おじさんと菜園
vol. 30 2020-05-28 0
ココルームのお向かいさんは訪問看護ステーション。
「あいりん手作りマスクプロジェクト」という、釜ヶ崎地域の福祉施設や子どもの居場所、個人の方へ手作りのマスクをお届けする活動をされています。
配布枚数が先日2000枚を超えたとか!めっちゃすごい!
その訪問看護ステーションのスタッフさんが今日は一人の利用者さんを連れてココルームの庭を訪れてくださいました。
聞いてみると、ココルームの庭で野菜を育ててみたいとのことでした。
そして今日から菜園スタートです。
ミニトマトと きゅうりと なす。
これからの季節にぴったりですね。
夏の日差しを浴びて元気に育ってほしいです。
実はココルームの庭の、今は井戸がある横のスペースにはもともと畑があって、近くの保育園の子どもたちが野菜を育ててくれていました。
そこは昨年、井戸掘りを始め、掘り出した砂や土を置いておく場所になりました。
今では綺麗になっていますが、畑ではなく、焚き火スペースと赤いベンチがあります。
ココルームもずっと同じ形ではなく、引越しをしたり、事業形態を変えたり、形を変えながら18年間活動を続けてきました。
変わっていくもの、変えてはいけないもの、変えないといけないもの、そんなものたちに揺さぶられながら、今日もココルームが続いていくような気持ちがします。
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野菜の苗と植木鉢を置いていってくれたおじさん、
毎日水をやりに来てくれるそうです。
今日、一人のおじさんと始まったミニ菜園でした。
(文:スタッフたかはし)