いよいよ来週から「ベトナム映画祭2023」スタート!
vol. 9 2023-08-12 0
暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
いよいよ来週、8月19日から新宿ケイズシネマで「ベトナム映画祭2023」が
https://www.ks-cinema.com/movie/vietnam2023/
その前に、アテネ・フランセ文化センターで「ベトナム映画の現在 plus」が8月17日からスタートいたします。
http://www.athenee.net/culturalcenter/s/c/vietname...
どちらもお送りしました回数券が使えますので、ご都合がつく方はご来場ください。
また、横浜も9/9(土)ー15(金)横浜シネマリン
大阪も10/7(土)〜10/13(金)大阪シネ・ヌーヴォ
名古屋シネマスコーレでも11月上映で予定しています。
また今回から少しずつ、上映作品についての情報をお届けします。
まずは「ベトナム映画の現在 plus」の上映作品から。
8/17(木)上映作品についてお伝えいたします。
「樹上の家」84分
2045年、火星に降り立った映画監督は、遠く離れた故郷、ベトナムの中部高原について記憶を辿る。戦争中に撮影された米軍の記録映像と、現代の映像を織り交ぜながら、タイのイサーン(東北部)と並ぶ「ゾミア」、中部高原の折り重なる歴史へのSF旅行に観客を誘う。
「常に備えよ」14分
ホーチミン市(サイゴン)、夜の街角を全編ワンショットで撮影されたスローシネマ。街の喧騒、流しの歌声の中、男たちによる謎の会話も聴こえ、やがて、急ブレーキと衝突音も飛び込んできて…。編デビュー作「Inside the Yellow Cocoon Shell」が監督週間で上映され、カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞したファム・ティエン・アン監督作品。
「アナザー・シティ」25分
次に国際映画祭に出てくること間違いなしの、ファム・ゴック・ラン監督の短編二作目。中年女性、新婦、若い男たち、都市で生きる人々の苦悩の断片に、繋がりを見出す、ベトナムの新たな群像劇。中年女性を演じる、ミン・チャウは、ダン・ニャット・ミン監督『河の女』(1987)の主演女優。
「どこでもないところで羽ばたいて」99分
故郷を離れ、ハノイで大学に通うフェンと労働者のトゥン。妊娠が発覚するも、若い二人の生活は苦しく、中絶費用のため、フェンは援助交際に手を染める。ファン・ダン・ジー監督作品、そして『KFC』などのプロデューサーとしても、ベトナム映画新潮流を牽引する女性、グエン・ホアン・ディップ監督による初長編劇映画。
「Kfc」69分(英語字幕)
ベトナム映画の突然変異、レ・ビン・ザン監督の長編デビュー作にして、呪われた問題作。そして、兇悪と暴力の連鎖をテーマにした、最凶の食人ホラーが日本初上映。救急車を悪用し、非道を尽くす人喰い医師、その犠牲になった男など、複数の破綻者が交差する「異常」群像劇にして、血と肉の狂宴。今回、英語字幕での上映。
*レ・ビン・ザン監督リモートQ&Aも行います!
どれも刺激的な作品ばかりです。
◆8月17日(木)
13:50―「樹上の家」84分
「常に備えよ」14分
16:00―「アナザーシティ 」25分
「どこでもないところで羽ばたいて」99分
18:30 ―オープング上映&トーク
「KFC」69分(英語字幕)
レ・ビン・ザン監督リモートQ&A
司会:坂川直也(東南アジア地域研究者)
是非、スケジュールが合う方はお越しください。
以下より入場予約も受け付けております。
予約も受付中☞https://onl.la/rC8iKNK
お待ちしております★