リターン品《マスター肖像画》の制作プロセス
vol. 3 2026-02-12 0
クラファン4日目! 現在の達成率は約15%です。着実に伸びております。皆さま、本当にありがとうございます!
今日は、リターン品として作家・正木浩二さん(2000年、絵画専攻壁画修了)に描いてもらった《マスター肖像画》の制作プロセスを紹介いたします。
バタ丼愛好会によるマスターへの取材に、正木さんにも同席してもらったのは2025年10月23日でした。
マスターには久しぶりに白衣を着ていただき、肖像画用の撮影を行ったわけですが……そのままの恰好で自宅のキッチンに立ったマスターは、我々に特バター焼きを振る舞ってくださいました。さすがのホスピタリティ……。マスターが近ごろお気に入りというキリンビールの「晴れ風」で乾杯!
ちなみに、このときにマスターが着用された白衣は、ラグビー部から贈られたものとのことで、胸には「PAN 大浦食堂 ラグビー部 Kitazawa」との刺繍が入っていました。
写真は正木さんが送ってくださった制作プロセスを写したものです。スケッチから始まり、徐々にマスターに魂が入っていく様子が伝わってきます。完成品が写った最後の1枚なんて、正木さんのアトリエの作業台と大浦食堂のカウンターを見まがうほどです……。いまにもバタ丼のあの香りが漂ってきそう。
正木さんからマスターへのメッセージをお預かりしているので、掲載いたします!
自分が学生時代を過ごした1900年代終わりから2000年代初頭、芸大の学食といえば、美校の大浦食堂、音校のキャッスルでした。
今回、おもいもかけず大浦食堂マスターの肖像画を制作する事になりました。
カンヴァスに向かうと、もう30年以上前の学生時代から、助手や非常勤講師等で過ごしだ母校の光景が思い出され、大浦食堂というのが、そこで過ごす学生や、大学関係者にとってはただの食堂ではなく、それぞれにとってのひとつの時代の象徴となる舞台だったのだなと感じました。
そして、そんな大浦食堂を大浦食堂たらしめていたのが、強烈なインパクトを放っていたマスターの存在だったのだとあらためて感じました。
食堂の歴史がある様に、出会ったそれぞれの時代のマスター像がある様に思います。今回描いたのは、比較的最近のマスターです。それは、積み重ねた時間分の最も沢山のお客さんを幸せにしたマスターではないかと思います。
- 前の記事へ
- 次の記事へ
