とさか公演エピソード・リトル・ミュージカル
vol. 5 2021-08-15 0
早いもので公演から半月が経とうとしています。予想以上の反響があり、たくさんの方から感想をお寄せ頂きました。
ひたすら感動しました。この話を選んだことも、子どもたちが企画したことも、すごい!の一言です。舞台も、しっかりお客さんを引き込む力がありました。(佐藤様)
お客さんが泣くくらい感動させる舞台を作れるまでに大きくなったさよちゃんとお友達に感動しました。どの世代にも響いてたんじゃないかな〜と思います。とてもいい舞台でした。(ひなた様・大学生)
みんなの表現力がとても高くて、本を読んでいるような感覚で楽しかったです。何より中学生3人でこのミュージカルを企画して、実行できた行動力がすごいです!(ゆうすけ様・高校生軽音部ドラマー)
光くん、輝いていましたね!光くんが演技しているとは思えないほど、丸ごと菊池君で素敵でした。みんな、若い人とは思えないほど、しっかりとなりたい自分の姿に向かって日々努力をしているプロフェッショナルなんだなぁと。本当に素敵な舞台を見せてくれてありがとうございます。(クラウドファンディングのご支援者)
とても素晴らしい劇でした。中学生が脚本や演出を考えたとは思えない、素晴らしい出来栄えだったと思います。それぞれの演技もなかなか力強く、心に響きました。感動しました。それぞれの演出者に個性があって、とても楽しく見させてもらいました。(蜂須賀友子様)
今回の劇は現代の子が抱える気持ちなどを現役の学生の子達がリアルに作り上げていて、初めての友達作りの時などを思い出しました。一人一人の欠点を嘲笑うのではなく認め合って成長していくと言う考えが伝わってきました。(蜂須賀涼太様)
(主役の志乃役を演じたさよこと、音響に挑戦したひなた)
見た人に笑顔や感動を与えた舞台をつくった中学生たち、本当にすごいです!どうして、それぞれがこのような力のある中学生に成長したのか、、、、、
このプロジェクトに参加したメンバーは同じ学び舎で活動してきた共通点があります。子どもミュージカル団体「リトル・ミュージカル」です。舞台作品は、演出家や作家の指示に従うのが通常ですが、ここでは、与えられたものをこなすのではなく、自分たちで物語を創り演じてきました。
2017年板橋リトル・ミュージカル公演『TOY MEETS GIRL』創作風景(さよこ当時5年生、ひなた4年生)
私はリトル・ミュージカルに入って、たくさんの人との関わり通して、人に自分を表現することを学びました。(さよこ)
リトルでは、ずーっと真剣なお芝居ではなく少しアドリブを入れてくれるのですごく面白かったです。(ひかり)
リトル・ミュージカルは、自分の一部だと感じます。歌ったり、自分で物語を創ったり、自分の意見を恥ずかしがらずに相手に伝えたり・・・リトルでの経験は卒団してもなお、自分を成長させてくれます。リトルに入って本当に本当に良かったです。(ともか)
思いっきり羽根を伸ばして、笑いがたえないリトル・ミュージカル。この中で、子どもたちは、楽しく、時に真剣に自分の好きなことの発信や、個人、グループでの物語の創作と発表を繰り返すことで、考える力、自分の意見を伝える力、他の意見を認める力、アイデアを形にする力や魅せる力を培っていきました。その子どもたちが中学生になり、自分たちの力で実現させたのが今回のとさか公演です。とさかメンバー、友情出演メンバー、スタッフ共に、小学生時代にリトル・ミュージカルで人間の土台を育んだ事が、今回の舞台実現と成功へと導いたのです。