細岡雅哉 バリトンリサイタル
vol. 6 2018-02-22 0
細岡雅哉さんは新国立劇場に所属して様々なオペラに出演していますが、傍ら、2011年以来『ちちぶオペラ』の公演監督を努めています。
2001年に秩父で初めてミカドを上演した時にプーバー役を演じ、秩父版ミカドの楽しさを体現して、後々まで語り草となりました。
2006年、イギリスバクストンでもミカドのプーバー役は評判となりました。
2011年のちちぶ国際音楽祭前夜祭のミカドでは、細岡さんはプーバー役を演じながら公演監督をも務めました。
2013年のメリーウィドウまでは、主役と監督を務めてきましたが、オペラの規模の拡大と共に、監督だけに徹することになりました。
そして、2018年8月の『カルメン』ももちろん監督を務め、現在は練習の指導に力を入れていただいております。
まだ熱気が冷めやらぬ2月17日、これまでのご自身の活動を振り返り、細岡さんは秩父宮記念市民会館大ホールフォレスタでリサイタルを行いました。
レパートリーの多さ、多彩な表現力 ♪
合唱団の指導を見てきた私たちは、このリサイタルで今一度、なるほどと納得!細岡さんの更なる活躍を期待するばかりです。
舞台上から
「『ちちぶオペラ』より素晴らしい技術やお金などに満ちたオペラはあるが、アマチュアの市民がプロの刺激を受けながら作っていくオペラは、今の世の中にとても貴重な体験であり、応援し観に来てくださる方々にも佳い体験になっていることを信じて、これからも頑張りたい」
と強くお話しいただきました。
ナポリ民謡では会場に降り立つ演出に、手拍子も出て、皆さんが楽しんでくださったのだなぁ、と実感しました。
この日の夜は大変寒かったのですが、400人以上の方が集まってくださり、駐車場が足りなくなるような嬉しい悲鳴もありました。
ご来場の皆さま、本当にありがとうございました!
次は、4月30日のゴールデンコンサートで、たくさんの出演者と共にまた歌います。どうぞ聴きにいらしてください。
*クラウドファンディングでは、特典(リターン)の中にこちらのゴールデンコンサートのチケットが含まれているものもございます。
どうぞ、いろいろな機会にオペラに触れてみていただければ幸いです。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします!