「もやい展」終了報告
vol. 44 2019-03-20 0
「14+(プラス)」
もやい展金沢、無事に全ミッション終了いたしました。
ご来場いただいた皆さん、設営撤収に駆けつけてくれた皆さん、地元で広報に奔走してくださった皆さん、会場運営に携わってくださった皆さん、CFなど通じて後方支援してくださった方、そして手弁当出展に最大限の力を発揮してくださった作家の皆さん。厚く御礼申し上げます。
さて、サブタイトルの「14人の心がとらえた…」の「14」の脇に小さく「+」があることを皆様お気付きでしたでしょうか?
美術作品を出展している作家のみならず、名は出せないけれど作品を提供してくれた方、文学作品を提供してくれた方、音楽や歌を提供してくれた方、朗読に身体表現に舞や映像、、、そしてあらゆる方面で関わってくれた有志の皆さん、CFで支援してくださった方、筆が踊った新聞記者、合宿受け入れの宿のご主人に、貴重な時間を割いてご来場くださった皆さん……みんな全てが表現者であり、その力を合わせることで「もやい展」は成り立っています。小さな小さな「+」ではありますが、「+」が重なる限り「+」はどんどん大きくなるはずです。
8年前の今日、未曾有の大震災に追い討ちをかけるように福島原発事故が起きました。近代神話の崩壊は人々を混乱の渦に巻き込み、それはやがて沈黙と分断を生み出しました。またそれとは別にポストモダンの道筋を希求する動きが出てきたことも確かです。
未だまだおぼろげなその道筋が大きな潮流になることを、そして「もやい」綱でしっかりと繋がれその潮流を渡りきることで本当の「未来」に辿り着けることを願って、「+」を重ね続けられればと思っております。
沈みそうだった泥舟「もやい丸」
皆さんが船底に漆を塗ってくれたおかげでなんとか航海は続けられそうです。
さてさて、次は羅針盤はどこへ向けようかな、、。
どうもありがとうございました。
もやい展代表:中筋 純
*会場の模様などは後日アップロード致します。
*なお、返礼品は間もなく順次発送となります。お楽しみにお待ちください。