ちょっとした報告ですが…
vol. 8 2021-06-07 0
我が家から石を投げたら届く距離に山がありまして、その飛距離の中にうちの小さな休耕田が何枚か。
「そのうちに」と延ばして来たので植物は伸び放題で草刈りがしんどいです。
石を投げたら届く山。は本山から道路で寸断された外周2キロもない離れ山なのですが、いつも獣は居着いています。豚熱の件もあり最近の推測では鹿が4頭居るくらいでしたが、草刈りで判明しました『猪』の存在が。
昨年よりの豚熱蔓延で周囲の猪はほぼ消えた状態だったので「生き永らえて」またこの山に入ってきた猪は嬉しい発見です。いつもならこういう猪に若犬を当て(出会わせる)狩りの実践をするのですが…
「貴重な1頭」このまま平穏に潜んでもらうことにしました。
けれど、この山には二人の罠師(同じ猟友会員)が仕掛けを入れていて邪魔をする気はないが「どうか罠に掛からないでくれ」の気持ちがメラメラしてくる。
猟師とは、狩人とは、本当に気ままでエエ加減な精神の持ち主だとつくづく思いましたね。反省…。
で、話はこれだけではない。
通常、猪はいろんなモノを食べる(雑食)ので地面を掘り返すのは当たり前なのですが掘り返す時期は傾向として決まっていて、うちの休耕田や周囲を掘るのは夏の終わりが常でした。
何故今頃…?
掘り跡を検証しての憶測ですが奴は薬効のありそうな草の根を食べている。野菊やヨモギ他の柔らかい根。
ミミズや虫を食うには掘りが深いし今の時期は草の新芽が主食なはず。 狩人はポジティブなので猪論に加えます。
「豚熱の影響も含め生き永らえた身体を薬餌療法的な本能で免疫力を上げている」のではないか。
猪にそのくらいの逞しさは当然あります。
『猪ノ穴』を企む狩人にとって嬉しい発見でしたので報告します。