プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
三島由紀夫の『班女』公演をクラウドファンディングで実現!
オカルト? ヘンテコ? 不思議系? ヲタク? いえいえ、伝統と現代のハザマにあるれっきとした演劇。
オリンピックやプロスポーツを観戦するような臨場感あふれる身体を駆使したエンゲキプロジェクトへのご支援をお願いいたします。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
大学から演劇しかしてこなかった演劇バカです。このバカさを何かのお役に立てる形にできないだろうか??? と試行錯誤しています。 劇団山の手事情社所属。劇団SCOTにて俳優修行。世ami、身体の景色、など外部出演多数。
オカルト? ヘンテコ? 不思議系? ヲタク? いえいえ、伝統と現代のハザマにあるれっきとした演劇。
オリンピックやプロスポーツを観戦するような臨場感あふれる身体を駆使したエンゲキプロジェクトへのご支援をお願いいたします。
このプロジェクトは、創立33年目の劇団山の手事情社に所属する俳優・大久保美智子がリーダーとなって進めます。大久保美智子は、劇団での活動はもちろんのこと、俳優修行としてこれまでに様々な場所で培ったノウハウを生かして、自ら演出もおこない、創作してきました。
今年は、三島由紀夫の『班女』を上演。あわせて、なんでこんなヘンテコな創作をしているの? をわかりやすく解説したドキュメンタリー映像をお届けいたします。
この作品は東京、岡山県岡山市での上演が決まっております。
『班女』の出演者は3名。舞台セットはイス1つと小さなテーブルのみ。会場は、客席もあわせて5m×10mほどのスペースで上演できる非常にコンパクトな作品です。「わが街でも上演を!」とご希望があれば、上演を是非ご検討いただきたい! と切に願っております。
『班女』の公演とドキュメンタリー映像に関わる製作費、人件費へのご支援をお願いいたします。
劇団HPはこちら。
古から芸術家、特に俳優はカナリアのような存在といわれていました。社会に何かあるとカナリアは先に反応し、鳴き、そして時には死にます。人間はそれを見て危機を察知し、回避してきました。
俳優は社会に対してそういった役割があります。 雨を体験するには濡れることです。
しかし現代社会に生きる人たちは忙しいので、濡れないように傘をさします。
それが「俳優が役を生きる」ことだと思います。様々なやり方で、リアルとは少し違う真実をお届けし、それをその場にいる人々は「体験」するのです。
登場するのは3人。美しく儚い花子は、かつて愛した美男子の吉雄を待ち続けています。そしてその花子と暮らす画家の実子。ある時、吉雄が花子の前に現れて…、というお話です。
『近代能楽集』の中でも人気の高い演目で、今までも様々な演出で公演されています。私たちがどんな『班女』を作り出すか、ご期待ください。
ただ、座って観ているだけなのに、感情が揺れ動いて、身体が硬直したりゆるんだりして、時間の経過や空気や周りを取り巻く環境が、現実とは別の次元になる。もっと言えば、この世の世界ではないところまでいけちゃう。だから、「オカルト? ヘンテコ? 不思議系? ヲタク?」なんて思われちゃうかもしれませんが(笑)
かといってバタバタ動き回る演劇ではありません。むしろ止まっています(笑)。みなさんにはこの止まっている俳優の肉体の中に、オリンピック選手の躍動を感じていただきたいのです。吹きすさぶ嵐を感じていただきたいのです。そんなことができるのか!? できるんです(笑) 、できると信じて私はやっていますし、私の観劇経験からもそういったことはあるのです。
三島文学をご存知の方はよくお分かりかと思いますが、彼の書く文章は壮麗です。なかなか現代の私たちが普通に喋って、それがお客さまに届く言葉ではありません。
ですから「三島を演じられれば一人前」などと言われたりします。 仮に上記の言葉を日常的な言い方にしたら 「あんたのおっぱいイイね。待ってた甲斐があったね。」 くらいのことになるのではないでしょうか。 三島の言葉に込められた意味や複雑さを、お客さまに伝わるように喋るためには、俳優の言葉の扱い方、身体の扱い方といった技術が求められるのです。その技術とはどんなものか? 日本の古典芸能にそのヒントが隠されていると私たちは考えました。
古典の言葉は私たちには難しいものです。能や歌舞伎の役者さんがあんなヘンテコな格好で演じるのは、その言葉を扱うために必要な身体の仕掛けなのです。
ざっくり言いますと、あのヘンテコな演技(身体の形や言葉遣い)を「様式的な演技」といいます。
劇団では、《四畳半》という名称の様式で公演しています。下記の写真は、代表作品『タイタス・アンドロニカス』(原作:シェイクスピア)、動画は、『傾城反魂香』(原作:近松門左衛門)です。
©Scott Eastma
そしてその考えをもっと進めたいと思うようになり、現役の能楽師にお手伝いいただこうと思いました。
安田登さんに、私たちの稽古場に足を運んでいただき、ディスカッションをしたり、実際に一緒にお稽古をします。能楽師の考える様式と、私たちの考える様式を、ぶつけてみようと思います。その様子は、ドキュメンタリー映像に収めてもらい、観客の皆さまにもご覧いただきたいと思います! タイトルは『様式をめぐる冒険』です。
そもそも少々「敷居が高いなぁ」と感じてしまう様式の演劇。このドキュメンタリー作品がガイドになって、初めてご覧になるお客さまにも分かりやすく観ていただけるのではないかと思います。
