【応援メッセージ】保高泰一さん(喫茶店「馬天使」店主)
vol. 23 2019-02-07 0
止まり木
カフェではない。サテンが好きだ。
カウンター越しのマスターがそのまま店の空気になったような場所。お気に入りの民族系個性派音楽が流れ、書棚にはマスター・セレクトのミニ図書館、数々のイベントのフライヤーが置かれ壁では作家のミニ個展が開催されている。
カウンターで隣り合わせた見知らぬ客同士もいつの間にか密度の濃い会話が交わされる。
それこそがサテンの醍醐味だ。
東京・八王子で30年以上も続く知る人ぞ知る小さなサテン「馬天使」。マスターの保高さんを慕って集まる人は連日絶えない。そしてなんとマスターは八王子で多文化・環境共生野外フリーイベントの「みんなちがってみんないい」を主催。
エコイベントとして、会場内は化石燃料からの電気は使用禁止、使い捨て容器の使用禁止、会場までの交通手段は徒歩又は公共交通機関を使って来場という制約をつけて開催されています。今年で通算二十七回目を迎えます。
出店者もライブ出演者も個性派ぞろいでまさにイベントタイトル通り。もやい展主催・中筋はふとしたご縁でこのお店に吸い寄せられ、気がついたらイベントで「流転 福島&チェルノブイリ」野外写真展を3年連続で開催させていただいています。
展示はどこでもできる! を確信させてくださった恩人でもあり、展示の企画&進行で頭がオーバーヒートしそうな時の「止まり木」でもあります。
保高マスター! 応援メッセージありがとうございます!
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「忘れないために、忘れさせないために」
保高泰一(喫茶店「馬天使」店主)
東京新聞の2018年12月1日一面トップに「新小型原発開発へ、2040年ごろ実用化に(経済産業省)」との仰天記事が!
2011年に地震津波により原発事故が起きて、大変な問題が解決せず、先が見えない状態が続いているのにも関わらず、 そのことになんの反省も恐れおののくことがない新小型原発開発、一体どうなっているのだろう。
東京電力福島第一原子力発電所は、廃炉復旧作業は現在進行形だが、テレビ新聞その他のメディアに載ることはほとんどない。
知ろうとしない限りわからないし、他の社会問題が次から次に起こるので、当時感じていた問題、危機感が薄れていく。
もやい展はいろんなアーティストが現場で感じたこと、そして今現在感じていることを表現しています。
忘れないために、忘れさせないために。
みんなの支援、よろしくお願いします!
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「もやい」それは、荒縄の強固な結び。3.11から8年、福島原発事故と向き合ってきたアーチスト達の個々の表現が金沢21世紀美術館で結ばれます。絵画、彫刻、写真、生花、造形、詩歌……福島の現実と命の輝きがあなたを包みます。
一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただくために、引き続きのご支援・そして周りの方への拡散を、何卒よろしくお願いいたします。
https://motion-gallery.net/projects/2019moyai_kanazawa
★もやい展スケジュール★
場所:金沢21世紀美術館 ギャラリーA(石川県金沢市広坂)https://www.kanazawa21.jp/
日時:2019年3月5日(火)〜10日(日)
5−7日/10時~18時 8−9日/10時〜20時 10日/10時〜17時
入場料:100円(各種免除規定あり)