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日本茶ドキュメンタリー映画の製作・公開をクラウドファンディングで実現!

海と世代を超えて「今」の日本茶を伝える!
日本茶ドキュメンタリー映画の製作・公開支援プロジェクト。

海と世代を超えて「今」の日本茶を伝える!

現在進行形の日本茶の世界を描く、
日本茶ドキュメンタリー映画の製作・公開支援プロジェクトです。
(2019年夏公開予定。英語字幕付。)

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額3,350,000円を達成し、2019年8月13日23:59に終了しました。

コレクター
286
現在までに集まった金額
3,804,002
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額3,350,000円を達成し、2019年8月13日23:59に終了しました。

Presenter
“ごちそう茶事”制作チーム プロフィールを表示

プロジェクトをブログやサイトで紹介

テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。

あなたにとって日本茶はどんな存在ですか? ひょっとしたら、これまで知っていた日本茶より、その世界はもうちょっと広いかもしれません。日本茶は不思議な飲みもので、よくできたお茶は、人に癒しや非日常の感情をわかせることができます。最近は、そんな日本茶の魅力に気づきはじめた人たちが、新しい日常の中で、ちょびっと心の動くお茶の時間を楽しんでいます。 この映画は、そんな今と今からの日本茶がつくりだす、「うつわ一杯の非日常」を描く日本茶のドキュメンタリー映画です。 “ごちそう茶事”との出会いが、皆さんの心の琴線に触れる日本茶体験への入り口となりますように。 この映画で、もう一度、お茶と出会ってください。

現代の茶人からの応援メッセージリレー vol.3

vol. 3 2019-06-26 0

現代の茶人からの応援メッセージリレー vol.3
<静岡・本山>森内茶農園 森内吉男さん

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日本茶ドキュメンタリー映画製作チームの高津です。
クラウドファンディング序盤、64名の方にご支援いただきました。
応援してくださる方が一人また一人と増えていくと、本当に嬉しく力をいただきます。

一方、まだクラウドファンディング成功のためのベンチマークには届いていない状況です。
ぜひ、ファンディング期間の前半で、日本茶の楽しさを知っている、日本茶にワクワクしている皆さまから熱を分けていただき、
後半戦でその熱をより遠くの方々、未来のお茶ファンまで届けていきたいと考えております!
ぜひ、皆様のご支援よろしくお願いします!!

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現代の茶人からの応援メッセージリレー第3弾は、
静岡のお茶の名産地・本山の森内吉男さんです。

摘みたての日本茶の鮮度感と山の香りを茶葉に閉じ込める。
その技は製茶(せいちゃ)と呼ばれます。
お茶農家さんの場合は、畑での栽培だけでなく、この製茶までできて、
初めて一流の茶農家になれるという点が特徴です。

森内さんは、栽培に加えこの製茶の名人であり、しかも、
手もみでの製茶にも機械での製茶にも熟達した名人です。

日本茶の中核である蒸し製緑茶において、
何をイメージしながら製茶を行うのか森内さんに質問したところ、
その答えは「摘みたての茶葉の色や香りを再現する」というものでした。

鮮度感というのは、摘みたての葉っぱってとってもいい匂いがするんですよ。甘いというか、清々しい香りというか、若葉の香りというか、それをね、いかに再現、急須でお茶淹れてそこに立ち上がる香りが、なんとか再現できるように、ちょうどそれを蒸している時の匂いと、蒸している時の匂いが同一の感じがするんですよね。

かつて、中国から日本にお茶が伝わった当初の製茶は「釜炒り」という製法でしたが、
その後、ジャパンオリジナルとして「蒸し製」という製法が日本の茶文化の中で育まれました。
では、蒸すのと炒るので、お茶の香味にどのような影響があるのか、森内さんに聞いてみました。

釜炒り製で殺青すると、釜炒りの内壁面温度が400度ぐらいでも、だいたい、5-7分くらい、殺青にかかってしまう。ですが、蒸し製では、鮮度のいい柔らかい芽であれば、100度の水蒸気で20秒内外で酵素の活性を失活させることができる。そういう時間的なね、問題が一番大きんでないかと思います。

このように、短時間でお茶の持つ酸化酵素を失活させることが、摘みたての茶葉の鮮度感を再現する上での鍵になる、そのためには蒸し製が最良の方法となります。

そして、もう一つの日本茶の製茶の特徴は「揉みながら乾かす」ということです。この点についても聞いてみました。

強く揉みながら形を整えながら乾かしていくという方法は、世界中のお茶の中で、日本の蒸し生の緑茶が特異的な製法なのではと思う。いくつか理由はあると思う。一つは、日本の気象状況から得られる葉っぱが、含有水分が結構高い。それを鮮度感を保つためにあまり茶温をあげずに揉むと鮮度感のいいものが出来上がる。そういうことであると、適度な揉み圧をかけながら、火力というよりも揉み圧をかけながら、風を送りながら乾かしていくということが、風と温度とも揉み圧のバランス、なおかつ、よく揉むことで味が浸出しやすい、濃厚なコク味を得ることができる。そして最後に針状に綺麗に伸ばせる。見た目の美しさ。美味しくいただこうと思った時の大切な要素になるのではと思います。

普段私たちが無意識に飲んでいる蒸し製緑茶の製法の中に、日本人の食文化や美意識、
そしてそれに応える技術が隠れていることに気付かされます。

最後に、森内さんのインタビューの中で印象的だったのが、製茶を深く勉強していくと、
緑茶、烏龍茶、紅茶という茶種は違えど、製茶の真髄には同じものを感じるというお話でした。

