名古屋国際センターのライブラリーで紹介していただきました
vol. 22 2021-08-20 0
国際センター図書館の「世界を考える」のコーナーで『ぼくは ひとりで』取り上げていただきました
8月はじめに、名古屋国際センター(NIC)のライブラリーでボランティア活動をしている友人から、こんな写真が届きました。
「子どもの国際理解(International Understanding for Children)」というカテゴリーの中にある「世界を考える」のテーマで集めた本の棚で、こんなふうに『ぼくはひとりで』の特集コーナーを作ってくださったそうです。
『ぼくはひとりで』と、アメリカで出版された英語版『My First Day』(アジアで出版された原書 ”The First Journey"とは異なる装丁なのが興味深いです)、そして物語の舞台であるベトナムやメコンデルタに関する本、アジアや世界の子どもたちの通学・学校事情についての本などが集められていて、とても魅力的なコーナーですね!
訳者からのメッセージを添えていただけるとのことで、低学年や外国にルーツのある子どもたちも読めるよう、やさしい日本語でこのように紹介していただきました。
「おとこのこは どこに いくのでしょう?
ひとりで だいじょうぶかな?
ベトナムにすんでいる アンくんといっしょに でかけてみましょう。
にほんの くらしと にているかな?
ちがうところは どこかな?
それでは、いってらっしゃい!」
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このライブラリーは図書館という枠を超えて、多文化共生のコミュニテイセンター、情報共有の場として愛知県に暮らすさまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちや大人たちが集まる場所づくりを目指しているそうです。
素敵なご報告をどうもありがとうございました。
2021年8月20日