とさか公演エピソード・ごった煮〜ず
vol. 6 2021-08-17 0
- ともかが、この演劇プロジェクトに力を貸してほしいと、真っ先に声をかけた大人は、志乃のお母さん役の林有実(ともみ)さんでした。
二人は、ともかが小学3年生の時に、ともみさんが主宰を務める「ごった煮〜ず」の公演に参加してからのお付き合いです。
小学生時代は、ごった煮〜ずの公演、寄席、音楽イベントにたくさん参加させてもらいました。
中学生になり、自分の脚本、演出で舞台に挑戦するともかと、それに伴走するともみさん。お互いを尊敬し合う年齢を超えた友達の二人。
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年齢を重ねた時に後悔することNo.1は「やらなかったことにについて」だそうです。私もともかちゃんやみんなを見習って、チャレンジ精神を忘れずにフレッシュでいたいと思いました。ともかちゃん、素敵な舞台に誘ってくれてありがとう。(林有実)
この演劇プロジェクトでは、ごった煮〜ずで出会った方々が、中学生のやりたいことを実現するために友情出演、音楽制作、舞台づくり、クラウドファンディングなど、いろいろな形で応援してくださいました。
日めくりボーイズの演出について、演出家で芸人の鈴木つかささんに、リモートで相談するともか。
劇のクライマックスの志乃の台詞シーン用に、Amazarashiのたらればの編曲、演奏をともかが納得するまで作業してくださった友香さんと仁美さん♫
チョビさんこと、先生役の遠藤弘章さんと子どもたち。稽古初めの頃は、なんともない授業の音読シーンが、稽古を重ねる度に面白くなっていきました。
「何かをすることに年齢は関係ないと感じました。自分のやりたいことを一生懸命に思い続けていれば、沢山の力を貸してくれる仲間が集まって、自分のやりたいと思う気持ちが形になると思いました。これからもこの経験を生かして、やりたいと思ったことを一途に思い続け恐れずに挑戦していきたいと思います」(さよこ)
本番前夜、子どもたちのお手伝いに集まった、ごった煮〜ず、家族、リトル・ミュージカルの奈緒美先生。
「自分たち三人ではできないことを手伝ってくれてありがとうございました」(ひかり)
「今回のプロジェクトは中学生主体という企画ではありましたが、やはり私たち中学生だけでなく、多くの人たちの力が必要だと知りました。「企画」「演出」「舞台公演」口では簡単に出てくる言葉ですが、これらを実行する大変さを私は知りませんでした。今回のプロジェクトで経験したこと、知ったこと、思ったことなどをたくさんの人と共有したいです」(ともか)
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このプロジェクトでの、子どもたちと大人たちの関係を見ていて私が感じた事が、とさかの公演映像を見てくださった石垣清香さんのインスタグラムに、見事に表現されていたので拝借します。
「スケートボードでもローティーンの活躍が素晴らしいですが、演劇界でも。原作者に許可どりして、自分たちから制作から演出出演まで。見事に本番をやってのけました。
もう、大人の感覚で判断するのはやめなくては。でも、おとなもいなくちゃ成立しない。
こどもとおとなが本当に尊重しあいながら協働するその関係性がうまく折り合うと、とんでもないことになる
かかわったみなさん、素晴らしかった。いや〜泣きました。日本の未来明るいです、大丈夫!」
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子どもを尊重する大人が一緒だと、子どもは伸び伸びと自分を表現する事、挑戦する事ができるのですね。その恩英を受けた子どもたちが、明るい連鎖を起こしていくのです♫