【上映報告】あげつちシネマフェスティバル 11/23
vol. 3 2025-12-10 0
監督地元の長野県にて開催の”あげつちシネマフェスティバル”にて『カンナ岬の虚ろ』を上映していただきました!
2025年11月22・23日に、長野県松本市で開催されたあげつちシネマフェスティバル。
会場は上土劇場、上土シネマミュージアムの2会場。
上土シネマミュージアムは、2008年に閉館した上土シネマ(旧松本電気館)を再生するべく、商店街振興組合の方々の努力によって2024年7月にオープンした施設です。
“上土シネマ”として営業していた頃の看板(左)と“上土シネマミュージアム”となった現在の看板(右)が同時に見れます。
35ミリフィルム映写機が2台残っています。こんなにも間近で見るのは初めてでした。
右の映写機は、修理によって復活し動きます。フォルム上映が観られる大変貴重な場所なのです。
“上土シネマ”として営業していた頃のスクリーンです。現在、立ち入りは禁止されています。が、入場口から会場を覗き見ることができます。ステージ上に置かれている長細い箱は全て、当時上映した作品のポスターだそう。館内にはポスターが多数展示されています!
チケット売り場。そのままの姿です。
こちらはフォトスポットとして開放されていて、当時の様子を体感できます。
水谷プロデューサーの後ろに、“上土シネマ 閉館記念上映”のお知らせが貼ってありますね。
上土シネマは2008年閉館です。
(『楢山節考』上映されてる…どっちのだろうか…。)
こちらは現在使われているスクリーン。上土シネマミュージアム建物の地下にありますが、“上土シネマ”営業当時は映画館とは別の飲食店だったそう。改装されて50席ほどの会場になっています。
『カンナ岬の虚ろ』上映をしていただき、古厩監督とトークショー。
朝早くから、多くの皆さまが駆けつけてくださいました。ありがとうございました。
映画館があった時代に育った古厩監督と、映画館が無くなった時代に育つ布山の対談。
終始大緊張でしたが、必死に話しているうちに50分近く経っていたそう…。あっという間の時間でした。
トークショーの様子は、本プロジェクトのリターンでご覧いただけます!
【古厩智之監督×布山悠河 対談映像!監督の頭を覗くコース】15,000円
今回、地元で作品を上映することが出来ました。ホームであるからこそ、この作品の場合はどのように受け取ってもらえるのか少々不安もありましたが、無事終えました。
この機会は、私にとっても作品にとっても“ここから始めれば良いのだ”という基盤になったように思います。ここから広げて行けば良い、そしてまた戻って来れば良いと、そんなことを考えております。
本プロジェクト、開催期間があと1ヶ月程となりました。
引き続き、何卒応援の程よろしくお願いいたします。
布山
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