WAF2014その後 〜アーシュラムスクール壁画ツアー
vol. 55 2014-03-20 0
WAFが開催されたガンジャード村近辺には学校に通っていない子たちも多くいます。
その子たちや、保護者を学校に招待し、壁画や学校生活をみてもらうツアーを行いました。
その後、ホーリーの祭りで休みになったアーシュラムスクール。
その期間中は寄宿舎の子どもたちも家に帰ります。
迎えに来た保護者にも壁画を見てもらい、説明しました。
淺井裕介さんの教室から、加茂昂さんの教室、ラジェーシュさんの教室、大小島真木さんの壁画のある階段を上り、アジェイさんの教室へ。
okazu塾のメンバーが、WAFのこと、日本から来たメンバーとインドのこの村の青年たちが協力して壁画を作っていったこと、そして壁画にはどういう意図が込められているのか…それらをできる限り分かりやすく説明しました。
壁画が、単なるすごいもの、ではなくて、みんなが作り上げた血の通ったもの、として身近に感じてもらえるように。
最後に遠藤一郎さんの壁画のあるホールでみんなの手形を布の上に押していくワークショップをしました。
手形はあとから動物へと変わっていきます。
参加した保護者から、「ムンバイにいったってこんなに凄いものは見られないのに、子どもたちはその中で勉強し、生活している…素晴らしい取り組みをありがとう」
と言ってもらえました。表情から、心からの言葉だってことが分かりました。
参加した子どもたちはシャイで口数は少なかったですが、お兄さんたちの説明をよく聞き、壁画をじ、っと眺めていました。
一人でも多くの子が、学校に来て、勉強することに興味をもってくれるように。
保護者が、子どもたちへの教育にもう一度、目を向けてくれるように。
フェスは終わりましたが、壁画はそこにあって、子どもたちを見守ります。
子どもたちに、「また学校に来てね」と言って、見送りました。
okazu