【応援メッセージ】Maurice Shelton(教育者・アフリカ系アメリカ人)
vol. 13 2019-01-21 0
彼は、アメリカ軍の日本国内施設に勤めていた2011年当時、横浜で東日本大震災、福島原発事故を体験した。
アメリカの政府からはすぐさま非常事態宣言が出された上、安定ヨウ素剤も配られ、彼も服用したという。
軍人として働いている者には日本国外への退避命令が出され、軍関係の施設に出入りしていた彼にも、退避、または国内へ残るかの選択肢が与えられたそう。
ところが、実際の退避のための航空券予約には軍人優先の序列があり、彼の立場ではなかなかチケットが取れなかったというエピソードも。
そんな中、日本政府は「大丈夫、大丈夫」を繰り返し、自国政府とまるで違う対応に、強い憤りと不満を感じていたことを振り返り、当時も、今でも、いつまでも核心には触れようとしない日本政府の対応とメディア報道の姿勢を、深く憂慮している。
被災ニュースに触れる時に一番に浮かぶのは、ヒットソングのタイトル「You are not alone」(君はひとりじゃない)という言葉。
みんなのもやいに、ひいては世界のもやいに期待して、メッセージを寄せてくれたモリス、どうもありがとう!!
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Let the brilliance and the pain of this art be a stern reminder that we are all connected and the bonds that tie us together cannot be easily severed.
We mustn’t forget that we are a part of nature, no matter how hard we try to subjugate it to our will.
Our spirits can be indomitable, but we still must hold in reverence the world we came from.
Let’s not forget that we are all one, and our differences are what actually connect us, and makes us strong as a species.
If we fail to see the fellow humanity in each other, we become even more vulnerable.
When we look at life as a zero sum game, we only add to hate and suffering.
Greed and material wealth might not be our only cause of our demise, but it certainly won’t be our salvation.
Please don’t waste any opportunity to speak truth to power and to be kind to others.
この作品たちに込められた輝きと痛みと哀しみが、私たち全員は繋がっていて、その絆は簡単には切れないということを思い起こさせてくれます。
私たちがいくら自然を支配しようとしても、私たちは自然の一部であることを忘れるべきではありません。
私たちは、魂の声に従って、この生まれた世界を敬うべきだと考えます。
人間と自然はひとつの存在としてあり、また、それぞれの違いが、生きとし生けるものを繋ぎ、さらにその繋がりが、私たちに強さをくれているのです。
お互いの人間性を尊重できないことは、危険な兆しだと思います。
富を追求する生活はいつしか、恨みや困難を蓄積するだけになっていくでしょう。
欲張りな、富の追求だけが、破滅の原因ではないのですが、それは決して救いにもならないのです。
どうか、権力に屈することなく、発言する機会を活かして、社会を変えていきましょう!
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「もやい」それは、荒縄の強固な結び。3.11から8年、福島原発事故と向き合ってきたアーチスト達の個々の表現が金沢21世紀美術館で結ばれます。絵画、彫刻、写真、生花、造形、詩歌……福島の現実と命の輝きがあなたを包みます。
一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただくために、引き続きのご支援・そして周りの方への拡散を、何卒よろしくお願いいたします。
https://motion-gallery.net/projects/2019moyai_kanazawa
★もやい展スケジュール★
場所:金沢21世紀美術館 ギャラリーA(石川県金沢市広坂)https://www.kanazawa21.jp/
日時:2019年3月5日(火)〜10日(日)
5−7日/10時~18時 8−9日/10時〜20時 10日/10時〜17時
入場料:100円(各種免除規定あり)