南相馬の米でうまい酒をつくり、あなたと乾杯したい！
米農家が酒米づくりに挑戦！！

3月2日、新橋駅近くの飲食店を借りて、新酒の発表会を開催しました。
新型コロナウイルスの問題でイベントの自粛（中止、延期、縮小）や外出を控えるよう要請がある中ではありましたが、20名もの方にお足運びいただきました。
主催者としては、規模を縮小して着席の飲食形式で開催する判断をいたしました。

以下、発表会の模様です。

デザイナーによりまとめられた新酒のコンセプト

「soma」 口切の酒、として出発を祝うお酒

生産者からメッセージ

震災から今までの南相馬を動画と写真で振り返り。苦難の道をみなさんと共有しつつ、震災9年目の新たな出発をお祝しました。

業務用の炊飯器で、実に20合ものお米を用意

今回のイベントのために、特別なお米をご用意しました。豊田農園で生産する米40t のうち、わずか90kgを選別。普通でしたら、脱穀の際に1.85mmの目の網で割れたお米や石を取り除くところ、特別に2.0mmの網を使って大粒のお米だけを厳選しました。

とにかく際立つ米の粒

日本酒と一緒に、おいしいご飯を楽しみました。

あっという間に20合ものお米は完売！！！

大変な日々が続きますが、楽しいひとときをありがとうございました。震災から9年の月日が流れてもなお、一緒にあの日のことを思い出しながら時間を過ごせました。まだまだ苦境の中を暮らしている被災者の方も多くいますので、引き続き南相馬を中心とする原子力被災地へのご支援やご理解をお願いします。