ヒロシマの被爆樹木を多くの人に知ってもらいたい！
「１本のいのちの下で」

弾き語りミュージシャン

佐藤　直さん

佐藤さんとは、2017年に青木さんと一緒に企画した「代官山のはなし」というイベントで出会った。笑顔がとても素敵でとても明るい人柄。

一方、彼の曲は、彼のプロフィールにもあるように、「後悔や失望に焦点をあて、そこからの脱却を求めて足掻く様、再生する様を音楽で示す」という熱から生まれていて、明るく希望的な側面だけにスポットライトを当てることなく、物事への深い洞察力を感じたのが印象的でした。

山登りが好きで自然の中に自分の身を置く時間が長いことも制作に反映されているのかなとも感じます。

今回、広島の被爆樹木に初めて会う佐藤さん。

彼がどのような感覚で１本のいのちと出会うのがとても楽しみです。

佐藤さんへインタビュー！

【1.今回の企画への意気込み】

今回は被爆樹シダレヤナギに会えることを特に心待ちにしています。
折れた幹の根本から再び芽を出し再生する様子に、自身の楽曲作成のテーマと通じるものを感じています。
だからこそ自分が現場で何を感じるのかを知りたいという好奇心でいっぱいです。

【2.大切にしていること】

『挫折からの再生』を主なテーマとして楽曲を作成しています。
挫けているときに支えや活力になるものは人それぞれ様々ありますが、僕にとってのそれは、自分よりも苦しんでいる人の存在を知ることや、そういう人が奮闘する姿を見ることでした。
そのような感じ方について、他人の不幸を期待しているようで卑しいなと思うこともありました。
ただ、僕がそれに救われたのは紛れもない事実なので、いくら自己嫌悪しようがどうしようもありませんでした。

世の中には自分の同類が結構いると思っています。
僕は楽曲を使って自身が経験した『挫折からの再生』を示すことで、今挫けている同類にとっての支えになりたい。そんな気持ちで活動しています。

【3.今回の企画の参加者やサイトを見てくれている人へ】
日々の経験と考えを好き放題ブログに書いています。
僕がどんな人間か、明け透けに書いているつもりです。よかったら読んでみてください。

『実行なき者に成功なし(´･ｖ･｀)』
http://zikkou-seikou.seesaa.net/