「建築をあきらめるという事は、人間の暮らしをあきらめないという事」
vol. 11 2017-12-19 0
遂にクラウドファンディングも残す所あと3日!
ただいま皆様から大きな応援を頂き、目標金額の70%となる370万円までになりました。
本当に有難うございます!皆様の期待に答える作品になるように身が引き締まる思いです。
本当に有難うございます!
そんなクラウドファンディングが佳境となっている中、昨日はニコニコ動画が主催する生放送番組『ドキュメンタリー虎の穴』に、本作のプロデューサーを務める汐田・大高の2名で出演して参りました!
今製作中のドキュメンタリーについて、ゲストや視聴者に向けてプレゼンテーションするこの番組。今回は、大林宣彦監督、金子遊さん(評論家・映像作家)、土屋敏男さん(日本テレビ日テレラボ シニアクリエイター)、高木祥衣さん(OurPlanet-TV)の前で、『建築を、あきらめる(仮)』について、その制作意図や動機、込めたいメッセージなどをお話させて頂きました。
映画の制作を志したものであれば、誰もがその言葉の重みに感化された経験があるであろう大林監督が、しかも体調が宜しくないにも関わらず向き合って頂けるという状況に、感激を通り越してかなり緊張してしまいました。
我々のプレゼンテーションの前は、『ラーメンヘッズ』チームのプレゼンだったのですが、大林監督はラーメンを起点に世界平和にまで議論を展開され、間近で聞いていて改めて圧倒されてしまいましたが、同時に、これからの建築のあり方やコミュニティづくり(地方創生)のあり方を考える『建築を、あきらめる(仮)』についてどの様な感想を抱くのかとても興味深くもありました。
我々の話を頷いて聞いて頂きいくつか質問も頂いてお答えしていた中で、
この映画のタイトルは非常に興味深いねえと仰っていただき、その上で最後に本作が表現したい真髄をずばっと突くお言葉を頂きました。
「建築(新築)をあきらめるという事は、人間の暮らしをあきらめないという事」
「普通”あきらめる”というワードはマイナスなイメージで使われるが、嶋田さんがやられている事はもっと勇気のある、前向きでハッピーエンドに向かう為の”あきらめる”である。」
こんな素晴らしいパンチラインを、こんな短時間の対話の中で頂けるなんて!!!
と本当に感激する事ひとしきりでした。
尊敬する大林監督のお言葉に恥じない作品になるべく、引き続き制作を頑張って参ります。
クラウドファンディングはあと3日、みなさま目標金額達成にむけて引き続き応援の程、何卒よろしくお願いします!
文責:大高