(安田登さんプロフィール)
下掛宝生流能楽師。公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)。千葉県銚子市出身。大学時代に中国古代哲学を学び、20代前半に漢和辞典の執筆に携わる。
能楽師として東京を中心に舞台を務めるほか、海外公演、学校や市民講座、学会などで能や能の身体技法会得をテーマとしたワークショップを開いている。
東京広尾の東江寺で論語と謡曲を中心とした「寺子屋」を開催している。
著書に「異界を旅する能」(ちくま文庫)、「あわいの力」(ミシマ社)、「日本人の身体」(ちくま新書)など多数。
俳優は河原乞食だ、などと昔から言われています。私自身、河原乞食的精神を忘れたくないと思っています。俳優は、経済の輪から少し距離をおいて社会をみる存在だと思うからです。しかしその思想を利用して「俳優は食えなくて当然」というのはどうなのだろう? 実際に河原で寝泊りもしていないのに「河原乞食」と名乗るのも本物の乞食さんに失礼ですし、この文明社会で、精神的に乞食であることと、実際に食えない俳優であることは別だと考えます。
その皺寄せは、お客様のチケット料金を高額にするという手立てになってしまいがちで、なんとかこの悪循環を良い方向へ、と常々思っておりました。さらには、自分の知り合いだけではない、もっと色々な場所で、たくさんの方に『班女』を観ていただきたく、演劇の悪循環を見直す意味も含めたプロジェクトと考えています。
今回のプロジェクトメンバーを紹介いたします。
◎「花子役」
中川佐織(実子役バージョンもあり)
鹿沼玲奈
◎「実子役」
大久保美智子(花子役バージョンもあり)
武藤知佳
◎「吉雄役」
橋口久男
田中零大
撮影:豊 雅俊
★ 映像作品『様式をめぐる冒険』の製作費、人件費
★ 俳優、スタッフの報酬の補助
★ 上演権使用料の補助
★ 稽古場を借りるための費用
★ 『班女』を解説ドキュメンタリー映像付きで上演できる。
お芝居をより楽しんでいただける。能や様式演劇の楽しみ方のヒントを提出できる。
★ 各地での公演を実現することで、私たちの自信になる。
今後も色々な場所へ営業できる。東京以外の方々にも良質な演劇を楽しんでいただける。
★ 人件費のストレスを軽減できる。
適正な報酬をお支払いすることで、ブラックになってしまいがちな制作現場を健全なものにできる。
★ 出演者からの心を込めたお礼メッセージ
・メール
・電話
・直筆お手紙
上記3種類からお好きなものをお選びいただけます。
★ ご希望の方は稽古場見学受け付けます
基礎稽古や上演作品の稽古など、間近でご覧いただけます。
ご希望の方には、稽古日、稽古会場をメールでお知らせいたします。
★ 公演打ち上げに参加いただけます
ご希望の方は、東京公演の打ち上げにご参加いただけます。(7月4日におこないます)
★ メイキングDVDプレゼント
『様式をめぐる冒険』で上演できなかった部分をご覧いただけます。
★ 稽古体験できます
観るだけではなく、実際に俳優の訓練を一緒に体験できます。
日時等はご相談になります。(1日4時間程度)
★ 俳優のなんでも相談室
お茶を飲みながら、お悩みをおききします。
日時等はご相談になります。
★ 俳優貸します
お好きな俳優1名を1日無料でお貸しします。
映画やスチールの撮影、舞台のゲスト、ナレーション、イベントの司会、(※)ワークショップ講師、などなど1日好きにお使いください。
日時等はご相談になります。別途交通費(2人分)をご用意ください。内容によってはお受けできない場合がございます。
(※ 子どもから高齢者まで、またプロの俳優向け、お芝居を始めてみたい方、中学高校の演劇部でどういう練習をしたらよいか分からない顧問の先生、また社内でのコミュニケーションの活性化、などなど無料でワークショップいたします。基本1日3~5時間程度)
東京での公演は、芸術文化振興基金の助成金が採択され、ご支援額に関わらずこのプロジェクトは実行します。しかし、助成金ではすべてまかなえない状況です。岡山での公演も決定しておりますが、こちらも資金は潤沢ではありません。特に俳優の出演料や、映像作品『様式をめぐる冒険』の制作費といった、人件費が最も不足する状況となります。
そうなりますと、創作時間を削るなどの事態が考えられ、メンバーが十分な力を発揮できないといったリスクが考えられます。
そのためにも、ぜひ今回おひとりでも多くのご支援をお願いしたいのです!
日程=2017年6月30日(金)~7月4日(火)
会場=The 8th Gallery(エースギャラリー)
作=三島由紀夫(「近代能楽集」より)
構成・演出=大久保美智子
詳細情報は、こちらをご覧ください。
今回「私の街に『班女』を!」と岡山から声をかけてくださったのは、岡山市のLOOP⑩さんです。地域に根ざした文化活動を行っている団体で、地元のみなさんに愛されています。岡山市の若い演劇人たちが中心となって、演劇やダンスなどのワークショップの開催、子どもへの芸術教育、演劇作品の招致などを行っています。
LOOP⑩さんのホームページは、こちらです。
ぜひみなさまのご支援で公演を実現させてください。そしてもっと多くの都市にこの作品を持っていけるように私たちもがんばってまいります。
3000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円
150000 円