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東京藝術大学 大浦食堂の記憶をつなぐ書籍の出版をクラウドファンディングで実現!

東京藝術大学 大浦食堂の記憶をつなぐ―“バタ丼”とマスターの軌跡

東京藝術大学の学食「大浦食堂」は、2021年に80年以上の歴史に幕を下ろしました。その厨房に立ち続けたのが、誰からも愛された「マスター」こと北澤悦雄さん。マスターが見つめてきた東京藝大のもう一つの顔を書籍として残します。

コレクター
29
現在までに集まった金額
336,055
残り日数
62
目標金額 3,200,000 円
このプロジェクトでは、目標達成に関わらず、
2026年4月13日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

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2023年7月に谷中の「町人」で北澤マスターを囲む飲み会が開かれ、大いに盛り上がりその場に参加した東京藝大OBOGで「バタ丼愛好会」は結成されました。「大浦食堂」「マスター」「バタ丼」の記憶を書籍として未来へ残します。

  • 東京都
  • 起案数 1
  • 応援数 0
  • batadon_oura
  • フォロワー 6 人

このプロジェクトについて

東京藝術大学の学食「大浦食堂」は、2021年に80年以上の歴史に幕を下ろしました。その厨房に立ち続けたのが、誰からも愛された「マスター」こと北澤悦雄さん。マスターが見つめてきた東京藝大のもう一つの顔を書籍として残します。

東京藝大美術学部「大浦食堂」の〝ふたつの名物〟

2021年2月3日、東京藝術大学(東京・台東区)美術学部の卒業生にとって〝大きな事件〟が起きました。戦前から80年以上にわたって藝大生の胃袋を支えてきた美術学部の学生食堂「大浦食堂」が閉店してしまったのです。コロナ禍によって客足が遠のいてしまったことが大きな要因でした。

大浦食堂には〝ふたつの名物〟がありました。一つは名物メニュー「バタ丼」、もう一つは名物店主の「マスター」こと北澤悦雄さんです。

北澤さんの指導のもとミックス野菜で再現した「バタ丼」
卵が入ったものは「特バタ丼」と呼ばれていた

「バタ丼」は、豆腐ともやしをバター(マーガリン)醤油で炒めてご飯の上に乗せるだけのシンプルな丼。画材を自費で購入しなければならない藝大生のために、食堂の草創期から安価なメニューとして提供されていた「豆腐のバター焼き」を、ある時期から北澤さんが丼にして振る舞い始めました。

1949年生まれの「マスター」は、1960年代後半から大浦食堂で働き始め、88年から3代目の店主に就任。2021年の閉店まで、半世紀以上にわたって大浦食堂に勤めました。〝ふたつの名物〟がよっぽど興味深かったのか、NHKの人気番組「サラメシ」は、なんと大浦食堂を2度も取り上げました。そのうちの1度は、2021年2月の最後の営業日に密着するという内容でした。

美術学部の卒業生が口を揃えて言うことがあります。「マスターの記憶力が半端ない!」――。半世紀にわたって食事を提供し続けてきた北澤さんは、いつしか食堂に来る学生や職員の顔と名前のみならず、学部・専攻、好みのメニューまでインプットする〝秘技〟を身につけます。驚くべきは、その記憶は時間が経っても色褪せることなく、街中でマスターから声を掛けられたという卒業生もいるくらいです。

1995年に撮影された厨房内の北澤悦雄さん

半世紀にわたって東京藝大に在籍し続けた人物は、教職員のなかでも決して多くありません。大浦食堂の閉店によって、そんな貴重な〝生き証人〟が学内からいなくなってしまったのです。ならば、マスターがまだ元気なうちに、大浦食堂のことはもちろん、バタ丼の誕生秘話や食堂での交遊録、さらにはマスター自身の個人史を残しておこう。きっと、日本の美術史の一つのサイドストーリーになるはずだ――。そんな発想から、卒業生の有志で「バタ丼愛好会」を結成し、本をつくることにしました。「バタ丼愛好会」は、今般のプロジェクトのために発足した任意団体です。

「大浦食堂」「マスター」「バタ丼」を歴史に残す

バタ丼愛好会の代表・亀井伸二がブックデザインの仕事をしている関係で、当初は商業出版としての刊行を検討しました。しかし、途中で発想を切り替え、クラウドファンディングでの刊行を目指すことにしました。

発想を切り替えた最大の理由は、マスター・北澤悦雄さんに対する卒業生の感謝の気持ちを具現化するものとして、この本を刊行したいと考えたからです。マスターのことを深く知らなくとも、卒業してから一度も顔を合わせていなくとも、あたりまえのように食堂にいたマスターに支えられたという人は少なくないはずです。そうした人々の思いを結集し、本という形にして残していく。大浦食堂やマスター、バタ丼に少しでも縁のある人々にとって〝参加型の本づくり〟にする――。そのためにクラウドファンディングという方法を選択しました。

