FIGHT FOR PEACEへの寄付のご報告
vol. 23 2015-12-21 0
こんにちは!
シャ・ラ・ラ・カンパニーです。
本日は、クラウドファンディングの一部として行いました【ブラジルの未来をみつめるチャリティ・アクション】に関するご報告です。
この度私たちは、3,500円以上の寄付から3%、そして興行収益の一部を、青年犯罪と暴力に対応するNGO団体「Fight For Peace」に寄付することも目標にクラウドファンディングを行って参りました。
ジャイルス・ピーターソンと最終協議し、プロジェクトリーダーの木村真理がリオデジャネイロのスラム街マレ地区(Mare)にあるFight for Peace「Luta Pela Paz」を訪問。寄付金を直接手渡して参りました。寄付金額は、日本円で100,000円(BRL 2,674)です。
「Fight for Peace」からのお礼状を共有させていただきます。
(下記日本語訳)
この度は、Fight for Peaceへの BRL2,674の寄付をいただき誠にありがとうございました。ご存知のとおり私たちは、犯罪と暴力が耐えない社会の中で生きる若者達を、ボクシング、武闘、教育を通して支援しています。今回頂いた寄付金は、何千にもの若者達のサポートに活用して参ります。
Fight for Peaceがあるリオデジャネイロのマレ地区は、貧困問題と低い社会制度という大きな問題をかかえており、犯罪や拳銃を使った暴力、そして麻薬販売に関わってしまう若者が増えつづけています。もし犯罪に関わらなかったとしても、犯罪が若者達の生活環境へ与える影響は多大で、残念ながら、マレ地区で若者が命を落とす最大の原因は拳銃事故です。
このような状況を変えるためにも、Fight for Peaceは、伝統的な考え方からはなれ、ボクシングや武闘を使った、新しいアプローチを行っています。スポーツと教育、そして自己の発展を目指した全体的なケアをパッケージにして、若者たちが自分で人生の舵をとり、犯罪や暴力から身をひくことを目指したプログラムを提供しています。
リオデジャネイロのアカデミーでボクシングに参加しているMirian Cruz Paragaは、このような変化を遂げています:
「友達がボクシングのクラスについて教えてくれたことがきかっけでFight for Peaceを知りました。すぐにコーチのことが好きになりました。
そして、みんなが温かく迎えてくれてくれました。コーチは、何かを命令するというやり方ではなく、私に勇気や、やる気を与えてくれます。
Fight for Peaceは私にとって、家といえるような場所となりました。私はここで、自分を内面から整え、気持ちを落ち着かせる、つまり自分自身をコントロールできるようになったのです。
それはまるでセラピーのようで、私は、自信を持つ事ができ運動能力もあがりました。また、自分がこれからどのように生きて行きたいのか、人生の選択ををはっきりできるようになりました。そして、自己を見つめ発展させることも学びました。
自分の息子もFight for Peaceに通わせはじめたのですが、柔道をはじめて7ヶ月で、前向きな変化が出てきました。学校で問題を起こすことがなくなり、しっかりとした行動をできるようになったのです。」
Fight for Peaceを代表してみなさまの支援に感謝申し上げます。
Sincerely,
Stephanie Lake
Donor Marketing Manager
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木村真理によるファヴェーラ、そして「Fight for Peace」訪問体験記がオンラインマガジン:QETICに掲載されました。
「Fight for Peace」で働く生徒達との出会いや対話についても綴られておりますので詳しくはコラムをご覧ください。
皆様の温かいご支援に改めて心より感謝申し上げます。
シャ・ラ・ラ・カンパニー
*Fight for Peaceとは?
国際的NGO団体。2,000年にブラジル リオデジャネイロのスラム街、ファヴェーラのマレ 地区に設立。青年犯罪による問題に対応するための国際的組織で、暴力、犯罪、社会的疎 外と戦う青年に、ボクシングと格闘技のオープンクラスを提供。スポーツ、教育、そして 自己啓発を融合させたプログラムを通して、個々が持つ可能性を引き出し、将来性と社会 性を育てる事を目的としています。これまでに、ブラジルとイギリスだけでも10万人以上 の若者を支援しています。