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映画『東京巡礼』をクラウドファンディングで実現!
舞踏家の最上和子と映像作家の飯田将茂を中心に創作を続けてきた団体ユリシーズが、東京を舞台にした映画を制作します。原初舞踏による深い身体性を都市空間の中で描き、ユリシーズならではの表現によって世界の主要映画祭に挑みます。
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2019年に映像作家の飯田将茂と、舞踏家の最上和子を中心に結成。プラネタリウムの暗闇に舞踏を投影するドーム映像作品『HIRUKO』の制作を皮切りに、舞踏と映像の組み合わせによる様々な作品を発表する。映像や撮影における視点を、踊りを現代的に成り立たせることの手掛かりとしながら、既存の身体表現のフレームに捉われることなく、踊りが成立する場の根拠と、芸術としての新たな社会性の創出に挑み続ける。「身体は人間に残された最後の土地」という最上和子の言葉をもとに、その内部の大海を旅する船をイメージして、2022年に団体名を新たにユリシーズと名付ける。
舞踏家の最上和子と映像作家の飯田将茂を中心に創作を続けてきた団体ユリシーズが、東京を舞台にした映画を制作します。原初舞踏による深い身体性を都市空間の中で描き、ユリシーズならではの表現によって世界の主要映画祭に挑みます。
このたびユリシーズは映画『東京巡礼』を制作します。公演、映像作品、展覧会、ワークショップなど、舞踏家、最上和子の原初舞踏を中心にチームとして独自に掘り下げてきたプロジェクト「東京巡礼」を、映画という批評性のある世界共通のフォーマットに落とし込み、世界に向けて発信していきます。
身体という聖杯を求めて、踊りの原初へと一人歩み続けてきた舞踏家の最上和子のもとに、その踊りに惹かれたさまざまな人が立場や領域を越えて集まった創作集団、それがユリシーズです。それまでに見たどの踊りとも違う原初舞踏の気高さに打たれ、「最上さんの踊りを撮りたい」と映像作家の飯田将茂が強く思ったところから、このチームは出発しています。
その思いは時が経つにつれ、多くの人たちに共有されるものとなってきました。自らの生に根源的な希求を抱える人たちによって、ユリシーズの作品は支えられ、育てられてきました。私たちはその有り難さに改めて感謝しています。
そして今、「身体の新たな地平を希求するより多くの方々と共にさらなる未知の大海に漕ぎ出したい!」「原初舞踏を日本から世界へ、映画を通して発信していきたい!」クラウドファンディングを立ち上げた私たちの願いです。
踊ることで私は、身体の内部の領域に深く入っていく。世界は驚きに満ちてどこまでも神聖であると、はっきりと感じられる。これ以上手応えがある愉快な生き方を私は知らない。長く孤独であった私が、今は仲間たちとユリシーズという船に乗り、かつての大航海時代にも似た冒険の旅をしている。身体の内部は未踏の処女地、無意識という大海原だ。
ユリシーズは公演、上映会、イベント、ワークショップと、精一杯やってきて、応援してくれる人もぼちぼち現れてきました。今後私たちは次なるより広いステージに出て行くべく、共感者を切実に求めています。ともに船に乗る人、船を後ろから押してくれる人を。あなたの力をぜひ、どうぞよろしくお願いいたします。
最上和子
舞踏による街歩きから見た東京
2023年11月より、ユリシーズでは「東京巡礼」という舞踏による街歩きのプロジェクトに取り組んでいます。これは「舞踏による深い身体感覚を街歩きの体験に導入する」という試みで、極めてゆっくりとした歩行を東京の各所で行って、都市空間を巡るというものです。その体験は実に生々しく、参加者それぞれにとって、都市空間そのものを変容させる劇的な経験となりました。
展示&パフォーマンス「東京巡礼」
2025年3月には、六本木ストライプスペースで展示&パフォーマンス「東京巡礼」を開催し、これまでの取り組みを映像を中心とした展示と、舞踏パフォーマンスによって発表しました。人形と仮面をモチーフに加えて、都市における「死の所在」を展覧会全体に通底するテーマとして設定。舞踏による街歩きから始まった一連の動きを都心の展覧会という形で結び、実質的な都市の儀礼として提示しました。
次なる挑戦としての「映画」
結成から6年を迎えた今、チームはその活動を広く社会化していく段階にあります。プロジェクトとして進めてきた「都市と身体」という普遍性のあるテーマをもとに、ユリシーズの核にある原初舞踏を、映画によって世界へと送り出します。
ドーム映像作品『HIRUKO』
ユリシーズが最初に作った作品は、プラネタリウムの暗闇に舞踏を投影したドーム映像作品『HIRUKO』(2019年)です。スペクタクルな投影環境にありながら、舞踏の静かな動きと極端な長回しによって映画的な手法を自ら解体したこの作品は、「見るという行為の根源的な意味を問うものである」と映画『攻殻機動隊』の押井守監督からも高い評価を得ました。
このとき映画を選択しなかったことは、そもそも映像とは何か、カメラの目とは何か、そして見ることの役割について、活動を通して掘り下げて考えていくきっかけとなりました。
そして映画『東京巡礼』へ
外の世界に答えを探してカメラや目を向けるのではなく、今ここにある私たちの身体と大地をまなざし、それを自ら構造化し、発信すること。この独自の視点から、新たな共感の仕組みを映画によって見出したいと思います。
映画『東京巡礼』には、これまでのユリシーズの活動を思想化する役割があり、そうして「映画」になることで、あらゆる領域に対して横断的に批評性を働かせる世界共通のメディアの土俵に乗ることができます。
身体とは当たり前にあって、どうしようもなく、わかりづらいものだけれど、映画を通して、ひとりの舞踏家の実践によって深められた身体世界の豊かな奥行きを、普遍性をもって開いていきたいと思います。
「身体は人間に残された最後の土地である」
最上和子の言葉です。
映画を制作することにより、皆さんと共に身体の新たな地平を開示したいと思います。
いただいた支援金は、映画『東京巡礼』の制作費と、映画祭への応募等発信にかかる費用、およびリターンの企画、運営、制作に係る費用として使用させていただきます。
・撮影費(スタッフ人件費、機材費、ロケ費等) 60万円
・出演費 40万円
・編集費(ポストプロダクション、MA、字幕作成) 45万円
・映画祭出品費(DCP作成、通訳) 25万円
・リターン制作費(DVD、トートバッグ、ポストカード) 20万円
・リターンイベント運営費(人件費、会場費) 30万円
・クラウドファンディング手数料 27万円
・その他、諸経費 3万円
また、目標金額を上回るご支援があった場合は、今後のユリシーズの活動資金として、特に制作を検討している新たなドーム映像作品の制作費に使用させていただきます。
東京巡礼の撮影は2023年11月から始まっており、2025年3月に六本木ストライプスペースで行われた展示&パフォーマンス「東京巡礼」では、2面スクリーンによる映像作品として展示を行いました。今回の映画『東京巡礼』は、これまでの撮影をベースとしつつ、映画のフォーマットに合わせて、追加撮影、編集を行ない、2026年春の完成を目指します。
そして、国際映画祭でのプレミア上映を目標として、映画を幅広く発信していきます。
2026年3月中 映画『東京巡礼』完成予定
2026年4,5月中 試写会開催予定
2026年夏 映画祭の出品に向けた準備
2026年秋頃 国際映画祭出品予定
今回のクラウドファンディングのリターンでは、映画『東京巡礼』の試写会への参加権に加えて、普段は個別に告知をするワークショップなどイベントへの参加募集も行います。身体世界の豊かな奥行きを実際に体験していただきたいという思いから、このようなリターンを多く含めています。原初舞踏稽古場の定例稽古も、DVDという形で初公開いたします。
是非これを機会に身体の新たな地平を実感いただけると幸いです。
※一度に購入いただけるリターンは1つですが、再度ご支援いただく形で複数の購入が可能です。特に試写会参加権の追加購入をユリシーズではお勧めしております。
※リターンについてのご質問はお問い合わせください(info@ulysess.jp)
1:映画『東京巡礼』試写会参加権 ¥4,000
映画『東京巡礼』の関係者試写会にご参加いただけます。
日程:2026年4月&5月の土日を予定(後日決定。3か月前には決定し、告知いたします)
場所:東京都新橋 TCC試写室(変更の可能性あり)
2:オリジナルポストカード ¥1,500
2025年3月の展示&パフォーマンス「東京巡礼」のときの写真作品を使ったポストカード4枚セットをお届けします。
