。」そう思った島田は、子どもたちとともに作品を創りだすアーティストを仲間に加えたいと思いました。
そこで声をかけたのが、「幼児教育とアートの交わるところ」の専門家であるRin先生こと、井岡由実さん。
アーティスト/教育者。花まる学習会取締役。2007年花まる学習会の芸術メセナとして Gallery OkarinaB を立ち上げる。ロンドン、ベルリン、シンガポールな ど海外で展示や、子どもたちのための創作ワークショップARTのとびら「Atelier for KIDs」など、幼児教育とアー トの交わるところを世の中に提示し続けている。花まる学習会の教材開発に携わり、冊子『1 年生 になる前に』では幼児期に伸ばしたい能力や感性の教育について論じる。子どもたちや保護者から 「りん先生」として親しまれている。著書に『国語なぞぺ~』草思社 高濱正伸共著他。
photo by Rin 「オカリナライト」Atelier for KIDsの創作レシピより
ウガンダと日本の子どもたちが、互いに創作したアート作品によって、つながる体験を創りだすことができたら、面白いに違いない。そう思ったRinは、どちらの国の子どもたちにも、相手を想像して作品を届けあう創作ワークショップを企画。
Rinがこれまでいっしょに歩んできた日本の子どもたち、そして「アート」に初めて出会うウガンダの子どもたちと、現地で創作活動を行います。また、日本の子どもたちの創った作品も、現地で光のワンダーランドを彩る作品の一部となります。
海とともに生きてきた島国日本から来た私たちが、海を知らないウガンダの子どもたちに、まだ見ぬ世界を紹介することを今回のテーマに決めました。
HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)は、ウガンダの子どもたちにはじめての映画と光のアート作品を、日本の子どもたちに、異文化の子どもたちとの作品における交流体験を届けます。
photo by Naoko Sakuragi 小学校での移動映画館
HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)のおもな活動内容は次の3つです。
▶ 日本の子どもたちからウガンダの子どもたちへ
身近にある日本のものを材料として、ライトを制作し、光のアート作品を彩ります。
▶ ウガンダでの移動映画館実施
日本の子どもたちが作ったタイトは8月にアフリカに持って行き、ウガンダの子どもたちと一緒に飾りつけ、星空映画館の会場でイルミネーションイベントを実施します。
▶ ウガンダの子どもたちから日本の子どもたちへ
ウガンダの子どもたちが創作したアート作品は、現地で光のアート作品を彩り、さらに日本の子どもたちに、作品交換をテーマにした「旅をするアート」創作ワークショップでアート作品を介した交流をスタートさせます。
photo by Naoko Sakuragi ウガンダは「アフリカの真珠」とよばれる緑豊かな美しい国
2018年1-3月 年間スケジュール作成、イルミネーションの設計、ウガンダの小学校に提案、ウガンダ側とのビデオミーティングなど
2018年4-7月 日本での授業およびランプ制作開始、ウガンダの子どもたちとのビデオチャット、移動映画館での上映作品の許諾取得など
2018年8月 ウガンダでの移動映画館およびイルミネーションイベント実施、ウガンダの小学校でのライト制作ワークショップ
2018年秋 日本でのイルミネーションイベント、日本とウガンダの子どもたちとのビデオチャットなど
(スケジュールは詳細が決まり次第アップしていきます)
島田正道 オリジナルランプのイメージ写真
▶オリジナルランプ
ウガンダの材料を使ったランプを制作します。現地で出会う景色、人、素材によってどのようなものができるかが決まります。世界でひとつだけのオリジナルランプです。
Rin オリジナル作品のイメージ写真
▶Rinオリジナル作品
ウガンダでの光のインスタレーション、子どもたちとの創作ワークショップを経て生まれる、Rin×ウガンダの子どもたちによるコラボレーション作品を現地にて制作します。
▶オリジナルフォトブック
プロジェクトご報告のためのオリジナルフォトブック(非売品)を制作します。移動映画館やイルミネーションイベントの様子、子どもたちの生活、ウガンダの美しい景色など、今回のプロジェクトのすべてが詰まった1冊です。
▶写真などの現地レポート
ウガンダでのイルミネーションイベントや星空映画館、ランプ制作ワークショップなどの様子を写真などでレポートします。ネット環境がよければ現地レポートを、むずかしければ帰国後にレポートを送ります。
▶現地レポート報告会+りん先生の創作ワークショップ(大人向け)
ウガンダでのイルミネーションイベントや星空映画館、ランプ制作ワークショップなどの様子を写真等でレポートする報告会を開催し、同時にRinせんせいによる大人向け創作ワークショップも開催します。
・・・ワークショップの詳細、参加の申し込みは下記をご覧ください・・・
ワークショップ開催概要
場所:『花まる学習会お茶の水教室の5階Hanamaru Lounge』
東京都千代田区神田駿河台4-4-5 駿河台スピックビル
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅B2出口 徒歩2分
