釜ヶ崎のおじさんたちのインタビュー映像なつかしく
vol. 4 2020-04-19 0
こんにちわ
日曜日。
いかがおすごしですか。
家にいることに変わりない、という方もいらっしゃるかもしれません。
サービス業の方はいつも人々が仕事を休んでいるときに、忙しくなるお仕事ですよね。
もしかしたら、コロちゃんが理由となって、
休みの日に仕事をしなくてよくなったのかもしれません。
いろんな休日があります。
いろんな家での過ごしかたがあります。
考えたり、つくったり、くつろいだり、体を動かしたり、
気持ちのいい時間でありますよう。
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先日、釜ヶ崎芸術大学の「まちあるき」の講座を行いました。
ほかの講座はオンラインで行うように準備しはじめたのですが、まちあるきは、じっさいには釜ヶ崎を歩けないと判断し、いったん延期を考えました。
オンラインで可能かどうか。
地図を画面共有しながら、案内人の話を聞いておもしろいのか。
試しに15分程度やってみました。
釜ヶ崎にいるわたしたちはおもしろかったけれど、この街を知らない人にはどうだろうか、あまりに身内感満載になっても、、、と懐疑的な気持ちになり、やっぱりやめようかな、と気持ちが傾いたのは事実です。
でも、準備不足でも、うまくいかなくても、誰もやったことのない、オンラインで釜ヶ崎まちあるきをやってみようと、思い直しました。
もし、うまくいかなかったら、また今度改善すればいいのだから。
案内人は、山田實。
忘れん坊なので、朝にリマインドしたのですが、始まる30分前になっても現れないので、もしやと思い、電話をすると、忘れていました。
海の近くで買い物をしていました。
3日前告知でしたが、30名近くの方がつないでくださっていました。
釜芸がいつも最初におこなう、呼ばれたい名前をみんなで呼んで、
ようやっと案内人が到着し、打ち合わせもできないまま
画面のなかの釜ヶ崎のまちを歩きました。
実際には話が長くて、なかなか歩きはじめなかったのですが。
釜ヶ崎に関心があったけれどタイミングのあわなかった方、
このところ足を運べていないという方が
オンラインなら、気軽に参加いただけたようで、
内容はともかくやってよかったとおもいました。
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さて、不要不急の外出を控えるいま
外に出られないなら、ひとりでも機嫌よく時間をすごしたいものです。
釜ヶ崎のおじさんたちのインタビュー映像、とてもおもしろいので、
時間があるならごらんください。
おじさんたちのすっとぼけた、あるいは訥々としたことばに
不確実を生きることの希望を感じるのです。
2014年に撮ったものです。
三角公園でうたう憂歌団の木村充揮さん
森村泰昌さんの題字
谷川俊太郎さんの朗読など
インタビューの最後のほうには まちあるきの案内人・山田實も語っています。
後半は 釜ヶ崎オ!ペラ(2015年 8時間もの)の様子です。
亡くなる一年ほど前になるウオン・ジクスさんの渾身のガムラン太鼓
南流石さんが「釜ヶ崎オ!ペラのテーマ」を振り付けて踊ってくれています。
後半のオ!ペラは変わった映像ですが、おひまでしたらどうぞ。
限定公開のため、これまでそれほどたくさんの方にはみてもらえていませんでしたが、
この機会にどうぞ。