1996年まで運営されていた旧大浦食堂外観(撮影:佐藤時啓さん)
建物は1933年に竣工

旧大浦食堂の内部(撮影:佐藤時啓さん)

もちろん、東京藝大卒業生以外の方々の参加も大歓迎です。先述のとおり、本書は日本の美術史の一つのサイドストーリーになると考えています。戦前・戦中・戦後の東京藝大の話や、マスターの世代的に「70年安保」の際の東京藝大の話も出てきます。下記のとおり、東京藝大にかかわる著名人にも寄稿をいただくので、一つの読み物として価値のあるものになるはずです。

2025年夏から「バタ丼愛好会」が取材を始め、すでに本づくりは大詰めに入っています。書名は『腹が減っては〝藝〟はできぬ――東京藝術大学 大浦食堂物語』です。東京藝大学長で現代美術家の日比野克彦さんや、バイオリニストの葉加瀬太郎さんなど、大浦食堂やバタ丼を愛した著名人からもすでに原稿が届いています。「書影」「仕様」「目次」は下記のとおりです。

完成した本は、クラウドファンディングのリターン品として配布するだけでなく、Amazonでも販売します。東京藝大の卒業生以外の一人でも多くの人々に関心を持っていただければ、それが歴史に残していくことにつながると考えるからです。

書影(予定)

〈仕様〉
判型:四六判
装丁:並製
ページ数:192ページ~208ページ
部数:2,000部

〈目次〉
はじめに バタ丼愛好会
第一章  大浦食堂アーカイブス
     〈特別企画〉我が家のバタ丼
第二章  解剖・北澤悦雄
第三章  マスターが語る食堂交遊録
     〈寄稿〉箭内道彦/葉加瀬太郎/乾久美子/澤和樹/日比野克彦
     〈インタビュー〉菅野歩美
付録   寄せ書きコーナー/大浦食堂・北澤悦雄 関連年表
おわりに バタ丼愛好会代表 亀井伸二

集まったお金の使い道

東京藝大の名を冠した〝ものづくり〟である以上、中途半端なものにはしたくありません。取材・執筆・デザイン・印刷製本は、いずれも本づくりのプロフェッショナルに発注します。

募集する金額は「320万円」です。本とリターン品の制作費は下記のとおりです。

取材/執筆……………………………………………………800,000円
デザイン/進行管理…………………………………………800,000円
関係者謝礼……………………………………………………210,000円
印刷製本………………………………………………………1,100,000円
リターン品制作………………………………………………1,255,000円
合計……………………………………………………………4,165,000円

皆様からのご支援は、上記の制作費の一部として活用いたします。
制作費「416.5万円」に対して「320万円」を募集する理由は、先述のとおりリターンで配布する以外の本をAmazonで一般向けに販売するからです。当分は在庫を抱えることになると思いますが、約100万円は主宰する「バタ丼愛好会」が負担することにしました。

想定されるリスクとチャレンジ

今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、仮に目標金額未達となった場合でも、不足する資金は「バタ丼愛好会」で補填するかたちで書籍の出版を実現します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。

やむを得ない事情によりプロジェクトに変更や遅延等が発生した場合は、メールやアップデート記事で速やかに進捗をご報告いたします。

想定スケジュールについて

  • 3月13日(金) 印刷会社へのデータの入稿(書籍制作の〆切)
  • 4月14日(火) リターン品送付開始
  • 4月17日(金) 書籍納品(リターン品としての書籍は、これ以降に随時発送)
  • 4月25日(土) 出版記念祝賀会(於:東京藝術大学「藝大食樂部」)

作品としても大浦食堂を残す! 「バタ丼」への心がこもったリターン品!

マスターへの感謝の気持ちを形にするというコンセプトのもと、今回はリターン品にも〝東京藝大美術学部らしさ〟を大いに生かしました。ラインナップは下記のとおりです。

  • お礼メール
    バタ丼愛好会からのお礼メールをお送りいたします。
  • 書籍(1冊・3冊・5冊)
    『腹が減っては“藝”はできぬーー東京藝術大学 大浦食堂物語』をお届けします。
  • ポストカード1枚
    1988年の藝祭パンフレットの表紙を飾ったマスター! そのリメイク版のポストカードを作者の有山達也さんの許可を得て作りました。記念すべき1枚をお届けします。
  • 進捗レポートPDF
    書籍が完成するまでのステップを共有できるPDFをメールにてお送りいたします。
  • 書籍巻末へのお名前の掲載
    書籍の巻末にお名前を掲載させていただきます。あなたも共作者です。
    ※ 上記のスケジュールの都合上、3月6日を締切とさせていただきます。
  • バタ丼キーホルダー1個
    3Dプリンターを駆使し、新たな表現を開拓する彫刻家の東儀悟史(1993年、彫刻科卒業)による原型の上に、バタ丼愛好会が着彩しました。唯一無二のバタ丼キーホルダーを1個お届けします。

