デンマークの監督訪問
vol. 29 2016-06-10 0
デンマークへ行って参りました。WAT 2016ではデンマークで制作された3本の作品を上映しています。『アフガニスタン-戦場の友情』のカヴ・ブゥーロン監督と『ホワイトテープ』『ブラックテープ』のウリ・クラノット監督にお会いしました。(ミッシェル・クラノット監督は出産間際でお会いできませんでした)。
カヴ・ブゥーロン監督はコペンハーゲン在住で、プロデュースをしているFilm Makerを訪問しました。映画は地元批評家の評判も良く、監督は次回作への抱負をたくさん語ってくれました。日本のマンガ・アニメ大好きな監督ですが、プライベートで今年来日を予定していて、それを楽しみにしているそうです。
『アフガニスタン - 戦場の友情』は、WAT 2016でご覧になった方々からの評判がよても良く、海外作品購入のプロも「緊迫感にあふれていて、2時間の大型戦争映画並みに手に汗握りました。鮮やかなケシのお花畑と、厳しい現実との対比が見事でしたね」と、評してくれました。
ユラン半島北部にあるヴィボーでは、ウリ・クラノット監督のスタジオを訪問しました。アニメーション・ワークショップのアーティストインレジデンス「Open Workshop」のスペースで次回作に取り組んでいらっしゃいました。360度VRを利用するそうで、オープニング部のデモを見ました。映画の登場人物の一人になった気分でした。(下の写真 左:ウリ監督、中:360度VR映像を開発するエンジニアさん-わたしもヘッドセットを付けて映像体験)
2監督とも、次回作がとても楽しみです。
京都・立誠シネマプロジェクトで、6月24日まで上映中。
名古屋・シアターカフェで、7月29日~8月1日上映。