進捗のご報告 vol.04 出町商店街七夕夜店
vol. 4 2017-07-09 0
ご支援いただいた皆さま。
こんにちは、すっかり蒸し暑い夏、そして雨の多い梅雨の日々ですね。
いかがお過ごしでしょうか?
出町座(仮)改装工事を進めているなかで、商店街の皆さんにも沢山お声がけを頂き、気にかけて頂き、期待をされていることがヒシヒシと伝わってきます。ご支援頂いた皆さんに対してもそうですが、地元地域の皆さんに対しても、大きな責任があることを強く感じています。なるべく早く、よい形でオープンしたいという気持ちで日々邁進しております。
そして商店街の皆さんからご案内を受けていたのが、7/7、8の2日間、毎年恒例で催されている七夕夜店。こちらにささやかながらお手伝いと、私どものプロジェクトチラシを配らせて頂くため、寄せさせて頂きました。この2日間は、商店街の皆さんが夜店を出して、様々な地域から集まる子どもさんたちと一緒に七夕の夜を楽しむ機会として、商店街主催としては最大規模のイベントとなっていました。
夕方から夜にかけて、商店街のお店が閉まって、夜店が連なります。風船つり、金魚すくい、あてもの、冷やしきゅうり、ビールにおつまみ…いろんな屋台が並びます。そしてとにかくスゴイ人。浴衣を着た子どもさんたち、親御さんたち、若い人、外国の方、老若男女がいろいろな所から集まってらっしゃいます。
出町座(仮)の建物の前では金魚すくいの店が出ます。工事中なので防音シートが張られていますが、そんなことはお構いなしにバッチリ金魚すくいの用意があっという間に出来て、いざスタート。事前に配布されていた券を手に金魚すくいに集まる子どもたち。
うまく金魚がすくえなくても、「ほしい!」という子には何匹でも持って帰って頂きます。
商いではない、ふれあいの催しなので、大盤振る舞いです。他にも人気はパンチボール、水風船、そしてわたあめ50円!水風船が地面に落ちて時々「パンッ!」と破裂音が商店街にこだまするのもご愛嬌です。まつりです。
飲み物、食べ物をゆっくり楽しめるよう、長机も。そしてゴミ捨てもわかりやすく配慮。
「ラムネの便の中のびー玉はもって帰り」と促します。
商店街の至る所に笹の飾り。たくさんの子どもが書いた短冊が飾られています。「かぞくぜんいんがたのしくくらせますように」「京都大学にいきたい」「いつも脳内に新鮮な漫画ネタがあること」「せかいが平和でありますように」と思い思いの願掛けが。
このまつりの熱気にちょっと気圧されてチラシまきは控えめになりましたが、すでに出町座のことを知ってくれている方、「そうなんや!」と驚いてくれる方、「支援しました!」と言ってくれる方もいて、ありがたや。
商店街の皆さんのハツラツとした姿、そこに集うたくさんの人たちの行き交う時間はすごいエネルギーに満ちていました。京大サッカー部の皆さんがボランティアで手伝いに来ていたり、近所の「Deまち」さんで絵本の読み聞かせがあったりもして、まさに老若男女が集い、創り上げる賑わいの場となっていました。
なにより、いつも活気のある商店街の皆さんがこの時はさらにテンションマックスで盛り上げている姿に、来年からはウチもがっつり一緒に盛り上げていかないと、と思った次第です。
最後に片付けもお手伝いさせて頂き、すっかりいつも通りのキレイな商店街通りになりました。
2日とも、ものすごい大雨に見舞われたのが嘘のように、七夕夜店は大賑わいでした。
多くのことを実感した2日間でした。
さり気なく短冊を書いて笹につけとけばよかったかな…「出町座が無事オープンして末永く愛されますように」。
皆さんも、ぜひ来年は七夕夜店にお越しくださいませ!
田中・拝