追悼
vol. 44 2014-03-11 0
今日は3月11日。多くの人の生命と生活を奪った東日本大震災から3年です。
犠牲になった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この「ご冥福」という言葉を使う時にはいつも悔しさと無力感がこみ上げてきます。
冥土での幸福を祈るより、その方々が生きているうちにこの世に一緒で幸福を実現したかった…
この悔しさと無力感を心にしまいつつ、せめて今鼓動を続けている尊い生命は幸福で満たしたいと、CATiCはこれからもカンボジアの子ども達に映画で夢を届ける活動を続けていきます。
莫大な犠牲を前に、映画や音楽があまりに無力に感じられるのも事実です。
でも、「文化・芸術は生きる手段でもあり、生きる目的を見つけるツールにもなりえる」と言って、東北で移動図書館の活動を続ける鎌倉さんが居ます。
目に見える支援だけでは被災地に希望を取り戻せない、と被災地で映画上映をしている「にじいろシネマ」さんが居ます。
そんな「心の支援」を目指す隊列の最後尾に、1年半前CATiCも加わりました。
私たちは子ども達のお腹を満たすことはできなくても、心を満たすことができます。
今日の思いを胸に、これからも活動を続けていきます。
鎌倉幸子さんからの応援メッセージ:https://motion-gallery.net/projects/CATiC/walls/4266
にじいろシネマ:http://nijiirocinema.com/
2014年3月11日 非営利団体CATiC 一同