ミュージシャンの皆様からのコメントが届きました!(vol.1)
vol. 9 2015-05-08 0
皆さま、こんにちは。プロジェクトメンバーの林口です。
本プロジェクトのクラウドファンディング期間も残すところ約2週間となりました!現在、目標の60%達成で、プロジェクトの実施が危ぶまれる状況になっています。。
ラストスパートかけて、頑張って参りたいと思います。
本日は、参加予定のミュージシャンの皆さんからお寄せいただいたコメントをお届けします。皆さん、楽曲の構想を色々考えて下さっています。何とかこれらの楽曲を形にしてお届けしたい!皆さまからの応援・ご協力、引き続き何とぞよろしくお願いいたします!
◎ミト(クラムボン) このプロジェクトについては、まず「光では見ることのできない宇宙」を「干渉計方式」という形で望遠する"望遠鏡"があることを知り、その未知過ぎる神秘の世界に惹かれました。しかもその世界に音を付けられるなんて、なんてロマンチック!
音階化されたデータが持つ無限の可能性と、そのまばゆいばかりの神秘を表現できたらと思っています。
◎澤井妙治
男子って天体とか天文に憧れたことってありますよね。今回のプロジェクトの話は、星が遠くにあることは分かっても、何百光年とか、何億光年とか、スケールが大きくて、くらっとしました。国立天文台の平松さんが分かりや
すく説明してくれて、アルマがほぼ山の手線と同じ大きさであることなどを教えてもらいました。死にゆく星というのが、印象的でした。頭の中で、単位が崩壊していく感じがおもしろいと感じています。
距離感つかみつつも、データ自体は遠いところ。空想的にも音をつくれるし、論理的にも音をつくれる幅がおもしろいなと思いました。輪切りのデータをそのまま音にしてもいいし、そうじゃなくても創造的につくるのもあるし。
僕自身は割とオルゴールに縛られないものを作りたい。光が届いているということは、ピコピコよりも、まっすぐなラインのようなイメージ。
◎湯川潮音
普段自分の中から出てくるものを頼りに音楽をつくっているので、遠い遠い宇宙の果てからの信号を基に音探しをするのは正反対の作業のようで、実はすごく近いことなのかも知れない、神秘的なことになりそうだなと思いました!
星座を描くようなイメージでメロディを紡げたら、素敵そうだなと思っています!
◎川村亘平(滞空時間)
熱帯の夜。
鬱蒼と立ち並ぶ椰子と濃紺の空、満天の星。
虫やカエルや鳥たちの声と共に鳴り響くガムラン。
バリ島のガムランは夜野外で演奏する事が多く、演奏者達にとって星も観客の一つ。
冠婚葬祭の時にも演奏されるこの音楽は、私達を取り巻く全て現象、そして【生】と【死】に深く関わっています。
遠く離れた星たちがその命を全うし、消えていく事へ、音を添えられたら良いな、と感じています。
オルゴール音源から受けたイメージを膨らまして、ガムランを使ったフィールドレコーディングをしようと思っています。星空の中、お祭りをしてる風景が浮かぶ音楽を作ってみようと思います。
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第2、第3弾もお届け予定ですので、どうぞお楽しみに!
プロジェクトメンバー・林口砂里