【アーティストメッセージ】金原 寿浩(絵画)
vol. 27 2019-02-10 0
1962年東京生まれ。86年創形美術学校版画科研究 課程終了。95年群馬県桐生市に移住し制作が本格化。95~98年野外展「ドキュメント・376」参加。00年より個人の活動にシフトし「ひかるかたち」「イマジン2000」「アジア・旅のスケッチ」「桐生本町通絵図」展など。11年東日本大震災発生により、津波や原発事故の被害、沖縄の基地問題などを主題に制作。「黒くぬれ!」「それぞれの街で」「海の声」展など。17年からはグループ展にも参加。「本日は青展ナリ」「どこかでお会いしましたね」「今日の反戦反核展」など。
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3月5日~10日の『もやい展』お陰さまでクラウドファンディングが目標額に達しました!
ありがとうございました!
ご協力してくださる方々やご支援下さった方々の熱意を裏切ることのないよう参加作家の皆が答える時を間もなく向かえます。
主催者の中筋さんとは2017年彼の飯能での個展での出逢いがきっかけでした。私は勝手に中筋純と言う名前で女性だと思い込んでいたのですが、目の当たりにした純さんは男でアクの固まりまたいなキャラクターにのけ反るほど驚いた。
心を落ち着かせてから、やっと作品に驚くことができた次第。
それから2年近く経過するうちに一気に私の交遊関係が拡がりたくさんの素晴らしき友が増えていった。
いろんな人や物事を『もやう』。あちこちで、小さなもやいが増えそれが能登金沢の地21世紀美術館という港に集まり大きく固くもやわれる。
中筋純という人は船着き場にある船をもやう杭のような存在なのかな。だけどその杭は何処にでもスッとワープして、彼処でも此処でももやって歩いてる。なんとも不思議なもやいマン。
私はワガママをいって直線20メートルの壁を要求し、それに合わせた画面を展示します。描き出しから2年の制作期間で今最後の画面を描いています。いつもは制作過程を公開してますが今回は勿体ぶって描き始めた頃のすがたで勘弁してください。
ギャラリーオマドーン、ヤマトギャラリー、グルグルハウスで去年発表してきた大きな絵巻に制作中の画面を繋げて一応の完成としますので是非とも金沢までお越しくだされば幸いです。
なおクラウドファンディングはまだ継続中ですので、ご覧になってご支援いて頂ければありがたいです。
https://motion-gallery.net/projects/2019moyai_kanazawa
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