☆脚本検証会やりました。稽古突入じゃ!
vol. 6 2017-08-14 0
先日(8月6日)は脚本検証会でした。
「絵金縦遊伝 ~漁り火の向こう」は東京で2015年に上演された二人芝居の作品ですが、今回は高知・赤岡の弁天座での上演に向けて、若干の改定を行っておりますし、初の高知ということもあり、そして作品としては再演ということもあり、きちんと作品に向かい合い、これからはじまる稽古の骨子になる大切なベースラインを作っていかねばなりません。
脚本検証を行う劇団は多くありますが、大人数の劇団だと、作家もしくは演出家からのプレゼンというかレクチャーがあり、演出家の解釈を皆が理解する、わからない部分を質問してコンセンサスを出していく、というやり方が多いのではないかと、勝手に思っております。が、わしらは二人芝居なので、台本の解釈、思い入れ、時代考証など含め、てんがい、上森、プロデューサー渦の3人が共通見解を得るために、丁寧に話しあって改善しながら作ってきました。
6日は役者とプロデューサーの他、ト書き読み係としてクロが来てくれて大変助かりました。そしてドキュメンタリ映画「絵金の息吹」撮影中の和泉彩雨監督も撮影する中、じっくり時間をかけての検証会でした。
はじめに台本を通して読み、その後で頭から構成や解釈、改善点を話しあい、休憩をはさみつつではありましたが、じっくり7時間ほど作業しました。改定稿はかなり芯の通った台本になると思います。
いよいよ稽古に突入です。みんな待っとおせよ!!