クラファン残り3日になりました!
vol. 15 2024-11-16 0
クラファン残り3日となりました!11/18までです!目標1000万円に対し、現在580万円!
こんばんは。『満月、世界』と『刻』プロデューサーの今井です。7/22にスタートした『刻』クラファン第2弾、11/18までですので残り3日となりました!これまでご支援頂いている皆さま、本当にありがとうございます!
11/15には長野で最後のクラファン応援イベントとして、『満月、世界』の上映会を開催しました。しかし、残念ながら参加者はゼロでした…
集客の難しさを今一度、実感しています。
前回のクラファンでは目標の1000万円を達成したのですが、色々と間違ったやり方をしたのではないかと、今回は改善したプランで臨んだつもりでした。
例えば今回は、『刻』のクラファンと『満月、世界』のクラファンを同時進行で実施しています。これはクラファンの特典として『満月、世界』の前売券を提供して、『満月、世界』の上映の際に多くのお客様に来て頂き、舞台挨拶でクラファンの告知もしてさらにクラファンも盛り上げて、相乗効果を狙うというものでした。
前回のクラファンではコロナ禍だった事もありオンラインイベントをたくさん開催したのですが、期間中はほぼフルタイムで従事していたので精神的にも金銭的にもかなり疲弊してしまったので、コロナも明けた今回は前向きなリアルイベントを極力開催した方がいいだろうという思いもありました。リアルイベントをするのであれば上映や舞台挨拶がベストだろうと。
しかしその戦略が裏目に出てしまったと感じています。相乗効果どころか、『刻』と『満月、世界』の説明の難しさが混乱を生み、効果が半減してしまったと反省しています。クラファンも厳しい、劇場の入りも厳しい、それでも頑張っているのに舞台挨拶に行けば入りが少なすぎて劇場にも迷惑をかけるというような悪循環に陥ってしまってました。今回は私が配給宣伝もやっているのでその責任は痛感しています。
『満月、世界』の長野先行公開は、作品の舞台である長野から盛り上げたい、そして夏休み中に長野の中学生、高校生にたくさん観に来て欲しいという思惑からやる事になりました。いきなり東京で上映を始めても話題になる前に終わってしまう可能性があるので、まずは長野で盛り上げて、東京で加速して、全国に広げるというイメージでした。
実際、長野では新聞、テレビにも取り上げられて、予想以上の動員数になりました。長野市内の中学、高校全校にポスターとチラシも配り、町中にポスターも貼り、大きな効果はあったと思います。
しかし動員は多かったものの、SNSではあまり口コミが広がらず、東京公開に勢いを繋げられなかった感じがあります。もしかしたらまず東京で公開して、次に長野の方が広がりが大きかったのかもと思っています。これも私の判断ミスです。
また前回は多くの友人に協力や支援のお願いをしすぎてしまったのが一番精神的にきつく、それでは続かないので今回は極力友人に迷惑をかけない方法を模索していました。例えば前回は多くの友人にお願いして連日オンラインイベントを開催したのですが、オンラインイベントの視聴者数もさほど多くなかったので、友人の貴重な時間を奪う割には実は効果はあまりないのではと思っていました。ですので今回は『満月、世界』に直接関わっている人に限定して舞台挨拶等をしてきたのですが、それが広がりを限定的にしてしまったのかも知れません。
また、前回、多くの友人に直接支援をお願いしまくったので、それ以来距離を置かれている友人も増えてしまいました。友人との関係がこれ以上微妙になるのを避ける為にも、今回は友人ではなく、長野県内の企業数千社にポストカードを送りました。しかしそれらの企業からの支援は今のところ1件のみで、送料の方が高くなってしまっています。友人へは極力ドライな表現でポストカードを一斉発送しています。返事不要の案内のポストカードなら受け取って嫌な気持ちにはならないだろうという魂胆です。
しかし逆に機械的になりすぎて、気持ちが伝わらなかったのかも知れません。
同じような理由で今回はSNSでの広告出稿もたくさんやりました。広告は認知という意味では効果があったようです。知り合いから『満月、世界』の広告を見たという声をたくさん聞きました。しかし、やはり広告では気持ちが伝わりにくいのかクラファンへの支援や劇場に足を運ぶまでには至らないのかと実感しました。
『満月、世界』は素晴らしい作品なのだからもっと作品の良さをSNSで伝えた方がいいという声も多く寄せられています。しかし、私は『刻』のアカウント、harakiri filmsのアカウント、Foggyのアカウント、個人のアカウント等で多く発信しているつもりで、実際、「満月、世界」で検索すると私の投稿ばかりでてきます。私の投稿がダメなのか、発信しても広がらないという大きな壁にぶち当たっている感覚です。
長文をここまでお読み頂きありがとうございます。ネガティブな事ばかり書いていますが、なぜわざわざ正直にネガティブな事を書くかというと、どうやらネガティブな投稿の方が反応が大きいと分かったからです。今回のクラファンは楽しく前向きにやろう!というモットーで進めてきましたが、その戦略も甘かったのかもです。
しかしこれは一番難しい問題です。正直にネガティブな事を書くと、どんどん精神的に辛くなっていきます。しかし『刻』や『満月、世界』の素晴らしさをいくらポジティブに訴えてもSNSではなぜか無反応で、正直に大変さや苦労話を書くと反応が大きいんですよね。書いていて今気が付きましたが、これはネガティブな話というよりは私の投稿のどこに共感されるかかもですね。
みんな苦労しているから苦労話にはみんな共感する。作品の良さを訴えられても反応のしようがないが、みんな同じような苦労をしているから苦労話には共感する。残り3日ですが、ヒントが見えてきたかもです。
という事で、残り3日、ご支援や拡散へのご協力を頂ければ幸いです!
映画『満月、世界』は現在、シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』で絶賛上映中です!既にご支援頂いてまだご鑑賞頂いていない方はこの機会にK2で特典の前売券をぜひご活用ください!
映画『満月、世界』
監督・脚本:塚⽥万理奈
出演:満⽉、涌井秋、 玉井夕海、河野真由美、⼭本剛史、池⽥良
絶賛公開中!
シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』
https://k2-cinema.com/event/title/484
残りの3日間で残りの420万円を募らなければ『刻』の撮影継続ができなくなってしまいます。既にご支援頂いた皆さまも、今一度、ご家族、ご友人、ご同僚にこのクラファンについてご紹介頂ければ幸いです。また、『満月、世界』を既にご鑑賞済みで、特典の前売券が余っている方々は、ご家族やご友人に前売券をお配り頂き、お勧め頂ければ大変ありがたいです。
残りの3日間、必死で頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願いします!
『刻』、『満月、世界』プロデューサー
今井太郎