プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
野遊びの拠点【猪ノ穴】プロジェクトをクラウドファンディングで実現!
山と川と海に育まれる四季の恵みをいただく。そんな日々をみなさんと愉しむことができる場の実現を目指し、囲炉裏・石窯・燻製機のある野遊び小屋【猪ノ穴(ししのあな)】をつくるプロジェクトです。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
三重中部、台高山脈から連なる山々に囲まれた松阪市飯南町で山・川・海の猟(漁)師を生業としています。食肉加工販売「めぐみ」代表。四季の恵みを自然からいただき、糧とする暮らしや生き方を共有できる場づくりを目指しています。
山と川と海に育まれる四季の恵みをいただく。そんな日々をみなさんと愉しむことができる場の実現を目指し、囲炉裏・石窯・燻製機のある野遊び小屋【猪ノ穴(ししのあな)】をつくるプロジェクトです。
多くの皆様方のご支援・ご協力を賜り、本日、目標金額であった400万円に達することができました。
本当にありがとうございます。
まずは、ご支援いただいている皆様、そしてこのプロジェクトを見守ってくださっている皆様にご報告をと思い、こちらに追記しています。
目標金額には達しましたが、『猪ノ穴』プロジェクト掲載終了まで、
みなさまからのご支援・ご協力を引き続き、募ってまいりたいと考えています。
目標額を超える金額については、
『完全プライベートキャンプをつくります』リターンにご支援いただいた方と連携を図りつつ、『猪ノ穴』の更なるスペース拡充に充ててまいります。
進捗状況については随時アップデートにて経過報告していきます。
また今後の返礼品発送はもとより、ツアー等の内容について熟慮をかさね充実していきますので最後まで見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。
みなさん、はじめまして。
三重県松阪市にある飯南町(いいなんちょう)で、『めぐみ』という屋号で食肉販売業を営む、杉山と申します。
台高(だいこう)山脈から連なる山々に囲まれ、西から東へと流れる櫛田川(くしだがわ)流域にある飯南町は山・川・海に育まれる自然豊かな地域です。
私はここで生まれ育ち、小さな頃から自然の中で遊び、四季折々の恵みをいただく日々を送ってきました。
春夏秋冬の移ろいを肌で感じ、その時期に輝く食材を自らの体と五感を使っていただく。そんな暮らしをこれまで積み重ね、現在も山の猟師、川・海の捕り物師を生業としています。
我が家には、さまざまなつながりで多くの人が遊びに来てくれます。
野に出て、そのときどきに得られる四季の恵みをいただく暮らし。
私にとってはそれが日常であるのですが、他者とそんな暮らしの愉しみを分かち合うことができる、というのは大きな喜びでもあります。
これまで培ってきた『生きる知恵と経験』を共有する、とでもいうのでしょうか。
そんな時間を過ごせることの幸せを感じながら、日々を過ごしてきました。
私の生き方の幹をなすものに、「猪狩り(ししがり)」があります。
猟犬とともに、鉄砲を携えて単独で山に入り、猪を獲るという猟法です。
犬の持つ特性や能力と、これまで培ってきた私自身の経験と勘が頼りの世界です。
この猪狩りという文化があったからこそ、さらに言えば、猪という山の恵みをいただくことができたからこそ、私はこれまで猟師を生業としてくることができました。
ところが、2020年6月。
三重県農林課より、松阪市内において豚熱が確認されているため松阪地域で捕獲された猪肉の出荷(流通)自粛要請の通達がありました。
短期間で拡大した豚熱(CSF)の影響はいまや三重県全域に及んでいます。
当然、私が暮らす地域も例外ではなく、猪の頭数は目に見えて減りました。毎年、一定数の猪の猟果にめぐまれていましたが、2020年はいまだかつて経験したことがないほどの不猟でした。
自然を土台として成り立つ狩猟文化の観点と、猪がいてこそできる猪狩り猟師の立場からすると、今は時間の経過とともに猪たちが豚熱を克服し、乗り越えてくれるのを見守ることが唯一私にできることだと感じています。
であれば、これまで生業としてきた猟師としてのあり方を、今一度見直す必要があります。
そして、2020年からの新型コロナウイルス感染による社会混乱。
