ためらいと、でもやっぱりと、再帰的
vol. 55 2020-08-11 0
こんにちわ
入道雲と青い空。
絵に描いたような夏空の釜ヶ崎です。
みなさん、お盆をいかがおすごしでしょうか。
こんなに静かなお盆は18年ぶりのココルームですが、
釜芸のサポートチーム「かまぷー」たちと話をして
釜ヶ崎の夏まつりの行事でおこなわれるはずだった日に
事業を組んで、ココルームの玄関先や庭で行うことにしました。
玄関先で、書のコーナー(暑いので8/13と814の午前中に)
8/14には、勝手にあいりんセンター跡地のことを話し合います。
8/15は、めぐりくるお盆、今年も。
語り継ぐこと(広島で被爆者の経験を語り継ぐことの研究をしているなぎさちゃんに話してもらいます)と、盆おどりの歴史をたどり、創作盆おどりをつくってみます。
「勝手に〜」と「めぐり〜」は、オンラインで参加いただけます。
ココルームまでお問い合わせください。info@cocoroom.org
コロナで、集まることも、移動も制限があるなか、
できることをみつけて取り組んでいこうとおもいます。
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ココルームの日常は、例年より静か、といっても
それでも、いろんな人の出入りがあります。
なかには、コミュニケーションの難しい人もいらっしゃいます。
ココルームはカフェでもありますが
注文はせず、のぞきにきて、挨拶をして座って、亀に餌をやって帰る人もいるのが
あたりまえの光景で、
わけがわかんないから、いらっしゃる人々も
期待があったり、疑いがあったり、試し行動があったり
いろいろな思惑をお持ちになるのでしょう。
ときどき場に緊張がはしったり、暴力、警察沙汰もあります。
わかりやすいトラブルではなく、とらえどころないかんじで
バランスがくずれていくようなこともあります。
そうしたときに、気づいたことを、声にしていくことが
大事だとおもいます。
ためらい、があるんですけどね。
でも、やっぱり、話してみることで、展開も変わります。
あとからわかったときは、再帰的にとらえなおしてみる。
その練習のくりかえしのなかで
わたしたちの場は 耕されていくと 信じています。
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クラウドファンディングも明日までとなっています!
こんな、ざらざらした日常を耕していくココルームの場の継続に
関心をよせていただけたらうれしいです。
写真は、今日のココルームの庭