日時:9月30日(日) 14:00~15:30(予定)
内容:Hikari Africa Project報告会&創作ワークショップ(作品を制作します)
入場:10,000円プランのご支援のリターンとして、ご招待者限定です。
定員:20組(大人ひとりにつき、小中高校生のお子様1名の同伴が可能です。)
photo by Naoko Sakuragi
いただいたお金の用途は、下記の通りです。
(金額はおおよその目安になります。状況により多少の変動があることをご了承ください)
▶イルミネーションイベント経費(材料費など)200,000円
日本とウガンダ両国の子どもたちがつくるランプの材料などを購入します。またイルミネーションイベントにかかるすべての経費に充てます。
▶現地での上映にかかる諸経費(機材レンタル・ガソリン費など)100,000円
無電化地域での移動映画館の機材稼働のためのジェネレーターのレンタル代、それを使用するため燃料費、運搬費などに使用します。
▶移動・滞在費(日本・ウガンダスタッフ合計4名の現地移動費・滞在費など含む)500,000円
日本人スタッフ2名が現地に赴く渡航費の一部、ウガンダ人2名と一緒に上映会の現地調整・実施・事後フォローする際の費用に充てます。
▶謝礼(通訳・現地ガイドなど、現地協力者の方にお渡しするもの)150,000円
訪問地におけるコミュニケーションや、現地の最新情報と安全を確保するために通訳・ガイド・ボディガードを雇う場合の費用とします。
▶予備費および雑費(通信費等)100,000円
現地でのスタッフ間の通信手段確保、機材保険などをカバーします。また不測の事態が起きたときのための予備費とします。もし残金が発生した場合は、イルミネーションの数か、イルミネーションイベントを実施する日を増やすための費用に充てます。
▶リターン制作費(オリジナルフォトブックとランプ)150,000円
フォトブックの印刷代、ランプの材料費などに使用します。販売はしません。ここでだけ入手できるスペシャルバージョンを制作します。
合計 1,200,000円(+クラウドファンディング手数料)
photo by Naoko Sakuragi
【想定されるリスクへの対策】
治安が比較的良い村落部での活動にとどめます。また情勢不安など、活動を続けるには危険だと判断した場合は、延期もしくは中止することがあります。スタッフの行動や滞在先は、安全を最優先します。
【チャレンジ】
現地スタッフと協力し合ってイルミネーションおよび映画イベントを作り上げます。予測不可能なことも起こるかもしれませんが臨機応変に対応し、イベントを作り上げたいと思っています。
Photo by Naoko Sakuragi
アフリカの村で移動映画館をする中で、ほとんど毎回、トラブルに見舞われます。
その原因は、雨が降る、ジェネレーターが故障する、村人のちょっとした言い争いに巻き込まれるなど、さまざまです。
当然落ち込むこともあります。でもいつも、必ずウガンダの友人や村人たちが解決してくれます。みんなの祈りが届いて(?)雨が止む、ジェネレーターの修理名人が現れる、村人の言い争いを仲裁するための長老会議が開かれる、などなど。そんなアフリカの「解決力」がわたしは大好きです。
そして「さあ、映画をみせて!」と笑顔で声をかけてくれます。
それぐらい、電気のない村の人たち、特に子どもたちにとっては特別な体験なのだなと感じます。必ず最後には「もっと映画をみせて」「次はいつ来るの?」と惜しまれながら、村をあとにします。
一度、子どもたちがはじめての映画をみる時のキラキラと輝く瞳を見てしまったら、この活動はやめられません。頭上の満点の星空よりもずっとキラキラです。目をまんまるくしたり、となりの子とコソコソ感想を言い合ったり、拍手をしたり。なによりもしあわせな瞬間です。
それはもしかしたら、内戦時の夜の闇の深さを知っているからかもしれません。当事者ではないわたしでさえ、それは恐ろしく、悲しいこともたくさんありました。
そんな夜の闇のトラウマを楽しい体験に変えたい、と思ったのが「cinema stars アフリカ星空映画館」のはじまりです。もっともっと光で明るく照らしたい。夢のような夜をつくりたい。そう考えてcinema stars のanother story(番外編)として、「HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)」を立ち上げました。
これが、アフリカの子どもたちだけでなく、日本の子どもたちにとっても忘れられない「はじめての経験」になったら、そしていつか子どもたちが大きくなったとき、その中の何人かが本当にアフリカか日本で出会えたら楽しいなと思います。
「早く行きたければ、ひとりで歩きなさい。遠くに行きたければ、誰かと一緒に歩きなさい」
アフリカにはこんなことわざがあります。今回もみなさんと、そしてたくさんの子どもたちと、より遠くへ歩いて行けたらと思っています。応援していただけたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
HIKARI Africa Project(ヒカリアフリカプロジェクト)共同代表 桜木奈央子
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