生活や社会の急激な変化を、多くの人が受け入れなければならない状況になりました。
”今まで通り”ではいられなくなったことが、それぞれの立場で多くあったはずです。
豚熱(CSF)と新型コロナウィルス、両者が自然界と人間社会に巻き起こした現象は、
私からすると、”生きることの本質”を示唆しているように思えました。
自然の中には人間社会にはないあらゆる美しさが存在します。
そして、それらの美しさとは『生と死』の絶え間ない循環、ともいえます。
春に生命が芽吹き、夏に盛り、秋に静まり、冬に朽ちる。
四季の移ろいは、まさに『生と死』の象徴であり、
そこに存在する生命も、自然界のバランスの中で刻々と変化しながら全体の緻密な均衡を保っています。
野に出て、自然の中に身をおいていると、日々そんな光景を目にします。
豚熱によって猪たちがさらされている現状もそのひとつです。
そして、新型コロナウィルスによる私たち人間社会の状況も。
『人間も自然の循環の一部でしかない』という自覚が、
いつの時代からか薄れてしまっていることに大きな悲しみと不安を抱いています。
このプロジェクトを通じて、
まずは『こういう生き方をしている人間がいる』ということを認知していただきたいのです。
そして、私が培ってきた生きる知恵や経験を、野で遊ぶ愉しみや喜びをみなさんと分かち合うことに活かしていくことができたらと考えています。
このプロジェクトで実現したいことはふたつあります。
【① 野遊びの拠点「猪ノ穴(ししのあな)」をつくる】
私の現在の生き方の礎となっているものは、元を辿れば”遊び”でした。”遊び”が、今や”生業”になっています。野で遊ぶことには、多くの学びと知恵が隠されています。
我が家を訪ねてきてくれるみなさんにも、
晴天を祈り雨を乞う日々の愉しさを、四季が織りなす美しい自然の中でめぐみをいただく喜びを体感して知ってほしいのです。
そんな想いを込め、我が家の敷地内の一角に野遊びの拠点をつくります。
当家は私の代まで「螺鈿(らでん)材製造」を家業としていました。
世の不況に煽られる形で幕を閉じましたが、螺鈿材製造の作業場として使われていた小屋が今も残っています。
昔はこの作業場で何人もの職人さんが螺鈿材をつくっていました。
今は暖をとるための休憩場所としてしか活用できていませんが、ここに「猪ノ穴」を設営します。
・山、川、海に赴き、四季の恵みを得る体験の拠点として
・自分たちで得た食材を囲炉裏、石窯、燻製機で調理して食べる憩いの場として
・みんなで火を囲み語らう場として
・三重中部に広がるフィールドの愉しみ方の案内所として
猪ノ穴の利用料はとらないつもりです。
野遊びに興味がある方であれば、誰でも遊びに来れて、利用できます。
この場所を起点に野遊びが広がっていく、そんなイメージで活用していきます。
【②「めぐみ」の新事業として燻製製造をスタートさせる】
鹿肉や魚の燻製製造で「めぐみ」の新たな主軸商品をつくります。
猪肉に担保されていた精肉業ですが、豚熱によって猪の捕獲・流通が困難であるのが現状です。その状況を乗り越えるため、今、目の前の環境にあるものを最大限活用して、生業としての猟師の継続を目指します。
「猪ノ穴」と共用できる燻製機器の導入と、燻製製造に係る許認可取得のため、みなさんのご支援をお願いしたいと思います。
今回のクラウドファンディングでは400万円を目標金額としています。
ご支援いただいたお金は以下の3つのことに充てます。
・野遊び小屋「猪ノ穴」建設・整備に250万円
・燻製事業スタートに100万円(燻製機器に50万円、許認可に50万円)
・手数料、リターンに係る経費に50万円
ーーーーー
猪ノ穴設営スケジュールは以下のように進めてまいります。
2021年7月 建屋の資材集めと整地
2021年8月~9月 建築期間
2021年10月 プレオープンと返礼品の発送開始
〇山・川・海のめぐみギフトセット【松】【竹】【梅】
【梅】・・・山・川・海の旬の食材をつめあわせたセットを1回お送りします。
【竹】・・・山・川・海の旬の食材をつめあわせたセットを2回お送りします。【梅】よりもグレードアップした内容になります。
【松】・・・山・川・海の旬の食材をつめあわせたセットを2回お送りします。【竹】よりもさらにグレードアップした内容になります。
※内容に関しては「こんな料理に使いたい」「BBQでインスタ映えする食材が欲しい」など個々のご要望にお応えできます。
〇山・川・海をめぐる1泊2日ツアー【ペア(1~2名)/ファミリー(3名以上)】
