楽しんでいこう
vol. 8 2017-07-29 0
若輩バージョンで吉雄役をやらせていただきました、田中零大です。
班女を通して楽しむという事の奥深さを知りました。
楽しんでいるかどうかは相手にまで伝わってしまう事に気付かず研修生期間を過ごしてきました。(現在、山の手事情社で研修生3年目をやらせてもらっています)
ただひたすらに稽古に臨み、こうしたい!と思いついた事をやっていました。それも間違いではないのでしょう。
でもまず第1に、そこに楽しんでいる自分がいるのか?そこを無視し続けていました。班女の稽古でもそうです。
結果的に楽しんで公演を終わる事が出来ましたが、言われて気付いているようではまだまだです。
今では研修生稽古を全力で楽しんでいます。
また、不思議な事に楽しむという事を意識するだけでまた違う感覚が生まれてくるのです。
いや、違う感覚でやっているから楽しめているのかな…
その前に普段の生活からもっと楽しんでいこうと思います。
先輩に言われた「演劇に逃げてはいけない」という意味がやっと分かった今日この頃。
多くのお客様に楽しんでもらうために『班女』の全国公演の実現が僕は楽しみです。