JPICオンライン講座「防災 x SDGs x 絵本」で紹介されました
vol. 23 2021-08-25 0
子どもたちの未来にSDGs絵本を:
出版文化産業振興財団(JPIC)4回連続講座 ”「この本 読んで!」学びの時間” でおすすめいただきました
この講座は、絵本と読み聞かせの季刊誌『この本読んで!』(JPIC発行)で連載中の「子どもたちの未来にSDGs絵本」という企画と連動したオンライン連続講座です。
<SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?>
Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標
2030年までに、世界中の人たちがあらゆる垣根を越えて協力し合い、より良い未来をつくろうと国連が定めた17個の目標のこと。
詳しくはこちらのサイトなどをご参照ください
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about/
その第1回、8月21日(土)に開講された「防災 X SDGs X 絵本」のなかで、『ぼくは ひとりで』がおすすめの一冊として紹介されました!
第1回の講座は9月の「防災月間」に合わせ、絵本を通じて防災やSDGsについて考える機会を持とうというもの。
講師の弘田恵子(ひろた けいこ)さんは、助産師として長年母子に寄り添ってこられた方で、高知市で20年間にわたり民間保育園を経営されていたそうです。現在は保育・看護の非常勤講師や母子相談員・絵本講座講師として活躍されていて、JPIC(出版文化産業振興財団)の読書アドバイザー、絵本専門士、SDGs認定エデュケイター、防災士など、多彩なプロフィールをお持ちです。
前半では地球を守り未来へとつなげるために必要なSDGsと防災意識の大切さについてわかりやすく説明し、後半ではそうしたテーマに関連する絵本を紹介してくださいました。
『せいめいのれきし』『ちいさいおうち』『半日村』『地球のことをおしえてあげる』『ペンギンかぞくのおひっこし』『めぐりめぐる』等、名作絵本や新刊絵本の注目作とともに、『ぼくは ひとりで』については次のようにご紹介いただきました。
「私たちは同じ地球に住んでいる世界のいろいろな国の子どもたちの暮らしを知らなければなりません。
雨の季節、子ども自身が舟をこいで学校へ通っている。そんな国もあります。
学ぶため、仲間と語るため、友達と遊ぶため、危険な思いをして学校に通います。世界には、山道や平原を何時間も歩いて学校に通っている子どもたちもいます。
学校があまりにも遠くて通えない子もいます。今の豊かな暮らしを当たり前に思わず、さまざまな生き方を知りたいものです。」
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SDGsは自分たちの家である地球を守っていく、未来につなげていくための17個の目標。
そのなかで、『ぼくは ひとりで』に関係がありそうなものは、
4: 質の高い教育をみんなに
10: 人や国の不平等をなくそう
14: 海の豊かさを守ろう (*この絵本では「川」)
あたりでしょうか。
9月の防災月間に、また新たな視点でこの絵本のページをめくってみたいと思いました。
第1回の講座はすでに終了していますが、4回講座に申し込むと「見逃し配信」のリンクを送っていただけました。第2回以降も興味深いテーマです。詳しくはこちらをご参照ください。
「この本読んで!学びの時間」https://jpic-online.shop/items/60fb6aad56e0f13a9cb...