不器用だからこそ *合田純奈
vol. 20 2017-07-13 0
はじめまして。
「カメラを止めるな!」ADの栗原綾奈役を演じました合田純奈(ゴウダアヤナ)と申します。
私実は演技初経験!なんです。なので観るもの全てが新鮮で刺激的でした。
そんな上田組のお話を少しさせて頂きます。
無知な私は映画のチームのことを監督の名前の後に組をつけて○○組と呼ぶことを今回初めて知りました。いろんな年代いろんなバックボーンを持ち、今まで交わることがなかった人たちが上田監督を通して出会い、1つの作品を作り上げました。
監督が演者を選んだ基準は「生きづらそうな人」。監督を筆頭に少し不器用な、でもすごくすごく人間的にあったかい心を持った人が集まっているんです。なるほど、まさに上田組です。
演技も未経験なただの大学生である私を採用してくださった理由を聞くと、「オーディションで課題として与えられた台詞を全て忘れ、真っ白になった表情がよかった」と言ってくださいました。普通、台詞を忘れてどうしようと言ってしまうような人、採用してもらえないですよね 笑
私の不器用さをかってくださり、上田組の一員になれたことを感謝しています。
※キャストによるワークショップ・レッスンの様子
さてさて映画の話ですが。初めて出る映画がゾンビもの!?ということで 笑、不安になったときもありました。
しかし、撮影までのワークショップを通じて監督が拾い上げてくれた演者の個性を、所々役に反映させてくれていて、気負わず演じることができました。
スタッフ演者一同、血まみれ、、、血のりまみれになってがむしゃらに演じている姿はとても印象的でした。「不器用」だからこそみんな全力で作品にぶつかれたのだと思います。
ゾンビもので37分のワンカット等、前代未聞の映画になること間違いなしです!きっと後世に語り継がれる映画になると思います。
これを読んで下さったみなさまと映画の中でお会いできればと思います。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
合田純奈