ちょっとアプローチが違うだけで、根源的なものは一緒で違和感がない。全てのことに共通してくる部分は、萎凋するにしても、狙いをつけて萎凋している。香りの発揚を促す。それまでずっと、最初から最後まで葉っぱを傷めない、目的を達するために余分なことは一切しない、お茶のダメージになることは一切しない。いかに鮮度を保ちながら萎凋させるか、香気の発揚を促すか、あるいは、鮮度を保ちながらダメージを与えて香気の発揚を促すことができるか、そのことに尽きるような感じがします。

そうしてお茶のポテンシャルを引き出す、上手に製茶されたお茶がもつ共通の特徴についてもお話いただきました。

全ての蒸し製のお茶にしても萎凋の進んだ紅茶でも、お茶ってどんな茶種でもやはり飲み終えた後の爽快感は、どの茶種でも、それを期待しているというか、それを味わうことができるという共通項を持っていると思う。最後の最後にその飲み終えた後の爽快感というのが、リフレッシュされた気分というのが、葉っぱの鮮度をいかに維持しながら、目的とする葉っぱに作るか、育て上げていくか、そういうことだと思う。その鮮度感を最も強調したものが、すぐ蒸して、製造に至らしめる日本の緑茶。ずっと最後の最後までいじめ、アプローチして香りの発揚を促すのがウーロンであったり、あるいは、さらに紅茶で、揉捻でグッと香りの発揚を促す。そのアプローチするステージが違うということだけで、あとはみんな一緒、そんな感じがしています。ですから、共通項は、水色が濁っていない。全て、水色がクリア。

これだけの深い思考と試行錯誤を繰り返した実学を経て培われた、
森内さんの「今」のお茶づくりを、ぜひ本編でご覧ください!

日本茶ドキュメンタリー映画製作チーム
高津 真

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  • 3000

    オンデマンド鑑賞コース

    • お礼メール
    • 映画オンデマンド鑑賞
    • 映画デジタルパンフレット
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 64人が応援しています。
  • 6000

    日本茶飲み比べコース

    • お礼メール
    • 本編に登場した茶人の日本茶(茶葉3種セット)
    • 映画オンデマンド鑑賞
    • 映画デジタルパンフレット
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 34人が応援しています。
  • 10000

    映画DVD&エンドロールにお名前コース

    • お礼メール
    • 映画DVD
    • 映画パンフレット
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    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 57人が応援しています。
  • 10000

    はじめての急須コース

    • お礼メール
    • 映画オンデマンド鑑賞
    • 映画デジタルパンフレット
    • はじめての急須(常滑焼)
    • 本編に登場した茶人の日本茶(茶葉3種セット)
    • エンドロールにお名前を掲載 (小)
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 35人が応援しています。
  • 15000

    限定ディレクターズカット&エンドロールに写真コース

    • お礼メール
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • エンドロールにお名前を掲載(中)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 30人が応援しています。
  • 残り12枚

    20000

    satenコラボセミナーコース

    • お礼メール
    • saten特別セミナー(カフェオーナー向け)
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • エンドロールにお名前を掲載(中)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 8人が応援しています。
  • SOLDOUT

    20000

    若手作家急須コース

    • お礼メール
    • 若手作家急須(萬古焼)
    • 映画DVD
    • 映画パンフレット
    • 本編に登場した茶人の日本茶(茶葉3種セット)
    • エンドロールにお名前を掲載(中)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年11月 にお届け予定です。
    • 20人が応援しています。
  • 残り11枚

    20000

    ブレケル・オスカルお茶会コース

    • お礼メール
    • ブレケル・オスカル主催のスペシャル茶会へのご招待
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • エンドロールにお名前を掲載(中)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 9人が応援しています。
  • 残り43枚

    30000

    映画上映会の主催権(3日分)コース

    • お礼メール
    • 映画上映会の開催権(3日分)
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • エンドロールにお名前を掲載(中)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 7人が応援しています。
  • 残り1枚

    30000

    出張日本茶ワークショップコース

    • お礼メール
    • 出張日本茶ワークショップ
    • 映画上映会の開催権(1日分)
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • エンドロールにお名前を掲載(中)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 9人が応援しています。
  • 残り4枚

    50000

    急須のぽたんコース

    • お礼メール
    • 急須のぽたん(急須乾かし台)
    • 映画上映会の開催権(3日分)
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • 本編に登場した茶人の日本茶(茶葉3種セット)
    • エンドロールにお名前を掲載(大)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年10月 にお届け予定です。
    • 6人が応援しています。
  • 残り15枚

    50000

    職人のオリジナルペア急須コース

    • お礼メール
    • 職人のオリジナルペア急須
    • 本編に登場した茶人の日本茶(茶葉3種セット)
    • 映画上映会の開催権(3日分)
    • 映画DVD
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • エンドロールにお名前を掲載(大)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年11月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 残り8枚

    100000

    日本茶ドキュメンタリー映画フルコース

    • お礼メール
    • 職人のオリジナルペア急須
    • 急須のぽたん(急須乾かし台)
    • 映画DVD
    • 映画の上映会の開催権(10日分)
    • 限定ディレクターズカットDVD(未公開の映像・インタビュー等)
    • 映画パンフレット
    • 本編に登場した茶人の日本茶(茶葉3種セット)
    • エンドロールにお名前を掲載(大)
    • エンドロールにご自身の「日本茶のある風景」の写真を掲載
    • パンフレットにお名前を掲載
    • 2019年11月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。