★金石範さん(作家)から応援メッセージが届きました!
vol. 5 2018-05-27 0
★金石範さん(作家)から応援メッセージが届きました!
「映画『スープとイデオロギー』か、おもしろいタイトルを考えるな。イデオロギーの違いをスープの薬味にする。イデオロギーをスープで溶かしてしまうゆうことか。こういうタイトルが出ること自体、ヤン ヨンヒが自分の家族を突き放して“客観視”している証拠や。ヤン ヨンヒは作家やな」(2018.5.26)
※金石範さんとヤン ヨンヒ、木村元彦さんが「四・三事件」について語り合う座談会が「すばる」(2018年8月号、7.6発売)で公開されます。お楽しみに!
【プロフィール】
キム ソッポム
1925年、大阪府生まれ。工員、朝鮮高等教員、文芸誌編集者を経て、1957年に『鴉の死』で作家デビュー。「済州島 四・三虐殺事件」を描く長篇小説『火山島』を1976年より執筆開始。1997年に全7巻が完結。大佛次郎賞(1984年)、毎日芸術賞(1997年)、第1回済州4・3平和賞(2015年)、第1回李浩哲統一路文学賞(2017年)を受賞。2018年4月3日に済州島で開かれた「四・三事件」追悼式典では、文在寅大統領がスピーチで『火山島』執筆の功績に言及した。