    「バタ丼」キーホルダー 直径3cm
  • 出版記念祝賀会招待(1名・2名
    本書籍の出版記念の祝賀会を4月25日(土)14時から東京藝術大学美術学部内の藝大食樂部にて開催します。コロナ禍で開催できなかった大浦食堂とマスターのお別れ会を兼ねたいと思います。その場にご招待いたします。
  • 祝賀会の舞台上でマスターと記念撮影
    出版記念祝賀会の会場でマスターとの記念撮影の時間を設けます。お手持ちのスマートフォンまたはカメラで3カット撮影可能です。
  • 大浦食堂鳥瞰図柄 扇子1本
    「ビオトープ(生き物の居る場所)」をテーマに、古典的な日本画技法で人気の画家・磯部光太郎(1997年、日本画専攻修了)が描いた旧大浦食堂の鳥瞰図の墨絵を扇子にして1本お届けします。
  • 伊藤高麗子《陶製バタ丼くん》1個
    陶と金属を使った工芸作品・ジュエリー・花瓶・オブジェなど多彩なものづくりを行う伊藤高麗子(2000年、鍛金専攻修了)による、バタ丼をモチーフにしたキャラクター「バタ丼くん」1個をお届けいたします。体は豆腐、手足はもやしです。背中には大浦食堂の名前が刻まれています。全て異なる表情と形態になっており、無作為に選んだものをお届けさせていただきます。

    伊藤高麗子《陶製バタ丼くん》高3.5cm×幅4cm×奥行4cm(個体差有り)

    伊藤高麗子《陶製バタ丼くん》表面

    伊藤高麗子《陶製バタ丼くん》裏面
  • 東儀悟史《3Dマスター胸像》1体
    3Dプリンターを駆使し新たな表現を開拓する彫刻家の東儀悟史(1993年、彫刻科卒業)によるマスターのブロンズ風の胸像1体をお届けいたします。

    東儀悟史《3Dマスター胸像》高12.5cm×幅9cm×奥行6.3cm

        

    東儀悟史《3Dマスター胸像》裏面
  • 磯部光太郎《大浦食堂鳥瞰図》(扇子原画)
    「ビオトープ(生き物の居る場所)」をテーマに、古典的な日本画技法で人気の画家・磯部光太郎(1997年、日本画専攻修了)が描いた旧大浦食堂の鳥瞰図の墨絵原画一面をお届けいたします。
    ※ 額装し出版記念祝賀会でのお披露目後のお渡しとなります。

    磯部光太郎《大浦食堂鳥瞰図》縦53cm×横41cm
  • 正木浩司《マスター肖像画》
    アートネアートスタジオの主宰者であり、絵画のみならずさまざまな立体表現にも挑戦する作家・正木浩司(2000年、絵画専攻壁画修了)による北澤マスターの肖像画1枚をお届けいたします。
    ※ 額装し出版記念祝賀会でのお披露目後のお渡しとなります。

    正木浩司《マスター肖像画》縦45.5cm×横38cm
  • 関俊一《大浦の思い出》
    精緻で情感溢れる表現で人気を博す三重大学教授でもある画家・関俊一(1991年、デザイン専攻修了)が描いた《大浦食堂の思い出》は本書籍の表紙を飾るものです。本プロジェクトを象徴するメモリアルな1枚をお届けいたします。
    ※ 額装し出版記念祝賀会でのお披露目後のお渡しとなります。

     

    関俊一《大浦の思い出》縦41cm×横32cm

    御礼ならびにお願い

    長い文章となりましたが、まずは本プロジェクトに関心を抱いてくださったことに心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

    このプロジェクトは、プロダクション方式(実行確約型)で実施します。ここまで述べてきたとおり、すでに本の制作は大詰めに入っており、リターン品の制作は済んでいます。ゆえに、本プロジェクトの唯一にして最大のリスクは目標金額に到達しないことです。未達の場合には「バタ丼愛好会」がマイナス分を負担することになります。誠に勝手ながら、「大浦食堂」「マスター」「バタ丼」を歴史に残すという私たちの使命感に、一人でも多くの方々が賛同してくださることを願っています。

    バタ丼愛好会 代表 亀井伸二(1996年、デザイン専攻修了)

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    • 大浦食堂鳥瞰図柄 扇子1本
    • 伊藤高麗子作《陶製バタ丼くん》1個
    • 2026年04月 にお届け予定です。
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    • 大浦食堂鳥瞰図柄 扇子1本
    • 東儀悟史作《3Dマスター胸像》1体
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    • 磯部光太郎作《大浦食堂鳥瞰図》(扇子原画)一面
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    • 2026年04月 にお届け予定です。
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    原画コレクターコースC

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    • 出版記念祝賀会招待(2名)
    • 大浦食堂鳥瞰図柄 扇子1本
    • 関俊一作《大浦の思い出》(書籍カバー原画)1点
    • 2026年04月 にお届け予定です。
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