<山・川・海をめぐる1泊2日ツアー【ペア(1~2名)】>
旬の食材を自分たちで得るところからスタートします。ガイドとして、私自身がフィールドを案内します。手に入れた食材は猪ノ穴で調理していただきます。基本は猪ノ穴で寝泊まりしていただけますが、時期がよければ最高のロケーションのキャンプスポットも案内できますので、そちらでテント泊も可能です。本当の野遊びの愉しみ方を体感できるコースです。
<山・川・海をめぐる1泊2日ツアー【ファミリー(3名以上)】>
内容は上記と同様ですが、ご家族や複数人のグループの場合はこちらをお選びください。
※プロジェクトが成立して期間終了したのちに、メールにてツアーの日程など詳細をやりとりさせていただきます。
〇極上の鹿・猪一頭分おくります【ORコース/ANDコース】
<極上の鹿・猪一頭分おくります【ORコース】>
鹿もしくは猪どちらかをお選びください。選んでいただいたいずれかの一頭分のお肉をお届けします。山肉は個体によって質が大きく変わります。その中でも、”極上”と言い切れる個体を厳選して、丸々一頭分のお肉をお送りします。ご要望があればお応えします。『丸焼きにしたい』という玄人向けのリクエストでもお応えします。
<極上の鹿・猪一頭分おくります【ANDコース】>
極上の猪と鹿、両方をお届けします。こちらもご要望にお応えします。
極上と呼べる鹿と猪は獲れる時期が異なるため、2回に分けてお送りします。
〇完全プライベートキャンプスペースつくります(野遊び玄人向け)
当家が所有している山林内にあなたのための完全プライベートキャンプスペースをつくります。人里離れた私有地ですので、周囲の目を気にせず野営キャンプを愉しめます。
現在植林されている針葉樹を伐採し、整地していきます。あなたのお好みのテイストに仕上げます。キャンプスペースづくりから参加したいというご要望があれば大歓迎です。
完成後のキャンプの際は、野遊びのガイド、食料調達ガイド、いたします。
電気・ガス・水道などのインフラは通っていませんので玄人向きですが、野遊びのすべてがつまった空間になることをお約束します。
※プロジェクトが成立して期間終了したのちに、メールにて詳細をやりとりさせていただきます。
豚熱の終息見通しについて、現況では予測がつかず、現時点で猪肉の流通が規制されている状況にあるため、猪肉を含む返礼品の発送は流通規制解除後に順次対応していきます。発送が想定より遅れる場合は、アップデート記事にてご報告いたします。
万が一、豚熱の感染拡大が終息せず、発送の目処が立ちそうにない場合、猪肉の代わりとして鹿肉やその他のジビエ肉をお届けする、あるいは、ご支援者さまよりキャンセル希望があった場合は返金について対応いたします。
本プロジェクトは「All or Nothing方式」を採用しており、目標金額を達成できなかった場合は支援者の方々にご返金となるリスクの少ないプロジェクトですが、その場合でも作業小屋の改築は進めていくつもりでいます。
しかしながら、上記のように豚熱感染拡大が止まらず、出荷・流通規制もある中では、食肉処理販売業は廃業せざるを得ない、と考えています。
杉山充宏
食肉加工販売『めぐみ』代表。三重県松阪市飯南町で生まれ育つ。山・川・海の旬の食材を得る猪狩り猟師(捕り物師)を生業とし、野に出て自然と向き合う日々を送っている。映画鑑賞が趣味で、ヒューマンドラマ系が好み。
私が小学生の頃、”遊び”といえば、友人たちと山をひとつ越え、その先にある沢に川魚を釣りにいくことでした。
おそらく、現代の子どもたちが思い描く”遊び”とは程遠いものでしょう。
しかし、その遊びの経験と記憶こそが今の私の礎であり、原体験となっています。
昨今、地域活性、地方創生という言葉が聞かれるようになりましたが、
それらは過去から今を貫くような個々人の原体験が根底になければ、空虚なものになってしまう気がするのです。
野に出て遊ぶ愉しさと喜びを体感し、みなさんの原体験になりえるような経験をしてもらいたい、というのがこのプロジェクトに込めた強い願いでもあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
6000 円
10000 円
20000 円
SOLDOUT
30000 円
残り3枚
50000 円
残り7枚
100000 円
残り8枚
200000 円
SOLDOUT
500000 円