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ふとんで年越しプロジェクト2016をクラウドファンディングで実現!

ふとんで年越しプロジェクト2016 ~誰もが暖かく年を越せるように

2013年・2014年・2015年に引き続き4年目。今年も行政機関の窓口が閉まる「年末年始」の期間、私たちは一人でも多くの方が暖かくして年を越せるように、共同のシェルターを開設します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2017年1月20日23:59に終了しました。

コレクター
360
現在までに集まった金額
2,980,500
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額600,000円を達成し、2017年1月20日23:59に終了しました。

Presenter
「ふとんで年越しプロジェクト」呼び掛け人 大西連 プロフィールを表示

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1987年東京生まれ。 認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長、新宿ごはんプラス共同代表。ホームレス状態の方、生活困窮された方への相談支援に携わっています。また、生活保護や社会保障削減などの問題について、現場からの声を発信したり、政策提言しています。

「ふとんP」で取り組んでいること【1】 ~2015年の活動報告より~

vol. 1 2016-12-23 0

みなさま、プロジェクト呼びかけ人の大西連です。

プロジェクトの公開から約一週間で、既に多くの方達から寄付をいただいております。みなさま、本当にありがとうございます。

情報の拡散にご協力いただいている方々にも感謝申し上げます。

今回は、プロジェクトの実施内容や寄せられる相談の傾向、プロジェクトを2013年から継続するなかで実感していることなどを、2015年の活動報告会(※)から抜粋して3回シリーズでお伝えします。

※都内にて2016年12月1日に開催。主な報告は、プロジェクト呼びかけ人の大西連(認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 理事長)、西岡誠(世界の医療団 医師)がおこないました。

■個室のシェルターと、医療福祉サポート

大西連:プロジェクトでは、住まいがなく困っている方達に、シェルターを提供しています。ビジネスホテルの部屋を複数借り上げて、必要な方が利用できるように。そして、宿泊期間中と年明けに、医療や福祉のサポートをおこなっています。

毎年、年末年始には「越年活動」といって、野宿生活の方達を支える活動が各地でおこなわれています。内容は、炊き出しや相談会、鍼灸や餅つき、劇団による催し事などさまざまです。山谷地域や渋谷では、屋外テントに一緒に泊まる「集団野営」も開かれています。

これらの民間団体などを通じて、冬の路上生活に慣れていない方や、個別のサポートが必要な方などが「ふとんで年越しプロジェクト」(以下、ふとんP)につながっています。

大西連(中央)と西岡誠(向かって右)

■相談の流れ

大西:「ふとんP」に相談者がつながると、まずシェルターに案内します。相談者の中には、病気や障がいを持っている方が多いので、必要に応じてボランティアの医療者が対応します。

そして、暖かい部屋で休まってから、普段NPOなどで生活相談に携わっているプロジェクト・メンバーが丁寧な聞き取りをおこない、今後どうするかについて相談者ご本人と話し合います。

「今後」のイメージは、役所へ相談に行くという方、就職を目指す方、人それぞれです。

年明け以降、役所の窓口などが再開してからは、相談者とともに病院や行政窓口へ同行するなど、関連団体と協力してアフターフォローをおこなっています。

プロジェクト初回の2013年は20名、二回目の2014年は30名の方から相談が寄せられました。

大晦日やお正月に「誰かと一緒に年を越す」ということができない方も、少なくありません。ふとんPでは相談の合間に、越年活動での年越しそばや、ボランティアの方が作ってくれたおせち料理などを食べながら、一緒に過ごしています。

■「支援を受けながら路上にいる」という相談も

大西:2015年の年末年始は、14名の方がシェルターに宿泊されました。曜日の関係で、役所の閉庁期間が6日間と短めだったため、全体的に相談者が少なかったようです。

相談者の約2割は女性。年齢は30歳~73歳と幅広く、平均年齢は46.9歳でした。国による路上生活者の調査に比べて、若い方が多かったです。

今回の大きな特徴として、相談者の約6割が生活保護を過去に利用したことのある、または利用中の方でした。

利用中の方は、貧困ビジネスから逃げてきたり、病院を逃げ出したり、家族とトラブルになったりして、相談に来られました。

また、ふとんP初年度からの傾向として、病気や障害を持っている方からの相談が多いです。

症状の重い方も含めて、支援が途切れたり排除されたりして、冬の寒い最中に路上に出ざるを得なくなっている、という状況があります。

「心身の困難さを持つことが、困窮状態への陥りやすさに直結する」というのは、社会の側の問題だと考えています。

■医療のニーズについて

西岡誠:普段は、豊島区にある「ゆうりんクリニック」の院長として働いています。

ふとんPでは医療ボランティアとして、「腰が痛い」「お腹がむかむかする」「足が腫れている」などの相談を受け、手当てやアドバイスをおこなっています。

また、重傷者を判別したり、「無料低額診療」に案内したり、年明けに医療機関へ紹介したりしています。

相談者がふとんPにつながる経緯は、さまざまです。多くは、越年活動や教会での相談会からつながりますが、国の相談事業から支援の打診があったり、警察から問い合わせがあったりもします。

年齢で見ると、若い人ほど精神・知的・発達障害を持っている方が多いです。また、高齢の人は高血圧の方が多い傾向にあります。

ふとんで年越しプロジェクトに相談された方のうち、10名が路上生活から抜けられ(就労含む)、4名が年明けに路上生活へ戻られました。

●【2】はこちら→ https://motion-gallery.net/projects/futon-toshikoshi2016/updates/14076

●【3】はこちら→ https://motion-gallery.net/projects/futon-toshikoshi2016/updates/14077

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