USUGROWくんについて
vol. 7 2021-03-27 0
アートフェア東京2021で会いたかったのは、今回のクラファンに参加してくださっているUSUGROWくん。
本人には残念ながら会えず、しかし作品に辿り着くと、伝わってきたのはこのタイミングで、農作業への熱。聞くと、「少し浮世離れしたこういう場所でこそ、土をアピールしたかった」との応え。国内外での活躍を続けながら、しかし同時に、アート界や社会の有り様に懐疑心と自分ならではのアンサーを忘れることなく入れ込む姿勢が、響いてきました。
USUGROWくんとは遡れば00年代、西海岸のチカーノギャングたちから尊敬を集め、一説ではグラフィティの始祖と言われもする伝説のアーティスト、チャズ・ボホルケス氏来日時、流れで僕が専属通訳みたいになり、氏の対談相手として出会ったのが最初。チャズ氏は60年代から壁に絵を描きはじめ、70年代にはキース・ヘリングやFUTURAといった、著名ストリートアーティストたちとアート展にも参加してきた存在です。
その後USUGROWくんの国内外、マスとコアも軽く越境する活躍はずっと見つつ、すると3.11を受けて愛知県は豊田市で始動、主宰のTurtle Isand/ALKDOの永山愛樹氏も本クラファンに参加いただいている「橋の下世界音楽祭」でばったり再会。メインステージのアートワークを手掛けた一員として、聞けば福島出身!え!!みたいな驚きを経て、今にいたります。
今回、唐突なクラファンリターン品のお願いを、快く、そして熱く賛同いただけて、とても勇気づけられました。
心より感謝です。ありがとうございます!