制作日誌♯2:日本のマスコミ人には受けない『ノーマル・ハート』
vol. 3 2019-01-11 0
昨日は、BL情報サイト“ちるちる” さんが、当クラウドファンディングについて、ツイートしてくださいました。ちるちるさん、ありがとうございます。
↑もし良かったら、リツイートのご協力をお願いいたします。
この『ノーマル・ハート』ですが、会社では難しいとわかった時点で、複数の版元にあたりました。
ある評論家さんの勧めで、某雑誌の編集長にお話だけでもと、受賞式に潜り込んだこともあります。ですが、編集長には、「『シャーロック』ならわかるけれど」とご興味を示していただけませんでした。
くしくもゲイの若者が、自身は『ノーマル・ハート』のファンだとしつつも、「今の、ハッピー嗜好の日本ではたして受けるのか」と危惧していたように。そして、HBOの担当者が「日本で受けるなど信じられない」と断言したように。
なぜかこの作品は、いまの日本のマスコミ人の心には、響かないようです。実際に、私自身の周辺もおしなべて、“とくに興味がない”、あるいは、“題材的に難しい”という方が多いのです。
いまの日本のマスコミ界は、エンターテイメント指向が強いから? この作品が、真実を描いているから?
“古めかしい”という方もいましたが、しかしながら『ノーマル・ハート』クラウドファンディングのご参加者を見ますと、若手のマスコミ人より、さらに若い世代。10代~20代の方々が約半数なのです。
引き続き、皆様のお力添えをいただけますと幸いです。
『ノーマル・ハート』普及委員会