現代の茶人からの応援メッセージvol.15 田島庸喜
vol. 15 2019-08-05 0
日本茶ドキュメンタリー映画、クラファン、いよいよ残り9日!
ラストスパートの残り一週間を前に、ググッと前に進んでいきます!!
どうぞ、応援よろしくお願いします。
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今回の応援メッセージは、The Tea Companyの田島さんです。
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先人から受け継がれてきた茶と喫茶文化を次の世代へ、
そして、日本ならではの風土から生み出される次世代のお茶を作る。
The Tea Companyと田島さんは、その熱い思いを胸に、様々な取り組みに挑戦されています。
お茶はずっと日本に入ってきて1000年以上歴史がありますけれども、その時代時代で、お茶を愛でてきた先人たちが、その時代時代で将来どう残そうかと考えてきた中で、今我々はそれを享受している。その享受しているものをいただいているおかげで、今お茶を楽しませてもらっているんですけれども、それを今度次世代にどう繋げていくかという時に、僕らは何ができるかということを真剣に考えていく時期なんじゃないかなと思っています。
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劇中では、お茶の持つ日常から非日常の振り幅のうち、
最も非日常に近く、また、現代的な、ティーペアリングのコーディネーターとして登場していただきました。
ボトリングティーという形で飲食店にお茶をお出ししているんですけれども、新しい形でお茶を楽しむ。まあレストランというのはガストロのミーと言われているレストランがたくさんある中で、なかなかお茶に力を注いでこなかったというところもあって、アルコールを結構出すところはあるんですけれども、ノンアルコールドリンクというところでいうと、お茶というのを通して出すというのはすごくガストロノミーらしい発想であるし、お茶で格別なひと時を過ごしていただくというのは、非常に今、出しているものも喜ばれていますね。
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The Tea Companyでは、その哲学を茶山でも実践するため、茶師の渡辺拓哉さんが中心となって、放棄茶園の再生、日本ならではの発酵茶づくりと、これらを活かした次世代の日本茶経営に挑戦されています。では、現代の嗜好品として、日本の発酵茶にどのような魅力があるのでしょうか?
発酵茶、こちらがあの、お茶とお料理と合わせる時に非常に相性がいいというのがあって、緑茶も出すと同時に他のそのものを出すことによって彩り豊かな日本茶を提案できるということで、積極的に阿波番茶とかウーロン茶とか紅茶を出すことによって広がる楽しみ、そういったものが提案できるので、緑茶で出すということは基本的に大事にしているんですけれども、それ以外の日本茶の魅力も伝えていって、今まで飲んだことないような日本茶の楽しみ方、ひいてはもっと日本茶はこんな楽しみ方があったんだという再発見を促すようなきっかけになったらなと思っていまして、蒸し製緑茶以外のものも積極的に取り扱っています。
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田島さんが、お茶と同じく大切にされているのがお茶から生まれる喫茶文化。そしてそこで紡がれる茶縁。お茶の不思議な力とそこから広がる可能性についてお話しいただきました。
お茶というのは一杯お茶でもどうぞという風に言われているように、ほんの一杯のお茶が、人と人とのご縁を繋いでくれて、素敵な茶縁のきっかけにもなるので、まあ上がってお茶でもどうぞという会話が広がることで、やっぱり輪が広がりますしそこにやっぱり人と人との大事な結びつきも広がりますし、お茶がなんかそういうのを広げてくれているような気がするんですよね。
そういう素敵な茶縁が広がっていくことを、もっともっと楽しんで、お茶を愛していきたいという人たちが増えていくんじゃないかと思います。
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喫茶去(まあ、お茶でも一杯どうぞ)。
今週も素敵な一週間にしていきましょう!
日本茶ドキュメンタリー映画製作チーム
高津 真
▼クラウドファンディング残り9日▼
https://teafilm2019.ufoinc.jp