WAF BOOK 2014、制作中!
vol. 54 2014-03-06 0
WAF2014の振り返りは、WAF BOOK 2014の中身を考えるのと同時進行。
本づくりを考える時、ついつい作品写真を並べたカタログのような構成を考えがちだけれども、
できるだけ現地で巻き起こった熱とか、渦を伝えていきたいよね、とakkoさんと話している。
例えば、淺井さんの泥絵制作のために採取した土を砕き、金網で濾す作業があった。
土埃をかぶるし、楽な作業じゃないのだけど、子どもたちが休み時間にぞろぞろやってきてくれて、にぎやかに手伝ってくれた。みんなの手際の良さに驚かされた。土が身近な存在だっていうことが一発で分かった。
天井に絵を描くことになったときは、Tusharや、Satyajeetさんや他のインドボランティアのメンバーがコツコツと下地を塗る作業を続けていた。夕方の停電の時間にはヘッドライトの光で描いていた。
「WAFの期間中、言葉の問題があるってことは全然感じませんでした。それは子どもたちも同じだったかもしれないですね。あの場に愛情を感じました」とSatyajeetさん。
制作現場って、そうなんだよなぁ。言葉を飛び越えちゃうものだらけ。
インド人チームの存在は、本当に、心強い。 というか、WAFは、彼らなくしては開催できない。 一緒に開催するからこそ、巻き起こる渦と熱がある。 それを本に込めていきたい! どうやったら、それが読む人に伝わるのか。 akkoさんと、頭をひねりながら考えている。 いいものを作れるように、頑張りたい。
okazu
WAPオフィシャルブログ《インドの子どもたちの今を知る》
「WAF BOOK 2014、制作中!」より