【応援メッセージ】参議院議員・山本太郎さん
vol. 43 2019-03-01 0
あえて太郎ちゃんと呼ばせてもらおう。
2011年12月。 まだ一社会運動家だった太郎ちゃんとチェルノブイリ周辺諸国を旅することになった。初冬のウクライナの広野は雪こそ少なかったが、みぞれ混じりの雨が降り一日中重い雲が垂れ込めている。
ベラルーシの医師たちは口を揃えて事故影響の疾病は甲状腺がんのみだと喧伝し、多岐にわたる健康被害を訴える医師(元・ウクライナ在住)は8年もの間投獄された現実を知る。そして目の前に広がる無人になった神隠しされたような街並。
いったい「本当のこと」はどこにあるのか?
原発事故後の日本の未来はチェルノブイリの空の暗雲のごとく黒く重いのか、、、様々な思いが脳裏をかすめる。
2年後、太郎ちゃんは政治の世界にデビューした。
ならば「本当を」つかんでいる場所に身を投じてみようとの熱い意思は、多くの選挙民の共感を得た。罵詈雑言もたくさん浴びたが、それを自分の糧として、たくさんの仲間とともに、日々精進している姿。日を追うごとに議員としてのポテンシャルをあげ、手を替え品を替えアウトプットに励む太郎ちゃんの姿は、ジャンルは違えども我々の励みになっていることは言うまでもない。
ヤツが頑張るから我々も頑張る!
山本太郎参議院議員はいつまでもぶれない熱血漢、太郎ちゃんのままだ。
応援メッセージありがとう、太郎ちゃん!
もやい展主催/写真家・中筋純
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震災8年を迎えて、、、
もう8年も経ってしまった、というのが率直な気持ちです。 その間、永田町における原発や被曝問題に対する方向性は、安全神話の時代に戻りつつあります。現状に憂いと無力感を感じるとともに、何としても変えて行かねばならぬと闘志みなぎるカオス状態な私です。
次の巨大地震がいつ来てもおかしくない、といわれる昨今、 即時の原発廃止が必要と考えます。
メルトダウン、という人類史上初の核惨事を経験しているのが私たちです。
この収束に掛かる費用は民間資産で70兆円というものもありますが、最終的には天文学的な費用が必要になると考えます。収束の方法もわからないのですから、当然です。電力会社で負える費用ではありません。
この事故の収束に掛かる費用のほとんどは、この国に生きる人々で背負うしかありません。期間に関しても、国は30―40年くらいと考えているようですが、なぜ事故を起こしていない原発を廃炉にする期間と同じスケジュールで事故原発の廃炉工程をFIXできるのでしょうか?
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現在、日本社会には多岐にわたる問題が山積みです。
理解者を増やすためにはそれぞれが、個別に話をして拡げて行くしかないのですが、どの問題を説明するにしても、時間が掛かる込み入ったものが多いと考えます。説明する方は熱意を持って語るのですが、政治にまだリーチできない方が聞き手の場合、「この話、いつまで続くのだろう」と、まるでハラスメントを受けているような状態になりかねません。
そこで、誰もが自分ごとと捉えられるような問題から話始めて、 政治への扉を少しづつ開いて貰えるよう心がけています。
私的には、消費税の話は効果が高いと感じています。 「ついさっき、コンビニで買い物した時に払った」、 と自分に引き寄せて聞いて貰える可能性があるからです。
ここ数年、街頭などでも実践していますが、人々の足の止まり方が格段に違います。まずは、ゆるい部分で多くの人々とつながり、 大きな力にしていくことが重要だと感じています。
一部の者だけが美味しい思いをする世の中では多くの人々が疲弊し、壊れていきます。まさに、「この世が地獄」を体現することになった日本の状況の中で、それぞれにできることをおのおのの表現で形にし、人々に伝える皆さんの活動に感謝と尊敬の気持ちを贈るとともに、体たらくな政治の場に身を置く一人としてお詫び申し上げます。
参議院議員・山本太郎
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「もやい」それは、荒縄の強固な結び。3.11から8年、福島原発事故と向き合ってきたアーチスト達の個々の表現が金沢21世紀美術館で結ばれます。絵画、彫刻、写真、生花、造形、詩歌……福島の現実と命の輝きがあなたを包みます。
一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただくために、引き続きのご支援・そして周りの方への拡散を、何卒よろしくお願いいたします。
https://motion-gallery.net/projects/2019moyai_kanazawa
http://suzyj1966.wixsite.com/moyai
★もやい展スケジュール★
場所:金沢21世紀美術館 ギャラリーA(石川県金沢市広坂)https://www.kanazawa21.jp/
日時:2019年3月5日(火)〜10日(日)
5−7日/10時~18時 8−9日/10時〜20時 10日/10時〜17時
入場料:100円(各種免除規定あり)