※写真はイメージです。お送りする写真は後日こちらで決定します。
3:東京巡礼展覧会ドキュメントセット ¥3,000
2025年3月3日~3月15日に六本木で行われたユリシーズ 展示&パフォーマンス「東京巡礼」の展示解説、設定資料、ドローイング、写真集をはじめとした充実のガイドコンテンツを、クラファン特別バージョンとして再編集してお届けします。
コンテンツは、東京巡礼プロジェクト全体の意図や、今回六本木ストライプハウスで行った展示&パフォーマンスの背景を多角的に知ることができる内容です。展示を見逃した方にも「東京巡礼」や「原初舞踏」を詳しく理解していただけるコンテンツです。
4:ユリシーズロゴ付トートバック ¥4,000
伴田良輔(有月)さんデザインによるユリシーズのロゴをあしらったオリジナルトートバックです。A4クリアファイルが入る普段使いしやすいサイズです。
※写真はイメージです
5:映画『東京巡礼』エンドロールクレジット ¥10,000
映画『東京巡礼』のエンドロールに「Special Supporter」としてお名前を記載させていただきます。作品の中で私たちと名を連ねて、ともに海外の映画祭へと船を漕ぎ出す仲間になっていただけたら幸いです。(ペンネーム/法人名可・20文字以内)
6:東京巡礼 体験ワークショップ 参加権(事前zoom会・映像ワーク付き) ¥15,000
「東京巡礼」を体験するワークショップです。実際に舞踏の意識で街を歩き、街の風景が劇的に変化することをぜひご体験ください。(最上和子・飯田将茂が随行いたします。)
日程:2026年3月後半の土日を予定
時間:9時-16時での開催を予定。途中退出自由。
定員:30名(1日最大15名)
場所:東京都内の屋外(正確な場所は追ってご連絡します)
1日最大15名を予定しており、30名まで受け付けます。日程は後日調整します。
当日は時間も限られますので、事前にzoomを使って当日に向けたレクチャーも行います。あわせて、2025年3月に行った展示&パフォーマンス「東京巡礼」にて上映した映像作品を特別にご覧いただけます。「東京巡礼」を理解する事前ワークも予定しております。
7:原初舞踏ワークショップ基礎編 参加権 ¥15,000
原初舞踏家・最上和子によるワークショップ・基礎編を開催いたします。
日程:11月30日(日曜)、12月21日(日曜)
※両日とも、ほぼ同じ内容となります。
定員:各回15名ずつ
場所:追ってご連絡(東京近郊の予定)
一回あたり約4時間、終了後は講師の最上とユリシーズメンバーを交えての対話の時間を設けます。参加者が体験した内容を丁寧に振り返ったり、その時々の話題で自由に対話を行います。
また、ユリシーズの活動は映像×舞踏の組み合わせによる探求を行っており、稽古の中に撮影を取り入れる場合があります。
講師/舞踏家 最上和子より:
私のしている踊りは内発であるため、その稽古法は他の踊りの稽古とはかなり違います。
まず身体の内部に入るということを根気よく体験しながら、歩く・立つといった人間の基本的な動きを深く掘り下げ、どんなありふれた動きの中にも無限の奥行きがあることを見出していきます。
身体の内部とは、内部から踊るとは、一体どういうことか。
このようなことに切実な関心のある方ならプロアマ関係なく、誰でも参加できます。参加者とわたし最上とスタッフとともに「場」を立ち上げつつ、年齢も職業も性別も超えて同じ地平に立ち、ゼロ地点の身体へと向かいます。それは自己自身との、他者との、新しい出会いであり、現代における、まごうことなき「神聖さ」への長い旅の始まりなのです。
◉踊りの経験がなくてもどなたでもご参加いただけます。
◉飛んだりはねたりすることなく静かな動きになりますので足腰が弱い方でも無理なくご参加いただけます。
8:原初舞踏ワークショップ特別編 参加権(座学&実践の2日間・振り返り用記録映像付き)¥40,000
日程:2月14-15日(土・日)
定員:15名
場所:追ってご連絡(東京近郊の予定)
原初舞踏家・最上和子によるワークショップを開催いたします。
各日ともに午後に4~5時間ほどワークを行う予定です。宿泊される方は各自でご手配をお願いいたします。
また、原初舞踏ワークショップ特別版は、今までのワークショップでは行ってこなかった「座学」を新しい試みとして取り入れた内容になっています。この初の試みのために、入念に講義内容を準備した上で行います。
