公演その後
vol. 5 2015-08-16 0
7月23日の本番が終わり、それぞれ次のステップに向かっています。
水頭症を患っているNちゃんは、今月初旬に手術を受けました。
10日ほどの入院で、今は退院して元気になりましたが、
朗読劇の稽古中、時々頭が痛くなったり、
前日の舞台稽古の際も以前受けた手術の傷跡が痛くなったりで、
そんな辛さにも耐えながら頑張っていたNちゃん。
これでせめて頭痛から解放されることを祈っています。
朗読劇の稽古ともう1つの舞台の稽古が重なって、
超多忙だったKくん。
今は新しい舞台の稽古に励んでいます。
立ち回りもあり、セリフを覚えるだけでも大変なところへ、型を覚えなくてはならず、
毎日大汗をかいての稽古!
感情表現が苦手な彼は、演出家から「心を開け!」と言われますが、
自閉症の人はそれが難しい・・・。
明るくおしゃべりなTちゃん。
就職活動をはじめました。
今までどうしても家の中に籠もりがちだったそうですが、
研修を受けたりしながら、外へ出る準備をしているそうです。
みんなでカラオケに行くのを楽しみにしていてくれます。
元々劇団にも入っていたことがあるAくん。
今は仲間と新しく立ち上げる舞台の稽古に忙しい。
年末に旗揚げ公演だそうです。
観に行かなくちゃ!
そんな風に、本番が終わってまだひと月経っていませんが、
それぞれ頑張っていて、それを聞くと嬉しいのと同時にまた会いたくなる!
朗読や発声や身体運動は、日常生活のコミュニケーション活動にもとても役立つので、
来月から定期的にワークショップを行う計画を立てました。
ドキュメンタリーも追加撮影中です。
10月頃から編集に入る予定ですので、また順次ご報告させて頂きますね。
DVDとして仕上げるためにも、そして上映会を開催するためにも
皆様のご支援がどうしても必要です。
私個人の力だけでは、どうにもなりません。
引き続き、ご支援をお願いいたします!