また、このワークショップでは「稽古DVD ワークショップ編」を制作するために記録映像の撮影を行います。映像に映り込む可能性が高いため、その点について事前にご了承ください。なお編集前の記録映像を、ワークショップ参加者に限り閲覧していただける予定です。ワークショップに参加されたご自身の様子を各自で見ることができます。ワークショップの振り返りにお役立てください。
※写真は過去のワークショップの様子です
9:飯田将茂の映像講座「これからの映像世界」(@プラネタリウム)¥15,000
日程:12月14日(日)
定員:15名
場所:追ってご連絡(都内プラネタリウム、レクチャー&制作は周辺のレンタルスペース)
映像作家の飯田将茂による、プラネタリウム施設を使用したドーム映像制作のレクチャーを開催します。参加者それぞれがプラネタリウムの全天を使用した映像制作を実際に行います。全天周映像制作の技術の習得はもちろん、制作を通して見出される映像文化のこれからについて、ユリシーズでの創作経験を踏まえながらじっくりお話しします。
◉なるべくドーム映像制作の敷居を下げて、映像文化全般について考えることを目的とします。
◉映像制作の専門的なスキルは不問ですが、最低限スマートフォン等で動画を撮れることを必須条件とします。
10:原初舞踏・稽古DVD Vol.1/Vol.2 1本¥8,000、2本¥15,000
原初舞踏稽古場にて行っている定例稽古1回約4時間分の稽古を映像に収めたコンテンツです。
稽古場での稽古はこれまで外部に公開してきませんでしたが、原初舞踏をより多くの方に知っていただくために現在ユリシーズでは、DVD制作プロジェクトを進めています。
今回のクラファンでは、そのうち下記2編を先行してお届けいたします。
・『Vol.1 装束編』
脱ぎ捨てられた装束、身に纏った装束は、私の分身である。
・『Vol.2 「我-それ」から「我-汝」へ編』
対象化なき内在世界では、人と人はどのように出会うか。
※2026年春までに配送予定
11:ユリシーズ主催イベント招待権(ワークショップ・講座以外)¥200,000
ユリシーズが主催する公演などの各種イベントに無料ご招待(ワークショップ・講座以外のすべてのイベントが対象です)。インターネットでの情報公開のあと、ユリシーズのメールにご一報いただけますとイベントにご招待いたします。
もし目標金額に届かなかった場合でも、不足する資金はチームで補填し、映画『東京巡礼』の制作・完成および映画祭への出品を実現します。リターンも必ず実行しますのでご安心ください。
映画は制作途中にあり、みなさまからのご支援が映画に大きく関わります。興行的なヒットに繋がるような映画にはならないかもしれませんが、身体という確信をもって世界に挑む作品です。そのためには、ユリシーズならではのアプローチによる制作を最後まで諦めず、辛抱強く発信を続ける必要があります。
クラウドファンディングの盛り上がりがそのまま映画の発信力になります。その力と共に、世界の主要映画祭をはじめ、できるだけ多くの映画祭への出品を目指したいと思います。
チームの名前をユリシーズと名付けた時に、芸術活動としてフレームレスな世界に進もうと決めました。単にアートや身体表現の文脈に乗るのではなく、そもそも人はなぜ踊るのか、という芸能の発生に関わる原初の衝動に表現の新たな可能性を見出したいと思います。それは、身体に内在する力と今一度向き合うこと。最上さんと出会って、いよいよ芸術はこの領域に踏み込む必要があると確信しました。
都市というグローバルな幻想に対して、ローカルとして東京を繋ぎ止めているのは紛れもなく身体です。身体とは常に先端的な私ごとであって、このゼロ距離にある切実さにカメラを向けるところからこの映画を始めたいと思います。
大人が集まって真剣に、すごく楽しいことをやりたい。ユリシーズのモットーです。そのためには身体が不可欠で、そのことを分かち合える人がこの映画制作を通して増えたらと思います。
ユリシーズの代表として、映画『東京巡礼』の監督として、全身全霊をかけて挑みますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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